喜久家プロジェクト

日本一細長い半島、四国最西端「佐田岬半島」。 国内外からのボランティアとともに郷づくり「喜久家(きくや)プロジェクト」。

人つなぎ

2013-12-14 | ブログ
 人と人がつながることでおもしろいことが起きる。
それは足し算のようなこともあるし、かけ算のようなこともある。


 今日、また、とてもすてきなつながりができた。
 ふるさと平礒で若者と共に行っている郷づくり「喜久家プロジェクト」をいつも気にかけてくれて、
応援してくれている酒井あいさん。
あいさんが、わざわざ遠く平礒に来てくれた。
しかもとてもすてきな先輩を連れて。

 大学時代を愛媛で過ごし、ふるさとが広島でありながら、
今もなお愛媛を大切に思ってくれている岡野さん。
初対面でありながら、誰もを受け入れられるような雰囲気。
そしてはずむ会話。

 学生時代から、そして今も仕事の関係で世界のいろいろなところに行かれている。
その旅のスタイルも、「かわいい子には、旅をさせろ」
のようなエキサイティングなもの。
 まるで「地球の歩き方」の寄り道編を書けるような。

 今は、日本の水産会社大手に勤めていて、
お客さまの豊かな食と健康を願って働かれている。

 お互い、田舎のすばらしさ、
自然体験や生活体験、社会体験のすばらしさを肌で感じるタイプのようで、
似ていると思った。


 せっかくなので小さな平礒を案内させてもらった。
「小さなこともすばらしい」
 小径にも、積み上げられた石垣にも、古い家にも、色づいてきた柑橘にも
温かい人の手が加えられている。






 郷を見下ろすお墓に立ち、
郷の昔やならわしについても話をさせてもらった。



 あいさんのおかげでまたひとり、すてきな人とつながった。

 あっという間に午後2時近く。
予約をしていた名取の船山食堂へ向かった。

 おばちゃんの温かいおもてなしを受け、
また話に花が咲いた。

 続いて、二名津の田村菓子舗へ。

                      岬人(はなんちゅう)