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毎週日曜日は、NHK-TV『日曜美術館』を楽しみに観ています。今週は『“暮し”にかけた情熱 花森安治
30年間の表紙画』でした。太平洋戦争後、敗戦で打ちひしがれた日本人の暮らしを立て直したと言われる、
国民的生活雑誌、『暮らしの手帖』。その雑誌の編集長であり30年間にわたり表紙画を描いた花森安治氏。
昭和23年9月の創刊第1号
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他の婦人雑誌と違って商品のPRが掲載されてなく、ちょっと知的な雰囲気の季刊誌で、新商品のテストや
職業婦人向けの記事、家事のアドバイスなどを興味深く読んだ記憶があります。
『すてきなあなたに』という別冊も出ていたので、友人の結婚祝いに贈ったこともありました。
今回、改めて『暮らしの手帖』発刊と花森安治氏の想い、戦後復興を支えた文化人たちの熱意に触れて
深い感動を覚えました。此の一週間、バランスを欠いた参院選の結果やフランス&トルコの不穏な事件に
気が重い日が続いていましたが、表紙画に込めた花森安治氏のメッセージに想いを新たにしました。
暫く手に取っていない『暮らしの手帖』、さっそく後で近くの書店に行ってみましょう。