昨日から小雪が舞うこの冬一番の寒さですが、唐津市議会はホットな論戦が続いています。
私が議員になって15年。初めてのことではないかと思うくらい議員が執行部に論戦を挑んでいます。
総務教育常任委員会は、日赤病院移設問題と旧大島邸移築問題、大志小学校改築問題などを議論していますが朝10時から始まり午後6時ごろやっと終わったようです。
日赤病院移設場所選定では、昨年12月に日赤病院から「場所選定」を依頼されながら、6月にやっと体制を整え、8月に日赤から候補地として「河畔公園」の要望を聞いておきながら、「都市公園解除手続き」についての下調べは12月13日にやっと佐賀県に文書で依頼したものです。
11月中旬に佐賀県から「年内決定」を求められ、慌てて保健福祉部・企画政策部・建設部の3部で「推進室」を設けたものです。
そんななかで、水面下では「昭和バス本社」が候補地として浮上していたのです。
旧大島邸の問題では、3月議会で「移築保存は考えていない」と答弁しながら、「城内地区に3年以内の移築」という方針に転換したことに議員が反発しているのです。しかも、方針転換には最高意志決定機関「戦略会議」で諮られていなかったのです。
一方で、新しい大志小学校に、唐津ではじめてのエレベーターが設置されることは「戦略会議」で決定したというものです。
エレベーターの設置はいいことですが、唐津市の政策決定の基準が曖昧なまま決まっているような気がします。
市長の強いリーダーシップが問われていますが、元気な議員たちも市長を責める議論はあっていないのは不思議です。
私は、一定の不始末は追求されるべきですが、建設的な議論が大事だと思います。
今朝10時から、議員全員による臨時の全員協議会が開かれます。