kimitsuku独り言

日々の暮らしから感じたあれこれを
ひとりブツブツ独り言

『一本の道…ポルトガル大航海時代の道をゆく』

2016年07月27日 | 日記
     
 NHKの紀行番組『一本の道』。古来から人間は道を作り、行き来することで交流が生まれ、歴史や文明を
築いてきました。此の番組は、そんな歴史と文明と自然に彩られたヨーロッパ各地の「一本の道」を、NHKの
アナウンサーが歩く旅番組で、今まで「イギリス…コーンウォール」や「イタリア…天空の城」、「フランス…
黒い聖母の道」、「ドイツ…魔女の道」などが放送されています。信じられない程の絶景や先人たちの足跡、
現在その地に生きる人々の暮らし等を辿りながら、歩くことで得られた感動や想いを丁寧に語り掛けてくる
番組です。今回はユーラシア大陸の西端に位置する国ポルトガル。その南端アルガルヴェ地方の「大航海
時代の道」を取り上げていました。15世紀のポルトガルに輝かしい栄光を齎したエンリケ航海王子の足跡が
トレッキングコースとして整備されています。
 Kimitsukuがポルトガルを旅したのは2004年10月の事。今回のアルガルヴェ地方には行かなかったけれど
乾いた道の果て断崖絶壁のサン・ビセンテ岬から、かつて訪れたロカ岬を思い出して懐かしさ一杯でした。
 其処此処にアラブの影響が観られ、何処か内気で素朴な人々、日本に対する親密さなど楽しい旅でした。
ひたすら歩くことで知る“自分”という存在、“生きる”意味合い。「歩くこと」で人間は原点に戻り未来へ向かう
エネルギーを得るのかも知れません。改めてそんな想いを深くした、今夜の『一本の道』でした。

コメント
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