昨日、急きょ連絡がはいり、午後から玄海町役場にいき、岸本英雄町長に「玄海原発の再稼働容認発言」の真意をただしました。
岸本町長は「適切ではなかったとの思いはある」と曖昧な返答でした。
住民団体から「火力発電が施設容量の半分しか稼働しておらず、原発を止めても余力がある」と九電のHPなどの資料を示し、「原発を稼働させなければ夏場の電力不足が生じる」という岸本町長の発言が事実に基づかないものだと質しました。
岸本町長は「原発を運転しなくても電力が賄えることがハッキリ分かれば、再考しなければならない」と述べました。
午後7時から市民会館で「福祉な原発事故から玄海原発を考える」学習会に参加しました。
講師は、藤田祐幸先生でした。
講演では、1号機の老朽化問題(脆性遷移温度が最悪)
福島原発の放射能による子どもへの影響
原発労働者・周辺住民の被ばく線量の基準を引き上げる問題(人の命をもてあそぶようなももの)
内部被ばくの恐ろしさ
「自主避難」という名目の電力会社・政府の責任回避
など多くの指摘がありました。