塩釜市のとなりにある七ヶ浜町を歌川渡町会議員と訪問活動をしました。
被災状況は下の写真のようにとてもひどいものでした。
私たちが訪問しているのは、一部損壊などの家に伺い、国の制度の紹介と要望の聞き取りをすることです。
被災支援では、自治体独自の制度(一部損壊には国の支援策がない)を求める署名と「原発からの撤退を求める署名」をお願いすることです。
訪問すると、冷たい飲みものを出してくれるところもあります。
悩みや要求を聞くと、せきを切ったように話される方もあり、一軒の滞在時間は1時間を超えるところもあります。
自動車を津波になくされた方が1世帯に一人はおられるにはびっくりしました。
あるところでは、新築して2年で喪失した方にあいました。
その方は、両親と子供6人で空き家を借りたら、「部屋数が多い」と被災者に渡される、「家電製品などの支給はない」と断られたと話されて納得できないといわれました。制度をしゃくし定規に運用する行政に疑問を感じました。
上の写真は、町営住宅です。
雨どいがへこんでいるところまで水が来たことを示しています。
津波にのまれた車のやま
ここに住宅や商店があったそうです。
今は、基礎ブロックだけが残っています。
田んぼには田植えがされていません。
よく見ると車もそのままです。
漁港も地盤沈下して使える状況ではありません。