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7月19日、東日本震災ボランティアの休息日を利用して、被災地視察報告の続編です。
南三陸町の中心地は、海岸線にあり商店や住宅は見る形もなく「人の気配を感じない」一面のがれきの平野が続いている様に参加者は絶句しました。
中でも、消防職員は自らの命を顧みず最後まで住民避難を呼び掛けた「防災センター」では、3階建ての鉄骨だけが残るがれきの前に、多くの花束や線香がたむけられていました。
参加者は、黙って手を合わせることだけしかできませんでした。
20数人が犠牲になった「防災センター」は、3階建ての屋上まで津波が押し寄せ、数人が屋上に立っている無線塔にしがみついて助かったことを聞くと改めて津波の恐ろしさと恐怖を感じます。
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南三陸町立志津川病院は、4階まで津波が押し寄せ入院患者107人中72人の死亡・行方不明者が亡くなりました。
この病院は、海岸から100メーターほどしか離れていません。
今日がボランティア活動最終日です。
午前中、ミーティングがあって午後から保育園に子供たちが描いた絵や物資を届けます。
帰りは、飯館村に立ち寄りたいと思っていますが、時間の都合もあるのでどうなるかわかりません。
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流された住宅の隅で咲いている花。