こんにちは浦田関夫です

市民の暮らしを守るための活動や地域のできごとを発信・交流しましょう。

唐津市議会から原発災害防止の発信を

2011年05月24日 05時48分07秒 | Weblog
 昨日は、「玄海原子力発電所対策」小委員会が行われました。
福島原発の放射能漏れ事故が収まらない状況の中で、これまでは「推進派」とい思われていた人も発言が相次ぎました。

 EPZの見直しや風ひょう被害などがだされました。
とくに、九電がいう「夏場の電力不足の根拠」を質すことが出さましれた。
私は、唐津市が九電との「安全協定」を結ぶことと「実効性のある防災対策」を唐津市から発信すべきと発言しました。

 26日に再度開かれるのを前に、今日午後から各派から一人でて昨日出された意見を「文書整理」することになっています。

 佐賀新聞の一面で、京都府は国の指針が出る前に独自のEPZ圏を20キロに見直す決断をしたと伝えています。
国県指針まちにならず「地域の住民は自治体が守る」気概で唐津市も対策に着手すべきです。

 せっかく唐津市の「危機管理室」を設け、原子力・自衛隊・警察などの専門家OBを雇っているのですから…。
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東日本大被災者にサラ金

2011年05月23日 06時46分33秒 | Weblog
 先日の新聞を読んで驚いたことがあります。

 金融庁は、東日本大震災の被災地に限り、サラ金業者が法律の規定に反する過剰な貸し付けをできる規制緩和を実施したというものです。

 政府は、多数の悲劇を生んだサラ金・多重債務被害を防ぐため、昨年6月に高金利の禁止とともに、借入総額を年収の3分の1までに抑える「総量規制」を導入たはずです。
 「被災者を多重債務者に陥れかねない愚策」(全国クレ・サラ金問題対策協議会)と、強い抗議の声があがるのも当然です。

 着の身着のままで避難して当座の生活資金にも事欠く人、家も、工場も失って借金だけが残って途方にくれる人。仕事を失い、生活再建の道筋がまったく見えない人に高利のサラ金を普及させようとしているのには驚きです。

 金融庁は、そういう当座の資金が必要な被災地だから、「借りることができる資金を借りられないという不都合が取り除く必要がある」のだそうです。「少し違うのではないの」と思いますがみなさんはどうお考えでしょうか。

 いま必要なのは、全国から寄せられた義援金や被災者生活再建支援法にもとづく支援金の速やかな配分と増額ではないでしょうか。
政府は、被災者の「二重ローン」回避への早急な施策こそ重要です。



 昨日までの3日間は田植えの準備で農作業でした。
今日は雨が降っていますので朝立ちは中止します。
午後から「玄海原子力発電所小委員会」で今後の対応を協議します。忙しくなります。
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視察報告(沖縄戦編)

2011年05月22日 06時19分04秒 | Weblog


 沖縄戦は、私の想像する以上のものを改めて感じました。
案内をしていただいたのは、ボランティアガイドの古謝章子さんでした。

 まず案内していただいたのは、120人が避難していた「ガマ」(洞くつ)です。
沖縄は、石灰岩の多いところで洞くつがいくつもあります。その一つに実際に入って30分ぐらい中で話をききました。

 30メートルぐらい厳しい坂道を下ると少し広いところにでました。じめじめするなかで、懐中電灯を消すと真っ暗です。
目が慣れる事はありませんでした。10センチ前も見えない状況にただ座るだけの場所に120人が隠れていたそうです。

 ある日、銃弾が発する音がしたので「自決者が出たのか」と思っていたら、後で聞いた話では、おばあちゃんが持っていた「黒砂糖」を欲しがる孫に気づいた兵隊が理由を聞いて、兵隊は、おばあちゃんから「黒砂糖」を取り上げたので、取り返そうと兵隊に二人の孫が向かったので兵隊はその孫を虐殺したというのです。

  お腹をすかし孫はどんな思いだったででしょうか。孫が殺されるのを目の前にしたおばあちゃんはどんな思いだったでしょうか。





 つぎに訪れたのが、「平和祈念資料館」



 円柱が立っているところが「沖縄」平和の発信地としての願いが周りの円形に波の形をかたち取っています。
黒い部分がかつて日本軍が植民地(占領)していた土地(国)を表しています。

 





 展示物の一つです。
「ごう」で暮らしている住民の隣に兵隊が銃剣を持って立っています。
 先に避難してきた住民を「ごう」から追い出そうとしている沖縄戦の実態を表すところです。
 しかし、兵隊の顔は住民の方ではなく外を見ています。どう見ても「住民を守っている兵隊」としか見えません。
このことを巡って「平和祈念資料館」の会館が4年間遅れたという歴史があります。
 古謝さんお話では、最初は、兵隊は銃剣は持っていなかったといいます。

 次に訪れたのが「沖縄県公文書館」です。
沖縄県の「公文書」をここで保存しいます。もちろん閲覧もできます。

 私が驚いたのは、沖縄戦の映像を米国と交渉して入手しそれを無料でダビング(条件があります)できるというのです。
米軍が撮影したカラーの映像を見せてもらいました。


 無料で映像を見せてもらうこともできます。その入り口と映像の写真です。



 

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唐房の朝市

2011年05月21日 06時34分06秒 | Weblog


 港町である「唐房の朝市」に行ってみたいと思い立ち寄りました。

 唐房の朝市は、東唐津お朝市とともに地域の台所として重宝されています。
くらい時間帯からお店が出ています。近所の主婦の方が財布を片手に「買い出し」で賑わっています。

 上の写真の「れ」の上に「えび」が飛び出していました。
魚だけでなく、相賀のは花や野菜などたくさん出ていました。
私は、知り合いの漁師さんの奥さんと会ったので「イカ」を買いました。今晩の酒の肴になります。



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放射能による白血病

2011年05月20日 06時15分21秒 | Weblog


 昨日、菊池洋一さんの「原発の危険性について」話を唐津と伊万里の議員20人ほどで話を聞くことができました。

 そこでの資料に「原子炉閉鎖で乳幼児死亡激減」という新聞記事を紹介されました。(東京新聞2000年4月27日)
放射線の健康被害を研究している米研究機関の発表を伝えたものです。
 それによると、1987年から1997年までに原子炉を廃止した全米7カ所の原子力発電所対象に半径80㌔以内の居住の生後一歳までの乳児死亡率を調べた結果が、最大で54.1マイナスになったと伝え「原子炉の影響が実証された」と報じています。

 少し古い資料ですが、2009年9月議会で私が使ったものです。
厚労省の資料をもとに玄海町と唐津保健所管内と佐賀県全体の比較したものです。

佐賀県の白血病による死亡の状況 (10万人対)
│ │佐賀県 │唐津保健所 │玄海町 │佐賀県と唐津 │佐賀県と玄海 │
│ │    人 │     人 │    人 │保健所の対比 │町との対比 │
│03年 │7.8 │13.6 │0 │1.7 │0 │
│04年 │10.0 │19.5 │88.3 │2.0 │8.8 │
│05年 │10.7 │15.3 │14.9 │1.4 │1.4 │
│06年 │8.5 │13.9 │30.1 │1.6 │3.5 │
│07年 │9.2 │16.3 │61.1 │3.7 │6.6 │
│平 均 │9.2 │15.7 │38.8 │1.7 │4.2 │
厚生労働省「人口動態調査」

 写りが悪いようですが、
左から年数・佐賀県の10万人当たり白血病の数・同じく唐津保健所管内・玄海町となります。
次が、佐賀県全体と唐津保健所との比較です。次が佐賀県全体と玄海町との比較です。
平均して、佐賀県と唐津保健所管内の比較では、1.7倍唐津保健所が高い。
同じく、佐賀県と玄海町では4.2倍玄海町が高いことを示しています。




 自宅にお庭に、サクランボの実がたわわになっています。
私より先に、それを熟した実から鳥が美味しそうに食べにきます。


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視察報告(普天間基地編)

2011年05月19日 05時56分46秒 | Weblog


 16日は、午前中に石垣市の畜産担当者から概要を聞いた後、午後から普天間基地がある宜野湾市に向かいました。







 面積の1/3を米軍基地に占有されている宜野湾では、「世界一危険な飛行場」として世界的に有名です。

 タクシーの運転手さんが「地代が入るので危険だから即反対とばかりは言えない」といっておられたので担当者にこのことを聞きました。
地主数は、3137人。100万円未満の方が45.19%100~300万円の方が34.46%と圧倒的な方が思ったより少ない金額ということが分かりました。
 基地で働いている日本人は、200人(平成21年3月末)と雇用もそんなに多くない一方で、米軍機の墜落事故の危険と騒音が全体に及ぼしていることから市長を先頭に「基地撤去運動」が広がっています。



 市役所内には、「寄せ書き」もありました。



 市庁舎の屋上から普天間基地を望みましたが、あいにくの雨でよく見えませんでした。



 普天間基地内にある「お墓」です。
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視察報告(石垣島編)

2011年05月18日 06時00分54秒 | Weblog


 15日から17日まで、石垣市~宜野湾市~那覇南部を視察研修してきましたので何回かに分けて報告します。

 15日は日曜日で行政は開いていませんので移動日のはずでしたが、時間があるということで、現地の党関係者にお願いし、畜産農家を見ることができました。



 美崎伸栄さんで40歳代の若手畜産農家の方で、大学を中退してまで家業の畜産農家を継ごうとされた方で、現在肥育牛500頭を飼育しておられました。

 素牛の仕入れからエサの仕入れ、肉牛の販売を農協に頼らな経営をされていました。



 玄海町の中山博信さんとも会うことができました。



 和牛の繁殖が専門で、現在、繁殖牛をお孫さん夫婦が500飼育しておられました。





 16日、早朝に港に出かけたら台湾からの豪華客船(5万トン)が入っていました。



上陸を待つ乗客のみなさん。



それを待つタクシーの長い列にはびっくりしました。



基盤整備ができている石垣の農地が広がっていました。




 
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石垣島にいます

2011年05月16日 07時30分04秒 | Weblog
 昨日から3人の党議員で行政視察に来ています。

 昨日は、予定に無かったのです、地元党員の方にお願いし、地元の畜産農家の現地を見せてもらい、お話を聞くことが出来ました。

 頑張っている青年の話には、石垣島というところでも頑張れば農業がもっと発展する気がしました。

 昨日書きました、玄海町の中山博信さんの畜舎に伺い会うことができました。
詳しいことは、唐津に帰って写真つきで報告します。

 今日は、石垣市の担当者からお話を聞きます。


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「ルールなき資本主義」原発版パートⅡ

2011年05月15日 05時50分42秒 | Weblog


 昨日に続き、ルールなき資本主義(利潤第一主義)がもたらす怖さについて今回の福島原発の事例からの述べたいと思います。

 一つ目に、日本ではなぜ原発を同じ場所に何基もつくるかという危ないことをやるかという問題です。

 新しい土地を見つけるのにカネと時間がかかるから一度手に入れた土地に、いざという地震が起きたら大災害が起きるという、安全の問題などは考えずに建てられるだけ建てるのです。
 理由は簡単です。それが安上がりだからです。

 二つ目に、老朽化しても運転を続けるという問題です。

 原発の寿命には国際的な定めはありませんが、長く使えば使うほど材質に放射線による「劣化」がおきます。
 ですから、長く使えば危険性が増すことになります。
 税法上で原発の「減価償却」は、耐用年数16年です。16年たったら減価償却資産税を払わずに済みますから「17年目から税金の分が企業のもうけ」となります。
 耐用年数が30年といわれていたものが「まだ使える」と60年運転しようとしているのも、東電が緊急に必要だった海水の注入に躊躇(ちゅうちょ)したのも「利潤第一主義」の原発版に他なりません。

 三つ目は、使用した燃料の処分方法が決まっていない問題です。

 使用済み核燃料の人体に影響を及ぼさない処分方法や処分地が決まっていません。
 「トイレのないマンション」とよく言われますが、「無害化」する科学的技術もないまま「CO2を出さない」のどと耳障りのいいことをいって「危険性」についてはフタをして「国民の命より金儲け」という利潤第一主義が原発推進です。
 

 日本共産党は、ヨーロッパ並みに「企業に社会的責任を果たさせる」ことをめざしています。
ヨーロッパに進出している企業は「ヨーロッパ型の経営」で利潤を上げているのに、日本でできないはずはありません。
 しかし、それ以上の利潤を上げようと労働者や下請け企業に負担を押しつけ、時には国民の命を省みない利潤第一主義(ルールなき資本主義」を政府が推進してきました。
 この仕組みを変え、「国民が大事にされる政治への転換」が急務です。



 一週間前の稲苗箱の様子です。みずみずしく育っています。

今日から石垣島市・宜野湾市へ会派での行政視察(離島での和牛生産から販売までの取り組み・米軍基地と住民生活の様子などを)を視察してきます。
 17日に帰ります。
 石垣島には、玄海町の中山博信さんが牧場を経営してていますのでそこも見せてもらいたいと思っています。
 
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「ルールなき資本主義」の原発版

2011年05月14日 06時26分17秒 | Weblog
電力会社や政府機関には、「まともな事故対応の専門家はいないのか」という思うのは私だけでしょうか

 福島第一原発1号機の燃料棒に水で浸されていたはずなのが、露出していて「メルトダウン(溶融)」していたことが大問題になっています。保安院も東電も事故対応は後手後手続きです。

 東電は、本当に原発の恐ろしさを知らないのではないのか。楽天的な「収束計画」を発表しながら大幅見直しです。

 このように日本の原発は、地震国でありながら一カ所に何基の原発を集中し建設しています。
 原発災害に対応する知識と技術をもった専門家がいないまま、「安全神話」が大前提だから、事故が起きたらどうなるかの想定もなければその事態に対応する備えもない。専門家もいない。安全対策にお金をかけない。

 まさに「ルールなき資本主義」の原発版といえるでしょう。

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