こんにちは浦田関夫です

市民の暮らしを守るための活動や地域のできごとを発信・交流しましょう。

福島原発の収束は大幅延長の可能性

2011年05月13日 05時54分53秒 | Weblog


福島第一原子力発電所1号機で、原子炉内の核燃料の大半が溶融し、高熱で圧力容器底部が損傷した問題で、東電は12日、直径数センチ程度の穴に相当する損傷部から水が漏れていると報道されています。

収束作業が順調に進んでいると思っていたのですが、そうではなかったことになり、収束の行程表は大幅に延期されそうです。
 電力会社には「原発を建設・運転する専門家はいても、事故を起こした時の対策をする専門家はいない」といった人がいましたが、まさにその通りです「事故は起きない」という前提だったからです。

 東電はこれまで、燃料の一部損傷などと説明していたが、「燃料が形状を維持せず、圧力容器下部に崩れ落ちた状態」と初めてメルトダウンを認めた。

1号機では、燃料を冷却するため圧力容器内への注水が続き、大量の水はどこへ流れているのでしょうか。
 海に流れ出ているとすれば、東北の漁業者は漁はできません。

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東日本大震災発生から2カ月を迎えました

2011年05月12日 06時05分59秒 | Weblog
 死者・行方不明者は合わせて2万4千人余にのぼり、遺族らの悲しみは癒えません。

がれきの撤去や仮設住宅の建設など復興への歩みが始まっていますが被災者の多くは、この時期にいたっても満足な食事もとれず、仕事や営業再建のめどが立たない苦境から抜け出せていません。

 避難所暮らしを強いられている被災者は、いまも約12万人にのぼります。
いまだにおにぎりやパンだけの所もあり、災害救助法の定める食費一般基準(1人1日1010円)からも程遠い状況です。
さらに長期にわたる避難生活で「災害関連死」も増えています。

 事態収束のめどが立たない福島第1原発事故をめぐっては、あらたに「計画的避難区域」が設定され、住民が避難を余儀なくされています。

被災者の生活基盤の回復は、国の責任でおこなうべきだと強調したいと思います。

 改めて、死亡者や行方不明者に哀悼の意を表し、被災者のみなさんの一日も早い復興を願っています。

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名前は「シュンラン」

2011年05月11日 06時03分40秒 | Weblog


 写真の「ラン」の名前を教えてくださいと書いていましたら「どろぶった」さんから教えていただきました。
「シュンラン」だそうです。ありがとうございました。

 私たちの所では「じじばば」と読んでいます。
 名前の由来は、花びらのなかに阿弥陀仏様が居られるように見えるから」だと聞いています。



 
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 だましのテクニック

2011年05月10日 06時44分30秒 | Weblog


新幹線長崎ルートで、費用対効果を過大評価していることが判明しました。

 国交省が九州新幹線長崎ルートの費用対効果を計算する際、開発中のフリーゲージトレイン(FGT)の走行速度を、開発目標以上の速度設定で試算していたことが分かったからです。
 新大阪までの新幹線区間は開発速度270キロを300キロに、線路幅が狭い武雄温泉-諫早間は開発速度130キロを200キロに過大設定をもとに、時間短縮の「効果」を水増しし、費用対効果全体を膨らませた形にしています。
 同省は費用「1」に対する効果を「1・5」と発表して事業を進めようと住民をだまし事業を推進しようとする説明責任が問われます。 
 また、その言い分を何の検証もないまま、JR九州・国と佐賀県及び長崎県は関係住民に説明してきた責任はどうするのでしょうか。

 長崎新幹線は、「地元自治体の同意がなければ進めない」と国交省はいっていました。それが、「在来線は残し、新規建設」という、こそくな手段で強行した経緯があります。そして今回、「速度を水増し」していたことで、住民に過大な期待を持たせたことになります。

江北町の田中源一町長は「ほかの数字も怪しいと思わざるを得ない。前提が崩れた以上は中止もしくは凍結すべき」と語るのも納得できます。

 だましのテクニックでは、「佐賀空港」でも、利用者を過大見積もりし年間5~6億円の赤字を出しています。
 「小さく産んで大きく育てる」という言葉が業界にあるそうです。
2600億円ともいわれる建設費がどれくらいふくらむかは、公共事業の経緯を見ていてもおわかりのいことです。 今度は、「FGTでは不便で遅いので、幅の広い新幹線で建設しよう」となり工事費をかさ上げする方向へ進むのではと懸念します。

 このことで「建設業は潤うのでは」という意見もあるでしょうが、国家プロジェクトになれば、請け負うのはスーパーゼネコンで、地元業者には仕事がまわれないのが業界の常識です。
 地元建設業者は、「新幹線建設より、地域に役立つ公共事業を」という声を望んでいます。
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電力は本当に足りないのか

2011年05月09日 06時24分08秒 | Weblog


ゴールデンウイークも終わり、本格的な暑さを迎えます。

 夏場を迎えて「電気が足りない」という報道が気になります。
川内原発のが定期点検にはいると6台中半分しか稼働しないので「電力不足になる」とマスコミは放送しています。

 電力会社は、原発推進のために、火力・水力発電を抑制してきた経緯があります。

 火力・水力・地熱などの発電能力をフルに活用しても本当に足りないのかの検証がされないまま、「大本営発表」みたいな報道が気になります。

マスコミの報道は、玄海原発1・3号機を早く稼働させたいための世論誘導であってはならないと考えます。

 小ぶりですが、わが家のぼたんお花です。
ぼたん公園の花がいかに大きいか分かると思います。



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東電に謝罪の気持ちが感じられない

2011年05月08日 07時05分12秒 | Weblog
 

 福島第1原発の放射能漏れは事故はいまだに収束のめどが立っていません。
原発周辺の「警戒区域」などから避難させられた住民や、放射性物質の飛散で農水産物の出荷規制などに追い込まれた農漁業者、中小業者などの苦しみが続いています。

 東電が賠償額を低く抑えようとし、賠償の指針を決める文部科学省の審議会に「要望」までしていたことに批判が広がっています。東電には重大な事故を起こし被害を与えたことへの反省の姿勢が見られません。

 原発事故の被害は、法律で電力会社などの事業者が賠償の責任を負っており、今回の事故についても文科省の審議会が賠償対象などについての指針を検討しています。
 4月末に発表された第1次指針では避難や出荷規制などの被害は認める一方、いわゆる風評被害などは今後検討するとしています。避難生活を送っている人には仮払金の支払いも始まっていますが、農業者や漁業者にはまだ1円の賠償も支払われていません。

 にもかかわらず、「賠償額の上限を4兆円」などとする試算を持ち出し、東電はそのうち2兆円を負担するなどと言い出しています。
 さらに、その賠償額を、電気料金の値上げで利用者に“尻拭い”させようとしているの責任の一片も感じられません。

 要望書が東電清水社長名は、先日の避難場所への「謝罪行脚」を行いい、テレビで何回も流されましたが、それは「被災者を欺く演劇」だったのかと思うのは私だけでしょうか。

 独占的に巨額の利益をあげる電力業界には、万一に備える覚悟が必要なのに、安易に賠償を値切り、その賠償金を電気料金に上乗せして、利用者同士がいがみ合う構図を演出する電力業界とそれを後押ししている政府に納得できません。

 ここにも、国民の命や暮らしより、企業の利潤追求を優先する資本家のエゴが見えています。

 ルールある資本主義社会を望むものです。
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62歳になりました

2011年05月07日 07時43分37秒 | Weblog


 1949年5月6日は私の誕生日です。昨日で62歳を迎えました。
通常なら、「定年退職」でしょうが、もうしばらく議員活動が続きそうです。

 今年の誕生日は、東日本大震災で状況が一変しました。
「安全神話」が崩れ原発は「危険と隣り合わせ」という認識が広がりました。

 私たちが長い間指摘していた事でもあります。「想定外」ではないことが明らかです。
しかし、住民のなかに「脱原発」に行きつかないもどかしさを感じます。

 長い目で見れば、ウランを含め化石燃料は枯渇するのですから、今から自然エネルギーへ大きく舵を取るときです。
すでに、ヨーロッパの国々は「脱原発・自然エネルギーへ」目標を決めて進んでいます。

 地方議会で、どのような提案ができるのか、どのうな事が実施できるのか、市民の安全・安全と将来を見据えた議論を6月議会はしたいと思っています。

 写真は、庭に咲いていた「野えびね」の一種で、私たちは「じじばば」と読んでいますが正式な名前は知りません。
誰か知っている人は教えてください。

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中島潔展から玖島城址(大村)~有田陶器市へ

2011年05月06日 06時22分16秒 | Weblog


 念願だった「中島潔展」へいったまいりました。
イワシの大群の絵は圧巻でした。かぐや姫のふすま絵は何時まで見ていても飽きない絵でした。
髪の毛の一本、一本にも魂が入っているような気がしました。

 出口で版画の販売がされていました。ウン十万円もしましたので、安い印刷の絵を買いました。















 玖島城址(大村市)まで足を伸ばしました。
大村市へは行ったことがないところで、昨日の新聞で「城址の石垣と菖蒲のコントラストが美しい」とあったので、少し早いと思いつつも車を走らせました。
 菖蒲の花は、やっぱり咲いていませんでした。桜の名勝100線にも選ばれているところだそうです。







 有田陶器市の最終日でした。
相変わらずお客さんがたくさんで賑やかな陶器市でした。
普段は、ひっそれとした通りなのですが、こんな日が1ヶ月に1回でもあればと思いつつ…。
近所にいながら、これまでいったことがありませんでした。

 ご飯茶わんと焼酎茶わん、醤油刺し、どんぶり、を買いました。

 今日は、田んぼの草払い。午後から農業委員会の会議です。



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田植えの準備

2011年05月05日 06時34分06秒 | Weblog


 コシヒカリの田植えがはじまりました。
私は、今年から2年間、唐の川機械利用組合長をする事になりました。
早速、田植え機の試運転をすることになり、オペレーターのみなさんに集まってもらって実際に機械を運転し意見交換を行いました。





 唐の川では、ほとんどが「夢しずく」で5月20日頃から6月はじめには終わります。



 機械利用組合が終わって、久しぶりに家の周りの除草作業。

 昼からは、農業委員会の現地視察。
 6日の会議に出される申請書に基づき、受け持ち地域の現地を確認し、申請に間違いや疑問がないか見て回りました。

 休みといっても休みになりませんでした。

 今日は、中島潔展「生命(いのち)の無常と輝き」を佐賀県立美術館に見にいこうと思っています。  

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憲法の精神で震災復興を

2011年05月04日 06時40分34秒 | Weblog
 

 昨日は、議員団で「憲法を暮らしのなかに」と訴え市内を街頭宣伝しました。

 憲法ができて64年。憲法の基本精神である「基本的人権の擁護」「幸福追求権」「最低限の生活保障保証」「勤労の義務」「地方自治自治権」「戦争の放棄」など、私たちに暮らしを支える基本的な条項を定め、国の責任を明確にしています。

 この基本的なことがないごしろにされつつあります。
特に、震災復興にあたっては、被災者や被災自治体の意見を聞いて進められなければならないのに「上から目線」で菅政権は強行しようとしています。
 飯村の「計画的避難」、「小学生の被ばく限度額の設定」などたくさんあります。

 生活再建のためには、「仮設住宅」「生活支援金の支給」「雇用の確保」を急がなければなりません。

 菅政権は、復興支援に「消費税増税の強行」を使用としています。
今日の佐賀新聞の投書欄に、87歳の方が「病弱で年金のほとんどを医療費に消えています。菅首相どうか消費税を上げないでください。お願いします」と述べていました。

 弱者に重い負担をかけて、何で日本国民が復興に支援すると言えるでしょうか。

 復興支援資金は、大企業や大資産家に優遇している税制を元に戻す。米軍への思いやり予算の廃止。政党助成金の廃止。5兆円の軍事費の一部を削減など、不況普及の無駄を省き、生活弱者に負担をかけない形での捻出が必要ではないでしょうか。

 憲法9条の改悪はもってのほかです。
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