丁度１ヶ月後の８月５日にブラジルのリオデジャネイロで開幕する、第31回夏季オリンピック大会ですが
ブラジル政界の混乱や関連施設工事の遅れ、治安の悪化など諸々の不安なニュースが聞こえてきます。
２年前の
ワールドカップの際にも心配されていたけれど、立派に大会運営したのだから…と思いつつも、矢張り何処か不安がぬぐえない昨今の世界情勢です。本来 『スポーツの祭典』であるべきオリンピックが
政争の道具にされたり、テロの対象になったり…４年後のTOKYOを思うと、対岸の火事では済みません。
今の侭では益々広がるだろう世界的な経済格差や人々のフラストレーション、思えば前大会の開催地は
ロンドンでした。現在その地で吹き荒れているEU離脱騒動
…社会の移り変わりに驚くばかりです。１ヶ月後、初めて南アメリカ大陸で開かれるオリンピックが、ブラジルの子供や若者たちに、喜びと希望を
もたらす機会になるよう祈ります。混迷する世界の人々に、リオっ子の明るいメッセージが届きますように…。
