喜久家プロジェクト

日本一細長い半島、四国最西端「佐田岬半島」。 国内外からのボランティアとともに郷づくり「喜久家(きくや)プロジェクト」。

ふるさとブログ(喜久家プロジェクト・ブログ)を書き続けて

2013-12-21 | ブログ
 「継続は力なり」
というがこれを続けてきたというものがなかなか思いあたらない。

 どんなに小さなことでも、続けることがいかにむずかしいことかを感じている。

 尊敬する双海町の若松さんが
「はがきを毎日1週間書くことは、おそらくがんばれば誰にでもできます。
誰にでもできることなので平凡。
 ただしそれを20年続けるということは、多くの人がまねできないこと。
非凡なことです。」

 平凡と非凡の大きなちがいは、継続するということ。

 そんな若松さんは、はがき以外に、社会が情報化社会になるのにあわせ、
ブログも毎日2本書かれている。

 私など到底足元にもおよばないが、
何か続けてみようと大きな影響を受けた。
 4年前に、喜久家ボランティアがブログを立ち上げ発信し始めた。
彼女たちは期間が過ぎ、旅立っていくとき、
「できたら、この後ブログをたのみます。」
と言われ、引きついだ。



 コンセプトとして、
○ ふるさとの様子を発信していく。
○ 田舎・農業・ボランティアの良さを発信していく。
○ 広く日本・世界に目を向け、地元で実践できることに目を向ける。


 という内容なので、ずいぶんと限定されたもの。
「ふるさとを離れて暮らす人たちに、ふるさとの様子を伝えられたらいいな。」
「そんな時代遅れのような暮らしが、日本の佐田岬にある。」


 4年前引きついだころ、このブログを見てくれている人は、10人ほどだった。
 コメントもあったので、誰が見てくれているかわかった。
その人たちの顔を思い浮かべながら書き続けた。
それが少しずつ増え始め、先週は過去最高の人数。
 1週間で、1552人。
 1日平均、224人が見てもらったことになる。
最も多かった日で、1日301人。


 何か不思議な感じがする。
まるで徒然草のごとく、つれずれなるままにそこはかとなく書きしるしているだけ。
 4年前のように顔が思い浮かぶ人の方がはるかに少なく、
いったいどんな人が見てくれているのか思い浮かばない。

 でも心から感謝している。
何らかの気持ちで通じ合うところがあるということに。
 さざ波にしかならないだろうが、さざ波でいい。
ふるさと・田舎・社会を変えるつながりになってほしい。


 今朝は、早起きした。
そして今日もつれづれなるままに書いている。

                       岬人(はなんちゅう)



 

二名津のクリスマス・イルミネーション 2013年バージョン

2013-12-21 | ブログ
 二名津のクリスマスイルミネーション 2013年バージョン



 クリスマス間近。
1年中で一番夜がにぎやかなこの時期。

 各家々や街角には、きれいなイルミネーションが輝く。

 こちら二名津でも毎年恒例のイルミネーション。
旧二名津中学校校舎に飾りつけられている。
 今年は、さらにグレードアップして輝きを増していて、
見る人を幸せな気持ちにさせてくれる。

 これは、二名津地区を中心とした有志の若者たちが、
「地域を楽しく、盛り上げよう」
と数年前から行っている。

 予算は、地区の人たちからの寄付。

 全てが手づくり。



 先日、平礒への帰りに娘たちと立ち寄りながめた。
「きれいやね。」
との声。
 
 娘たちは、これから将来、様々なイルミネーションを見るだろうが、
真っ暗なふるさとの夜を照らす忘れられないワンシーンになることはまちがいないだろう。

 イルミネーションの輝き。
そしてそれを創った地域の人たちの輝き。

 両方を楽しむことができた夜だった。

                         岬人(はなんちゅう)