今日の新聞では、国保の佐賀県広域化で20市町の基本合意ができたと報道しています。
しかし、被保険者は広域化によって利益を受けるのか。どこが運営するのか。保険料はどうなるのか。などの疑問には何一つ説明がないまま「広域化」だけが進められようとしています。
市町の国保会計は赤字運営に苦しんでいます。「わらをも掴もうと」する市町を国は県内一本化で解消できるかのように誘導しています。
その一つが、収納率が低いところには「ペナルティー」として国からの支援金を減らしています。それを、「広域化」すれば「ペナルティーをしません」といっているのです。
市町村では、国保税が少なくなった上に国からの支援金(国庫負担金)が減らされては運営できません。
そもそも、国の支援金50%を25%に減らしておいて、市町村の国保を兵糧攻めする国のやり方には納得できません。
他県では、国のこのようなやり方に疑問や批判的な見方からすすんでいないのに、佐賀県は、全国に先駆けてそのことを実施しようとしているのです。
後期高齢者医療制度の二の舞にならないよう発言して参ります。
23日は、「五穀豊穣」を祝って祭がおこなわれていましたが、最近は、神主さんからお祓いをしてもらった後は、区民がグランドゴルフをおこない、車座で懇親を深めるようになりました。