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現代への視点2015

2015年11月23日 | 日記
                      
 D新聞社主催のフォーラム、『現代への視点2015~歴史から学び、伝えるもの』を視聴しました。
今年は戦後70年とあり、D社も年初からこの70年を振り返る様々な企画が為されてきましたが、今回の
フォーラムは倉本聡氏、保阪正康氏、姜尚中氏が、講演とトークセッションの形で想いを語っていました。
 倉本氏は「戦中から敗戦、そして戦後」、保阪氏は「今、私たちはどこに立っているか」、姜氏は「北東
アジアの『虚妄』に賭ける」と題して、それぞれの戦争体験から現在のIS問題まで、幅広い視点で世界・
歴史・民族・戦争・文化・伝統などを鋭く分析し熱く論じて、なかなか興味深い話が聴けました。
 第二次世界大戦の後、「もし第三次大戦が起きたら、人間はどんな武器で戦うと思うか…」と訊かれた
アインシュタインは、「第三次大戦では何を使うか知らないが、第四次では多分、人々は棒と石を持って
戦うのではないか」と答えたそうです。核兵器を使用した第二次世界大戦より、更にエスカレートするで
あろう第三次世界大戦で、地上の人類はほぼ全滅し文明も廃れ果てる。その結果、第四次の大戦では、
再び元の原始的な戦いに…という意味のようですが、そう思うとアインシュタインの言うように、人間の
愚行とは何と果てしないものかと、虚しくなるばかりです。
 今日の講演&セッションで聴いた話を、これからゆっくり考えて消化したいと思っています。
コメント (2)
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