八兵衛のセカンドライフ

46歳で脳幹(橋)出血、現在72歳の車イス男性。ブログはFact is factで(事実だものしょーがねぇべ)

改善スピードは年々アップする

2012年02月12日 16時18分47秒 | 持論
【体重】
  72.2kg  → 先週=71.7kg、2週前=72.5kg、3週前=72.8kg、1月前=71.9kg
           2011年=72.3kg、10年=76.8kg、09年=76.9kg、08年=77.9kg、07年=79.7kg

【血圧(低―高、mmHg)】
  なし   → 先週62-101、2週前=なし、3週前=62-103、1月前=なし

【特記】
 ◇昨日も足踏みしながら思ったけど、ここ3,4年は年を追うほどに驚くほど改善スピードがアップしていて、
   それが身体のこなしや動きに現れてくるので、いろんな生活行動も質的に向上してくるのが嬉しい。

   そうは言っても自立歩行するまでの大変さは、あらためて痛感する。
   やっぱり背骨がグラグラしている状態では、自立歩行はなかなか難しいな。
   上体の筋肉を鍛えて、背骨のグラグラを抑えて行かないと、ね。

   でも改善スピードは間違いなくアップしているので、これからの体幹マヒの改善を大いに期待している。

    ps:自分の体験で考えてみると、神経の改善は『末端から中心へ』と何万回も繰り返えされて、年月につれマヒ改善も深層から表面へと進む。
      マヒの改善は、筋肉が改善されてくることと同じこと。
      つまり神経改善が皮膚表面に向かってくるほど、改善される筋肉の面積も大きくなるので、マヒの改善スピードも速くなる。

      円の面積=π×半径×半径 、マヒ改善の筋肉=円の面積、改善神経の深さ=半径、と置き換えてみると感覚的に想像できる。
      深さ方向の神経改善スピードが同じでも、改善筋肉の面積はその2乗で大きくなるので、筋肉面積が大きくなったぶんマヒ改善も速くなる。
      もちろん、今の身体は倒れてからの改善が加算された総改善だから、体積になるんだけどね。

 ◇昨夜のテレビ(関ジャニ仕分け)の中で、山本譲二さんが『みちのく一人旅』を思い入れたっぷりに歌っていた。
   あのあと、私もお風呂に入ってみちのく一人旅を歌った。
   もしあのカラオケ基準の点数がついたなら、40点以下の赤点だろうけどね、でも気分は最高に良かったなぁ~

    みちのくひとり旅
コメント (4)
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当らずとも遠からじ

2011年06月27日 11時22分18秒 | 持論
脳細胞の大胆な仮定と想像のもとに、
脳幹(橋)出血で壊れた私の脳細胞に完全迂回路ができるまでの年数を、エイヤーと計算で求めてみる。
あくまでも医学に素人の乱暴な仮定と想像にもとづくものなので、軽く読み流されたし。


人の身体の細胞数 =60兆個。
脳=1350g、細胞数=500億個、と言われている。
脳幹=200gなので ⇒ 推定細胞数 500億×0.148=74億個。

医学に素人の恐いところかも知れないが、ここでエイヤーと以下のように大胆に推定。

  ・脳橋は脳幹の2割と推定。      ⇒ 細胞数=15億個
  ・橋の1割が出血でやられたと推定。 ⇒ やられた細胞数=1.5億個
   (高死亡率に勝ち、助かったのだから)
  ・リハビリで中枢神経の迂回は10秒間に1個活性化して伸び、その都度部分開通と仮定。
   (個人差、リハビリにより区々だと思うけど)
     1時間=3600秒=360個
     1日=24時間だから ⇒ 360×24=8640
     1年=365日だから ⇒ 8640×365=約300万
     10年では     ⇒ 300万×10=3000万

やられた脳橋が1.5億個だから、大胆な計算上は、発病から50年で迂回路が完成。
この10年間を振り返って見ると、必ずしもマユツバではない感じがする。

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強気持論のエッセンス

2011年05月27日 05時45分13秒 | 持論
橋出血とその後のリハビリ体験をもとに、我田引水のきらいがあるけど持論を述べる。

(1)脳の神秘は『迂回ネットワークの再構築』にあり
    
   脳出血や脳梗塞により脳のある箇所がやられても、
   脳の中では使われていない他の細胞が、失われた機能を補完しようと、
   迂回ネットワークの再構築に24時間フルにスタンバイしている。

   年月の長い時間はかかるが、リハビリによる刺激を脳に与え続けることで、
   細胞単位にだが『AがダメならBへ』の脳の迂回ネットワークは、確実に再構築されて行く。

(2)『撫で擦り』は脳の迂回を促進する

   24時間フルに動いている脳の迂回ネット再構築を、細胞単位のわずかな迂回であっても、
   部分開通させて脳システムの改善を行って行くには、脳に刺激を入れ続けて脳からその反応を引き出し続けて行く。
   このようなリハビリを継続して行うことが極めて重要。

   脳への神経情報の入出力を続けるには、身体のマヒ部の撫で擦りこそが最も簡便で最適。
   撫で擦る人は本人が望ましいが、もちろん他人(家族、療法士、整体士など)でもOK。

(3)撫で擦りのベストな環境は『明け方のふとんの中』

   痛い熱い痒い・・・などの感覚は、全て神経伝達にもとづいて脳が感じている。

   撫で擦りの状況を脳が感じ取るベストな環境は、明け方のふとんの中である。
   明け方のふとんの中でも、マヒ側を上にする横向きの横臥がベスト中のベスト。
   明け方が良いのは温かいし、横になると過重感が下位に相乗しないから、
   昼間の立位時よりも2~3倍感覚が鋭敏になる。
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