
オバマ民主党が中間選挙で大敗したと報じています。
オバマ氏は「チェンジ」といって、大統領に当選しました。この間、プラハでの「核廃絶へ向けた演説」「医療制度の改革」など、アメリカや世界の期待を受け、「ノーベル平和賞」まで受賞しました。
しかし、全世界の期待に背き「臨界核実験」をおこない、日本に来ても「被爆地には行かない」というこをいっています。
新聞報道では、高い失業率と財政赤字に有効な手段をとりえず、医療改革への反発もあったといいます。
日本でも似たような現象が起きています。
高い失業率と財政赤字をかかえ医療や介護に加え年金にも不安が増す日本は、民主党に「変化」を求めました。
政権を担った民主党政権がやっていることは、自民党時代よりもっと「財界の利益」「アメリカの利益」優先の政治です。
「TPP」自由貿易へ参加は、財界の要求でありアメリカの長年の要求でありました。(これまでも、オレンジ・牛肉など農産物の自由化をしてきましたが、「関税」で日本の農業を少しなりといも守ってきました。しかし、それもなくなります)
夏の参院選挙では、このことに嫌気をさした有権者は「みんな党」に一部が流れました。アメリカでも同じようなことが起きています。
国民は、「政治を変えたい」と思っています。国民の声に応える政策と実践が有権者の心を掴むことでしょう。


写真は、生月大橋と自然乾燥の掛け稲風景です。