昨日は、9日間留守にしていた分の新聞に目を通し、大事なものは切り抜きをしました。
その中で、7月17日付け佐賀新聞に「町道1.8キロ整備に20億円」と1面トップで報道しています。
その財源が「核燃料サイクル交付金」を使って「住民の避難道路」にする計画だそうです。
そのためには、唐津市との連携が必要ですが唐津市にはその計画はありません。
町の説明では、安易な工事なら1㍍10万円で済むそうですが「山を削るなど制約の多い工事」だからといいます。
私もこの道路を通りますが、そんなに難しい工事では内容に思いますが、それにしても1㍍100万円は高すぎます。
こんなデタラメな発注をしている玄海町とそれをほぼ独占的に受注している町内の業者の癒着を感じます。
このようなことが、町政を歪めているのではないでしょうか。
一方で、24日付けの佐賀新聞は、玄海町の財政状況と「原発が全機停止した場合」を見据えた試算をしていることを伝えています。
57億円の予算のなかで原発交付金関連収入は33億円。約6割を「原発依存」しています。
「交付金」は、町財政の無駄をうむ「放漫経営」となり、それを補うためにさらに「原発依存」する麻薬の役割を果たしています。
原発の危険性から目をそらさせる原発はもうそろそろ撤退する時期が来ています。
写真は、塩釜市の保育園にサンタクロースに扮した、佐賀市の林清利さんが「りんごの木保育園」(佐賀市)からの絵やノートを届けたときの一こまです。