八兵衛のセカンドライフ

46歳で脳幹(橋)出血、現在72歳の車イス男性。ブログはFact is factで(事実だものしょーがねぇべ)

11月30日(湯船の天国気分を知っているだけに)

2015年11月30日 19時04分48秒 | 介護サービス
今日は11月30日、明日からは季節も冬になる。
冬の寒い夜には、暖かいお風呂につかる気持ち良さは天国にも匹敵する。

デイには車イスでも湯船につかれる船のドックのような特殊設備があって、介護員さん達から私も再三勧められた。
その湯船につかると気持ち良いことは200%想像できるのだけど、しかし私はその湯船につかったことが一度もない。
何故か。
それは、その湯船につかると天国にのぼるくらい気持ち良いだろうし、
そのうえに、湯船に身体をひたすと心身が解放されて眠くなるからなのだ。
自宅で夕食前に湯船につかった時など、いつも夕食後の19時台にソファでテレビを見ながら寝ているもの。

デイサービスではあるけれど、私は通所リハビリに通っているつもりだ。
お喋りすることも、カラオケや童謡を歌うことも、俳句を書き写すことも、昼食やおやつを食べることも、
トイレに行くことも、ゲームをすることも、シャワーで身体を洗うことも、着脱衣することも、
そして車イスですごすデイの一日の全てが、私にとってはリハビリなのだ。
そこにリハビリではない200%の天国(安楽)が入ると、70歳前は楽を求めずに行く決心が揺らいでしまう。
もしも70歳前に私が天国気分を味わう時が来るとすれば、それは歩くことができた時の御褒美なのだ。
ストイックな高倉健になったようで、ちょっと恥ずかしい気分もするけどね。

ということで、今日も元気にリハビリ道場のデイに行って来るべー

今日の昼食も美味しく完食したし、デイ生活を通したADLリハビリも楽しかった。
今日付けで退職(来年1月出産予定)された介護員さんのお別れ会があった。
退職された介護員さんのお人柄だろうけど、
にぎやかに、楽しく、なごやかな、実に好い会だった。
なので、今日のカラオケはなし。

 ps:ADLとは、ココ
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

11月29日(ジャパンカップとネット囲碁)

2015年11月29日 16時43分52秒 | 日常
う~、さむい寒い、放射冷却がきついのか、今朝は昨日より寒い気がする。
なんだなんだ、よそは予報どおりの最低気温なのに、仙台だけ予報より2度以上も低いぞっ。
リビングと玄関と石油ストーブ2台焚いているけど、さっぱり暖かくならないなあ

今日は完全休養日だし、久しぶりにインターネット囲碁三昧とすべーかな。
現在は3級だけど、そろそろうっかり八兵衛のポカが連発しそうな気がする。

せっかくテレビでジャパンカップを見るのだから、単勝(1着)を6番ラストインパクトと予想した。
根拠は、
 ①旗手R.ムーアが世界一の旗手だから。
 ②競馬も競輪も本命はこないで、8割は中穴(10~100倍)がくるから。
   競馬・競輪は、1割が本命(10倍以下)、8割が中穴(10~100倍)、1割が大穴(100倍以上)
 ③年末の競馬に相応しい名前(ラストインパクト)だから。

うへぇ、きたと思ったら、どうも鼻の差で2着だった。
 1着=15番ショウナンパンドラ
 2着=6番ラストインパクト
  単勝=15番   920円
  馬単=15-6 18000円
惜しかったなあ、ゴール前の競り合いは興奮した。
R.ムーアはやっぱり凄い、武豊の全盛時より上と思うな。

インターネット囲碁は3級の人と4戦やって、結果は2勝2敗だった。
4級に降格しなかったから、まあ良しとしよう。
インターネット囲碁では相手が老若男女も、身体障害者かも分からない点が大変気に入っている。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

11月28日(デイでのトイレ後のズボン上げ)

2015年11月28日 20時50分30秒 | 介護サービス
先日から股引代わりの黒タイツを履き始めたけど、これで格段に面倒臭くなったのがトイレ後のズボン上げだ。
パンツ→下着シャツ→黒タイツ→シャツ→ズボン→セーターと、上下を交互にキチンと重ねることが、
立った身体を片手手すりで支えながら、もう片手で整容するのは案外難しく手間取る。
自宅のトイレは慣れているから、数年前から手すりにつかまらずに立って、両手でズボン上げをやっている。

では、デイではどうか。
トイレは入り口をカーテンで遮蔽されているけど、乗ってきた自分の車イスが目の前にあるから、
イザの時には身体の支えに利用できる安心感があので、全く難なく立って両手でズボン上げをしている。
日中はトイレに数回行くので、この両手を使ったズボン上げはかなり実線的なリハビリになっている。
挑戦しながら実戦的なリハビリをして行くうえで、慣れることは大きなチカラを持った武器になる。

 ps:立って両手を使うズボン上げは、今春から朝の着替でもやっているから問題ない。
    しかし、いくらリハビリのためと言っても、
    万一ぐらつき介護員さんの目の前で転んだらマズイので、デイの入浴時にはやらないことにしている。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

11月27日(チリも積もれば、さて今日は?)

2015年11月27日 20時20分23秒 | 介護サービス
昨日の体幹ギアアップが呼び水になったのか、
マヒ手足の筋肉が体幹で突然繋がる感覚が今朝までに何回もあった。
起床してリビングまで伝い歩いてみたら、昨日よりマヒ足がかなり軽く感じたな。
そのうち慣れて感覚的には元の重いマヒ足に戻るんだろうけど、
チリも積もれば山となるで、少しでも回復したことには変わりない。

今朝も相変わらず寒いけど、さて、デイではどんな一日が待ち受けているのかな?

午前中いつもの文字を書く練習で俳句の書き写しをしていたら、
機能訓練員さんから、『あれっ、字が少し上手くなったんじゃない?』と言われた。
実は、今日の文字は自分でも少しマシだと思っていた所だったので、すごく嬉しかった。
自分以外の人にもそう見えたので、手の失調が若干良くなってきているのは間違いない。
午後に、出産で退職する介護員さんに安産お守りを手作りし、小さなピカソ文字でメッセージを書いた。
5mm四方程度の小さい文字を書いたのは初めてだったけど、多分私のだと分かってくれると思う。
しかし、昼食には切干大根の煮付けがついてきたので、残念ながらその小鉢は手つかずで残した。
カラオケは吉幾三の『海峡』、おとといの影法師に比べてずーっとマシだった。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

11月26日(脳神経の迂回が一段とギアアップしてきた)

2015年11月26日 19時52分08秒 | 介護サービス
昨日の昼食に出たナスの煮びたしは、以前なら手もつけずに残していたけど、昨日は美味しく完食できた。
その昼食後の自由時間で、何気なく道路地図のブックケースをマヒ手で触っていたら、
触感がまるで皮膚表面に出たように近く感じたので驚いた。
マヒ指先の触感も、ついに日中にも皮膚表面近くで感じるようになったかと感無量だった。
その後、ボランティアさんの演芸会が1時間ほどあり、歌や踊りなどが披露された。
皆さん歌好きで、歌いだしたら止まらないくらいだった。
シャンソンのリリーさん(スナックのママ)が良かったなあ~
演芸会でボランティアさんがたの豊かな声量に触発されたので、
カラオケでは堀内孝雄になりきって影法師を歌ったけど、音の高いところがチョー苦しかったなあ~

  人生賛歌
    ボランティアリーダーはこの歌に強い思い入れがあるのか酔い痴れたように、
    『♪これだけは言える、人生とはいいものだ・・』を何度も何度も繰り返していた。
    1964年『7人の孫』の主題歌というから、私が12歳・中学校1年生の時で東京五輪の年でもあった。
    あらためて聴いてみると懐かしく当時が浮かんできて、森繁節の味が滲み出てくるようだ。

今日午前中体幹ツイストしていたら、突然マヒ側腹部と背中がギアアップしたように感じが変わり大変驚いた。
腹筋・背筋まわりのこんな筋肉感覚は、この17年間で初めてだぞ。
これは脳神経の腹筋・背筋まわりの迂回の規模が、きっと大きかったんだろうなあ 
脳の迂回路の再構築が、だんだんよく鳴る・・になってきた感じがする。(期待も込めて)
午後のリハビリではマヒ尻、太腿・・と、マヒ足が一段とギアアップしたようになった。

 ps:もし脳神経の迂回路がだんだんよく鳴る・・どおりだとすると、
    何年後か何十年後かは知らないけど、私のマヒは完治することになるけど、ホントか?
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

11月25日(スタスタ歩きのフミくんには驚いた)

2015年11月25日 06時36分33秒 | 家族
久しぶりに昨日フミくんが遊びに来てくれたけど、まさに嬉しい驚きだった。
私の顔を見てニコっと笑い、『どうだっ!』と言わんばかりにスタスタと歩いてみせてくれた。
ヨチヨチ歩きを想像していたらスタスタだもの、ホント驚いた。
じきに慣れたらしく、『アンパンマン、アンパンマン』と言うフミくんの可愛い声が私にも分かった。
他は、アンコの通訳がないと分からなかったけどね。
昼寝もしないで遊び疲れたらしく、帰る間際には少しフラフラの歩きになっていた。

また、アンコから、
『お父さんのしゃべり声が、以前よりずいぶん聞き易くなった。』
『デイでカラオケを歌っている所為か、ゴモゴモ感が少なくなってきた。』
『そういえば顔の歪みだって、ちょっと見たくらいじゃ分からないくらいになったよ。』
半分はお世辞としても、自分でも若干そう思っていただけに非常に嬉しく思った。

寒波襲来で今朝から黒タイツを履いたけど、さあ、今日も元気にデイに行って来るべー
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

11月24日(要介護度の推移)

2015年11月24日 20時52分50秒 | 介護サービス
2006年退職後に要介護の申請をして、その時の初期認定は要介護3だった。
自宅ではトイレと洗面所は手すりの伝い歩きができるけど、
手すりのない所ではいざりしか移動できない車イス人間だから、
要介護3は先入観や偏りのない普通の認定と思った。

 ps1:自宅は車イス生活ができるスペース余裕がないので、手すりのない部屋内や部屋間はいざりが移動手段だ。
    もしも自宅が車イス生活向きに改修できない場合でも、全然嘆く必要はない。
    むしろ手すり生活の不便さこそが、長期に回復して行く力を引き出すリハビリになるからだ。
    デイで車イス生活の安楽さを知ったけど、私は安楽さの追求は70歳過ぎてからで良いと思っている。

以降、要介護度の推移を書いてみると、
 2006年・・・54歳、要介護3 (初期認定:甘い辛いのない中立な要介護認定と思った)
 2007年・・・55歳、要介護2
 2008年・・・56歳、要介護2
 2010年・・・58歳、要介護2
 2012年・・・60歳、要介護2
 2014年・・・62歳、要介護3
 2015年・・・63歳、要介護1 (一挙に2段階上がった?ので大いに戸惑ったが、まあ一応了承した)

過去にショートステイを4,5回利用しただけで、介護サービスの利用実績はほとんどない。
妻や娘の入院などの万一に備えて介護認定を受けておくという、一種の保険と考えていた。
2015年の要介護1認定は、それ以前の介護サービスの利用実績が殆どなかったかも知れないし、
介護財政が逼迫(悪化)していて、私が65歳未満だからという面も影響したのかも知れないし、
あるいは調査員には『私が歩行できて自立生活が可能一歩手前』と、本当にそう見えたからかも知れない。
今回要介護1になったといっても、週3回通っているデイが利用制限オーバーになる訳ではないし、
考えようによってはむしろ私の勲章でもある訳だし、異議を申し立てる理由もないので了承することにした。

私の生活行動は大きくは変わっていないのだけど、ヒアリングする調査員によっては随分違いが出るものだ。
まあ、いずれにしても、先月からデイサービスを週3以上の頻度で定期的に利用し始めたのだから、
おそらく来年秋には甘い辛いのない中立的な要介護認定がなされるだろうさ。

 ps2:更新によるヒアリング調査は原則2年に一度だけど、
    初期認定や3→2、2→3のように要介護度が変わると、翌年もヒアリング調査後の認定が行われる。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

11月23日(やっぱりな、キーワードは『迂回』なのだ)

2015年11月23日 18時02分21秒 | 介護サービス
昨日ネット散策をしていたら、私の持論と同じようなことを言っている文献に出会った。
3つに共通するキーワードは『迂回』である。
この脳細胞の迂回がなくては、脳の可塑性もへったくれもない重要なキーワードだと思う。
 ・文献1=神経細胞についての間違った医学の常識
 ・文献2=脳卒中のリハビリに光明をもたらす『促通反復療法』(通称:川平法)

蛇足になるけど、
再構築された迂回ネットワークはある種ソフトウェアのようなものだから、
骨折や大ケガなどで長い時間使わないでいると廃用してしまいかねない。
運動をしないでいると元に戻ってしまうのと似ている、こんなに短くはないだろうけどね。
だからリハビリは一生涯やり続けて行かないと、せっかくの迂回ネットも元の木阿弥になってしまうことに要注意。
この注意書きと同じことを、たしかニューロリハビリの文献でも言っていた。

だんだんよく鳴る法華のタイコ。
脳幹(橋)の再構築された迂回ネットワークが拡大して行くことで、なんとなく想像できる。
去年までは早朝の布団の中だけでしか感じなかったマヒ半身の血行が、
今では間歇的にだけど日中の時間帯でも、マヒ半身全体で血行の活性化を感じるまでに成長している。
とはいえ歩けるようになるまでには、まだまだ長い時間を要するのだろうけどね。
でも『だんだんよく鳴る』の一点に、はかない期待をかけている。

さて今日は、デイでどんな一日が待っているべーかな?

朝の雨はぽつりぽつりだったので雨具なしで行ったけど、
帰りは車イスをすっぽり覆うポンチョが、施設側で用意されていた。
時節柄、貼り絵でクリスマスツリーを作ったけど、曲りなりにも両手が使えることに感謝した。
何人かいたけど片マヒで片手しか使えない人は、ホント可哀想だったなあ。
昼食は美味しく完食したし、カラオケは酔歌を歌ってきた。
腹式呼吸を心がけたせいか、ちょっぴり楽に歌えた気がした。(と思おう)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

11月22日(ほうれい線と腹式呼吸)

2015年11月22日 20時31分26秒 | 介護サービス
◇昨日気がついたけど、どうやらマヒ顔面が動きだしたみたいだ。
  削いだように痩せこけたマヒ頬が長年全然動かなかったけど、
  『う~い~』と言うと動かなかったマヒ頬にほうれい線ができてきたもの。
  ほうれい線は女性からは加齢の象徴みたいに嫌われているけど、
  マヒ側にほうれい線ができることを発見して、私は逆に飛び上がるほど嬉しかった。
  長年氷河のように動きがなかったマヒ顔面だけど、だいぶほころんできたぞ。
  これでマヒ眼のまぶたが閉じれるようになったら最高なんだけど、こっちはまだ春遠しだ。

  今日は日曜日。
  明日からに備えて、チョコでも食べて鋭気を養うとするか。

この問題は、私も同じなんだよなあ~
  そうか、腹式呼吸か。
  今度、私も試してみようっと。

   津軽平野
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

11月21日(デイサービスとデイケアの違い)

2015年11月21日 14時06分31秒 | 介護サービス
◇あれっ?
  今朝起きてからうがいやトイレで何回か伝い歩いているけど、いつもよりマヒ足の骨が太く強くなったように感じる。
  マヒ側に体重がかけられるし、なんとなく歩き方も少し変わってきた感じがする。
  自宅と違う環境のデイとを交互に繰り返しているから、マヒ半身に『気』がみなぎって感じられるのかな?
  今までと違う環境で生活することが、脳には良い大きな刺激となるのかも。

  ゲンキンだけど、今となっては一日おきにデイに通うことが楽しくてしょーがない。
  しかし一方、なんだかんだ言っても我がままができる自宅ほど天国はない、とつくづく思うのも事実だ。
  自宅で自己流リハビリ生活と格好つけても、文字どおり他人のメシを食うのが怖かっただけなのかもね。

  今日は土曜日、家でのんびりテレビでも見ながら、足踏みやと幹ツイストでもやるべー

◇以前たんぽぽさんにもコメントされたけど、デイサービスとデイケアは似ているけど両者は違うサービスとのこと。
  両者は同一のものとして受け止めていた私が間違っていたようだ。
    ・医療やリハビリに重点をおいたサービス=デイケア(通所リハビリ)
    ・介護に重点をおいたサービス=デイサービス(通所介護)

  ↑で見ると、私が受けているサービスはデイサービスということだ。
   私は生活行動全般をADLリハビリと捉えているから、両者を混同し易かったのかもね。
   ちなみに↑サービス区分によると、名取には31のデイサービスとデイケア1つとがある。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする