雨の中に 立春大吉の 光あり ‥高浜 虚子‥
今日は『立春』、暦の上では春を迎えたことになります。
昔は縁起の良い『立春大吉』の御札を、家の門や玄関などに貼って
≪除厄招福≫を願ったようですが、現在ではそのような風習は廃れて‥
不肖 Kimitsuku など
『立春大吉』から連想するのは、僧侶であり作家だった寺内大吉さんのこと。
小説を出版することになったが本名は使えず
連絡先にしていた大吉寺内〇〇から、ペンネームを寺内大吉にしたというエピソードです。
上記の高浜虚子の俳句は
・・寒い雨の中でも、立春大吉の札が貼ってあると
そこだけ光が差し込んでいるように感じられる・・の意。