こんにちは浦田関夫です

市議30年の経験から私なりの視点で発信していきます。

TPP問題では対立ではなく協同を 

2010年11月30日 06時11分06秒 | Weblog
 先日の土曜日に佐賀市ほほえみ館で「佐賀の地域経済活性化シンポジウム」に参加しました。

 佐賀大学の小林恒夫教授、同じく田中宗浩准教授、米粉生産農家の古賀定次さんの話を聞きました。

 小林教授は、TPPの影響は「農業だけでなく労働者が東南アジアから流入する」「資本が低賃金を求めて流失し、雇用が失われる」と警告を発しました。

 田中准教授は、「バイオマスの利用と農業の可能性」
 古賀さんは「無農薬の努力」をそれぞれ、話されました。

 私が心に残ったのは、会場からの発言で、JA中央会の方が「TPPの問題は、農業だけの問題ではない。対立をあおるのではなく、日本をまもるために共同が大事」と発言されたことです。

 「バスに乗り遅れるな」「韓国に負ける」というけれど、完全自由化で消費者利益になるのかと問いかけ「おにぎり1個100円でそのうち米の占めるのが24円。自由化で16円。8円下がるだけ」説明しました。

 消費者の利益になるとマスコミが宣伝しているけれど、マスコミは大企業のスポンサー。「自分なりに判断して欲しい」と結ばれました。

 乗ってはいけないバスもあるのでは…。
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