久し振りの上野公園は、世界遺産に登録された西洋美術館を訪れる多くの人々と、夏休みの子供たちで
賑っていました。3年前一緒にイタリアを旅し、ウフィツィ美術館を観たMarinoと、今日は西洋美術館を訪ね
ました。絵画よりも彫刻に興味があるKimitsuku、早速ロダンの傑作『考える人』と『カレーの市民』の元へ。
初めて観たMarinoは、ロダン彫刻の力強さに圧倒されたようで、以前フィレンツェで観たミケランジェロ傑作
『ダヴィデ』を思い出していました。アカデミア美術館でオリジナル『ダヴィデ』の周囲を、グルグル周りながら
見上げて感動したあのひとときが甦ります。次に常設館に入場して膨大な絵画・彫刻を観て回りました。
興味ある作品は直ぐスマホ検索する孫娘に、「便利な世の中だねぇ…」 感心するKimitsukuおばあちゃん。
モネの大きな『睡蓮』に感動し、ピカソのな絵画に首を捻り、フェルメールの『聖プラクセディス』に驚いたり
コルビュジエ建築のレクチャービデオを観たりして、3時間ほど広い館内を歩き廻りました。
月末にスペイン旅行を予定しているMarinoは、サグラダファミリアやプラド美術館、グエル公園が楽しみとか。
若いうちに広い世界に触れるって貴重な体験よね。来春には社会人としてスタートする孫娘に激励の
ランチは文化会館2階のレストラン・フォレスティーユで、美味フレンチを頂きました。
左「豚肉ロースト ポルケッタ風 スモーク豚舌ラビゴットソース」、右「牛ロース肉ステーキ フォアグラと
トリュフのソース」。どちらも視覚&味覚とも満足させる、結構な TOKYO美味 でございました。
Marinoがスペイン旅行で楽しみなのは、バルセロナのサン・ジョセップ市場で生ハムを買い、広場ベンチで
観光客気分を満喫することですって…。10年前スペイン旅行を経験している大先輩として、ワインはカヴァ
冷製スープのガスパチョも美味しく、勿論パエリアや甘いチュロスもお勧めよぉ~とアドバイスしました。
22年前に札幌で誕生した孫が大きく成長し、社会に飛び立とうとしている姿に感慨無量のKimitsukuです。