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UNESCO記念日

2011年11月04日 | 日記
                
              
 国際連合が戦争の悲劇を繰り返さないため、世界の教育科学文化の
発展と推進を呼び掛けたUNESCO設立は、1946年11月4日だった。
フランスのパリに本部を置き、世界平和のため多くの活動を行っている。
しかし、戦争を繰り返さないという目的が達成されているとは言い難い。
世界各地で宗教観や民族の相違、また利害関係などから紛争が絶えない
現状がある。1946年11月というと日本が太平洋戦争に負けて15ヵ月後、
平和の尊さは世界の誰よりも痛感していたことだろう。
 再び戦力を持たず平和を維持し、国際貢献に尽力する姿勢の日本国は、
アメリカに次いでUNESCOの活動分担金を負担している。
子供たちの教育や健康に関わるUNISEFにも、物心両面でサポートしており
海外旅行の際に、現地の方から感謝の言葉を聴くことも珍しくない。
 UNESCOというと世界遺産、その文化遺産や自然景観を訪ねるのが旅の
大きな楽しみ。我が国でも今年新たに平泉遺跡と小笠原諸島が承認されて、
先人たちの労苦を改めて思い遣る機会になった。
 この地球上に本当の平和が構築される日が来るかどうか、甚だ疑問だが
少なくとも幼い子供たちが犠牲にならない社会を築くのは、大人の責任だろう。
 そのためには関心を持つこと、持ち続けること、ささやかな寄付行為、身近な
自分に出来ることからUNESCO活動を支えたい。
コメント
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