今月6日に起きたトルコ地震の死者は、隣国のシリアと合わせて7800人を超えるとか‥。
日本と同様に、地震の多いトルコでは複数のプレートが衝突しており
過去にも多くの大地震を経験していますが、今回はその最大級の被害に匹敵するそうです。
異郷トルコを旅したのは、今から20年前の2003年秋のこと。
国の東側はアジア、西側はヨーロッパに位置しており、異国情緒が溢れる魅惑的な国でした。
イスラム文化の数々に驚嘆し、世界三大美味グルメに舌つづみを打ち
古代都市エフェソスの遺跡を廻り、石灰棚のパムッカレ温泉に足を浸し
メブラーナ教の聖地コンヤでは、摩訶不思議な円舞に目を見張り
奇岩が聳えるカッパドキアでは大自然の為せる造形に嘆息し‥。
その合間にベリーダンスを鑑賞したり、老夫婦の家でチャイをご馳走になったり
小さなトルコ絨毯を買ったり、本場のトルコ風呂を経験したり‥。
そして旅の終盤、イスタンブールのホテルロビーの新聞を見て
北海道で大きな地震があったことを知りました。
KUSIRO、TOMAKOMAIの文字と一緒に
見覚えある苫小牧港の写真が‥。
現地ガイドの話では、トルコの人々は同じ地震国として
日本人の勤勉さ・復興の迅速さを尊敬しているとのことでした。
今回の地震被災は、どの程度のものなのか予測も出来ませんが
トルコの皆さんの尽力で一日も早い復興がなされるよう、祈っております。
イスタンブール・アヤソフィア メブラーナ教の円舞 エフェソス遺跡