喜久家プロジェクト

日本一細長い半島、四国最西端「佐田岬半島」。 国内外からのボランティアとともに郷づくり「喜久家(きくや)プロジェクト」。

人つなぎ ~佐田岬編その3 田村菓子舗の3代目~

2013-12-17 | ブログ
 12月14日(土)、東温市の酒井あいさんとその先輩岡野さんが佐田岬を訪ねてくれた。

 あいさんから、岡野さんというとてもすばらしい人を紹介してもらった。
それにお返ししたく、岬の人を2人につなげたいと思った。

 それは、ふるさと平礒の道行くおっちゃん、おばちゃんであったり、
船山食堂のおばあちゃんであったり。
 そして夕方も近づいていたので、ぜひつなげたい人である
二名津の田村菓子舗の3代目、よっくんに電話をかけた。

 4時30分から仕事が入っているらしく、わずか30分であったが急いで車を走らせた。
車を降り、海岸ばた集落独特のまちなみに岡野さんの
「ふるさと因島にそっくりです。いいですね。」
との驚きの声。
哀愁漂う雰囲気。

 田村菓子舗に着き、お互いを紹介する。
あいさんも岡野さんも手づくり感あふれるこの店の雰囲気がとても気に入ったみたい。
そしてそれを手がけたよっくんのことも。

 あいさんは、黒め塩ぼーろやうにまんじゅう。
岡野さんも、うにまんじゅう、そして何とウニの瓶づめに興味を示した。
さすがその道のプロだ。




 よっくんも、あいさんのボランティアによってどんな豊かさを手に入れることができるかという
理論的な話に納得。

 時間があれば、さらにさらに広く、深く盛りあがっただろうが、
時間となったので店を出た。

 店の前は、二名津の若者のリーダーである増田さんを中心とした人たちが手がげた広場に
芝生が植えられていた。
この場所が、地域の人たちの憩いの場となり、新しい風が吹く場ともなる予感がする。



 再会を期待して、記念撮影。

 

 この出会いにより、新しい風が吹くことを楽しみにしている。

                             岬人(はなんちゅう)