kimitsuku独り言

日々の暮らしから感じたあれこれを
ひとりブツブツ独り言

輝く言葉 小さな詩人たち

2011年11月05日 | 日記
            
 北海道文化テレビ製作のドキュメンタリー『輝く言葉 小さな詩人たち』を観た。
以前このブログでも紹介した十勝の児童詩誌「サイロ」の50年を記念する番組。
北の大地の美しい映像を交えながら、代表的な詩を原田知世の朗読で紹介し、
新しい『幸福』の形を探ろうと試みる番組だった。
           
 小さな詩人たちのその後を訪ね、土に生きる喜び・厳しさを伝えていた。
十勝出身の小説家で『静かな大地』の作者、池澤夏樹さんのインタビューも
あり、作品の背景をも知ることが出来て、ひとしお感慨深いものがあった。

                  幸せ 
           
            幸せって何だろう  
            いったい何を幸せと言うのだろう
           畑が何処までも続いている  
            時と一緒に風は流れて
           すき通る青空 夢のように雲が浮かび
            小麦 ビート じゃがいも 緑がゆれて
           あざやかな花 綺麗な蝶が舞う
            終わりのない 細くて長い道
           風を切って かけぬける
            葉がこすれあう オルガン
           川は流れて 鳥は飛んで行く
            幸せって何だろう  
           いったい何を幸せと言うのだろう
            これが幸せと言うのなら 
           今 私は笑っている


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする