
介護施設の入所者から食費がこれまで390円(1食につき)だったのが650円になるというお話を聞きました。
理由は「障がい者年金が収入に認定」されたからだそうです。
引き上げ額は1食260円1日3食で780円 月額30日で2万3400円の負担増
安倍政権がすすめる介護保険制度の改悪の一例に過ぎません。
入所者の年金は月額で8万円です。このささやかな年金から このような多額の負担増を求めるなど許せないと怒りがこみ上げてきます。
安倍首相は、参院選挙では「介護保険制度の後退 改悪」にはダンマリを決め込んで、選挙が終われば介護保険制度の後退 改悪のオンパレードで「だまし討ち」のようなものです。
介護保険の改定(改悪)計画は、
① 要介護の1と2の訪問介護 通所介護を保険から外し自治体事業に移す。
② 年金収入280万円以上の方から利用負担を2割に。
③ 特養ホーム入所を要介護3以上に限定。
④ 低所得の入所者への食費代、部屋代の補助要件を厳しくする。
唐津市でも、要介護1~2以下の人が認定者の66%を占めています。圧倒的多数の認定者が介護保険から外される事になりかねません。
これでは、「懸命に介護保険料を納めても介護なし」です。このことを世間では、「国家的詐欺」といいます。
みなさん、安倍政権にお引き取りを願うしか解決の道はありません。
