こんにちは浦田関夫です

市議30年の経験から私なりの視点で発信していきます。

安倍首相が語らなかった大型開発への「バラマキ」

2016年08月13日 07時06分57秒 | Weblog


 安倍首相は「アベノミクス」について、都合のよい数字を並べたてて自慢話をし、都合の悪い数字は隠し続けました。
 それが年金積立金の巨額損失の問題です。
7月29日、年金積立金管理運用独立行政法人の2015年度決算で、5兆3千億円の巨額損失が発生していたことを発表しました。
選挙中は公式発表せず、選挙が終わってから明らかにしました。これはあまりにも、こ息なやり方です。国民の大事な財産である年金積立金を使って株価をつり上げ、見せかけの「成長」を演出するとは国民への裏切り行為であります。

 加えて、「28兆円を上回る経済対策」です。前回の経済対策が20兆円ですからそれを上まわってる巨額な経済対策となっています。
 景気対策というのは、だいたいが選挙前に「選挙目玉」として出してくるものですが、今回のように、選挙直後に打ち出すというのは前例がありません。
なぜ選挙前に打ち出さなかったかと言えば、「アベノミクスがうまくいっている」という自分の宣伝がウソであることを自分自身で暴露する結果になってしまうからです。
 安倍首相は「決してアベノミクスは失敗していない。でも道半ばです。だからアクセルをふかす」と強がりを言っていたのです。
 アベノミクスがうまくいっているのであれば、「28兆円の景気対策」は必要ないのでから。

 国民負担のリスクがふえ、大型公共事業への「バラマキ」は中止して、国民の暮らしを応援する景気対策を行うこと国民の願いではないでしょうか。

写真は、飼料用イネをサイロにするためにサランラップ状態で巻かれています。






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住民の安全より企業利益優先で再稼働

2016年08月13日 06時43分07秒 | Weblog


 伊方原発が昨日、十分な避難計画もないまま「世界最高の規制基準をクリアーした」と住民の声を聞かないまま再稼働しました。
伊方原発は、私も現地を見ましたが細長い佐田岬半島の根っこにあります。
 佐田岬は、痩せた牛の背中のように山頂を片道一車線の狭い道路を通り急な坂道を降りた海岸に伊方原発があります。 
地震が起きたら崖崩れで原発の建屋に被害が及ぶのではと思うほど絶壁の下にあります。

 もし、重大事故が起きた場合、大量に放出された放射性物質で付け根に「ふた」がされる形となり、半島に住む約5000人は孤立することになります。
道路が寸断されたらどうするのか、海を船で逃れるしかありません。
 しかも、5000人が船で避難することは想定されておらず、避難計画の実効性に疑問を残しています。

 住民の安全安心よりも、企業利益を優先させたまま伊方原発は動きだしました。

写真は、大成公民館に展示してある世界の貝殻です。
地域住民の方が寄付されたものだそうです。大成公民館に寄られた時はご覧になって下さい。










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