みなさんは、カポエイラ(カポエラ)と言う格闘技を御存知だろうか?
元々は、ブラジルの奴隷たちの足技を主流にした格闘技だったそうです。
いま日本でも、その格闘技をモデルとして、
若い人たちの中に、ダンスの一つとして、はやっています。
鬼谷子が作ったといわれる、酔拳、や太極拳等、ダンスと言ってもおかしくない様なものも沢山ありますから、
格闘技の人には、怒られるかもしれませんが、(ごめん、ハル)
とても魅力的な踊りです。
その、カポエラが行われるとき、雰囲気を盛り上げるためか、音楽が有ります、
そこに使われるのが、ベリンバウという弦楽器です。
これは、まさしく弓矢の、弓に椰子の実あるいは、大きめの果実の殻を着け、
体に密着させて、弦を棒でたたきます。
たまには、擦ることも有ります。
東京に、この、カポエラの先生たちが作っているベリンバウオーケストラと言うのが有ります、良ければ見てください。(とても楽しいです)
この、ベリンバウを見ると、これこそまさに、弦楽器の、元祖なのだというのが良く解ります。
このベリンバウを、二胡の弓で弾いたとしたら、立派な擦弦楽器になることでしょう。
いつのころからなのでしょう、弦楽器を馬の尻尾の弓で弾き出したのは、
皆さんご存知のように、馬頭琴の弦は、馬の尻尾の毛を、より合わせたものです。
それを、弓の馬の毛で擦るのです。
馬の尻尾の毛は、長い物では1m位も有ります。
紐やロープを作るものとしては、自然の中にあるものとしては、かなり便利なものだったでしょう。
二胡を弾く時、松脂を弓に塗り込みます。
松脂を付けない限りとても鳴りません。
だれがいつこの馬の尻尾の毛に松脂付けると、見つけたのでしょう、
凄いですね。
松脂は、数千年前から、塗料として使われていたといわれます。
バイオリンの、塗料もこの松脂を原料として使われています。
ロープなども、滑り止めとして松脂の粉を塗りこんだものが有りました。
たぶんこのあたりの、生活の知恵としての松脂の使い方など、
普通に有ったのかもしれませんね。
さて、二胡の弓です。
二胡の弓は竹で出来ています。
だいたい7ミリぐらいの、太さの、紅竹、白竹と呼ばれる竹を使います。
白竹は、多少硬く、紅竹は、弾力が有ります。
はっきりした違いは、弓に使った時、
毛の張りを調整する螺子を締めて行って、
白竹は、かなり毛が張りきった状態を作ることができます。
バイオリン等弓に、かなり近くなります。(でもバイオリンほど、ピンと張りきることはできません)
紅竹は、ねじをしっかり閉め込んでも、楽に指が入る程度には、弾力が有ります。
外弦に、向けて、弓をしっかりと、抑え込んだ時にも、その違いははっきりします。
紅竹は、台の近くまで湾曲しますが、
白竹の良いのになると、真ん中あたりまできり曲がりません。
弓に関しては、様々なHPでどんなのが良いか、高級か書いてあります。
この良し悪しは、演奏する方法論に依りますから、前の項の、弓の持ち方によって決まってくると思います。
ですから、これは好みでしょう。
竹の弾力を、どのように利用するかの、演奏技術の問題でも有ります。
これは御自身で、研究してみてください。
また、弦を直接弾く部分が、馬の毛です。
白い毛、黒い毛、精製されたもの、されていないもの、太い物、細い毛、当然色々有ります。
毛の数、も150本、200本250本と色々有ります。
多いのは400本あるそうです。
これも、演奏の仕方、その技術論に依ると、思います。
ただ、非力な人は、多少毛の多い、250本ぐらいある方が、弾きやすいみたいです。
いずれにせよ、毛は、時々切れます、
また非常に湿気に弱いです、湿気の多い時は毛が切れることが多いようです。
売ってる方から言うと、始終取り変えていただいた方が有りがたいのですが、
基本的に、10から12万回ぐらい弦をこすると、松脂がつきにくくなり、
引っかかりが弱くなり弾きにくくなるようです。
それこそ、これは練習量です、皆さんたくさん練習してください。
良い弓、悪い弓、色々言われますが、
これこそホントにその演奏方法に、大きく関わりますから、弾いてみて決めてください。
但し、楽器店としては、試し引きさせてくれるのでしょうか、解りません。
ですから買う時に、これは使い良かったという弓をお持ちでしたら、
楽器屋さんに、その弓を持ち込んで、それに近い弾力の物を選ぶのが良いのではないですか?
毛の方は、弾いてみるしか解りませんね。
その時に、毛の数も確認してください。
実際に弾いてみるのは嫌がられますが、
弾力を確かめる位は、どこの楽器屋さんでも許されると思います
それからこれは私自身経験したことですが、
たまに、幾ら松脂を塗っても、松脂が乗らない物が有ります。
この時一番早いのは、買ったところで交換してもらうことですが、
御自分でも直せます。
中性洗剤、を20倍くらいに薄めて、弓の毛を洗うことです。
この時、気おつけるのは、切れやすくなりますから、もむように洗ってください。
油分が取れて、松脂がつきやすくなります。
乾かすときは、毛を掛けるところにかけて、螺子を強めに巻いて少し引っ張り気味にして乾かしてください。
ドライヤーは、やめた方が良いと思いますよ。
光舜堂では、全ての楽器に弓をつけて有ります。
試し引き遠慮なくしてもらうためです。
そこについている弓もいくつかの種類が有りますから、
試してみるのはいつでも出来ます。
いつでも弾きに、来てください。
光舜堂 店主。
元々は、ブラジルの奴隷たちの足技を主流にした格闘技だったそうです。
いま日本でも、その格闘技をモデルとして、
若い人たちの中に、ダンスの一つとして、はやっています。
鬼谷子が作ったといわれる、酔拳、や太極拳等、ダンスと言ってもおかしくない様なものも沢山ありますから、
格闘技の人には、怒られるかもしれませんが、(ごめん、ハル)
とても魅力的な踊りです。
その、カポエラが行われるとき、雰囲気を盛り上げるためか、音楽が有ります、
そこに使われるのが、ベリンバウという弦楽器です。
これは、まさしく弓矢の、弓に椰子の実あるいは、大きめの果実の殻を着け、
体に密着させて、弦を棒でたたきます。
たまには、擦ることも有ります。
東京に、この、カポエラの先生たちが作っているベリンバウオーケストラと言うのが有ります、良ければ見てください。(とても楽しいです)
この、ベリンバウを見ると、これこそまさに、弦楽器の、元祖なのだというのが良く解ります。
このベリンバウを、二胡の弓で弾いたとしたら、立派な擦弦楽器になることでしょう。
いつのころからなのでしょう、弦楽器を馬の尻尾の弓で弾き出したのは、
皆さんご存知のように、馬頭琴の弦は、馬の尻尾の毛を、より合わせたものです。
それを、弓の馬の毛で擦るのです。
馬の尻尾の毛は、長い物では1m位も有ります。
紐やロープを作るものとしては、自然の中にあるものとしては、かなり便利なものだったでしょう。
二胡を弾く時、松脂を弓に塗り込みます。
松脂を付けない限りとても鳴りません。
だれがいつこの馬の尻尾の毛に松脂付けると、見つけたのでしょう、
凄いですね。
松脂は、数千年前から、塗料として使われていたといわれます。
バイオリンの、塗料もこの松脂を原料として使われています。
ロープなども、滑り止めとして松脂の粉を塗りこんだものが有りました。
たぶんこのあたりの、生活の知恵としての松脂の使い方など、
普通に有ったのかもしれませんね。
さて、二胡の弓です。
二胡の弓は竹で出来ています。
だいたい7ミリぐらいの、太さの、紅竹、白竹と呼ばれる竹を使います。
白竹は、多少硬く、紅竹は、弾力が有ります。
はっきりした違いは、弓に使った時、
毛の張りを調整する螺子を締めて行って、
白竹は、かなり毛が張りきった状態を作ることができます。
バイオリン等弓に、かなり近くなります。(でもバイオリンほど、ピンと張りきることはできません)
紅竹は、ねじをしっかり閉め込んでも、楽に指が入る程度には、弾力が有ります。
外弦に、向けて、弓をしっかりと、抑え込んだ時にも、その違いははっきりします。
紅竹は、台の近くまで湾曲しますが、
白竹の良いのになると、真ん中あたりまできり曲がりません。
弓に関しては、様々なHPでどんなのが良いか、高級か書いてあります。
この良し悪しは、演奏する方法論に依りますから、前の項の、弓の持ち方によって決まってくると思います。
ですから、これは好みでしょう。
竹の弾力を、どのように利用するかの、演奏技術の問題でも有ります。
これは御自身で、研究してみてください。
また、弦を直接弾く部分が、馬の毛です。
白い毛、黒い毛、精製されたもの、されていないもの、太い物、細い毛、当然色々有ります。
毛の数、も150本、200本250本と色々有ります。
多いのは400本あるそうです。
これも、演奏の仕方、その技術論に依ると、思います。
ただ、非力な人は、多少毛の多い、250本ぐらいある方が、弾きやすいみたいです。
いずれにせよ、毛は、時々切れます、
また非常に湿気に弱いです、湿気の多い時は毛が切れることが多いようです。
売ってる方から言うと、始終取り変えていただいた方が有りがたいのですが、
基本的に、10から12万回ぐらい弦をこすると、松脂がつきにくくなり、
引っかかりが弱くなり弾きにくくなるようです。
それこそ、これは練習量です、皆さんたくさん練習してください。
良い弓、悪い弓、色々言われますが、
これこそホントにその演奏方法に、大きく関わりますから、弾いてみて決めてください。
但し、楽器店としては、試し引きさせてくれるのでしょうか、解りません。
ですから買う時に、これは使い良かったという弓をお持ちでしたら、
楽器屋さんに、その弓を持ち込んで、それに近い弾力の物を選ぶのが良いのではないですか?
毛の方は、弾いてみるしか解りませんね。
その時に、毛の数も確認してください。
実際に弾いてみるのは嫌がられますが、
弾力を確かめる位は、どこの楽器屋さんでも許されると思います
それからこれは私自身経験したことですが、
たまに、幾ら松脂を塗っても、松脂が乗らない物が有ります。
この時一番早いのは、買ったところで交換してもらうことですが、
御自分でも直せます。
中性洗剤、を20倍くらいに薄めて、弓の毛を洗うことです。
この時、気おつけるのは、切れやすくなりますから、もむように洗ってください。
油分が取れて、松脂がつきやすくなります。
乾かすときは、毛を掛けるところにかけて、螺子を強めに巻いて少し引っ張り気味にして乾かしてください。
ドライヤーは、やめた方が良いと思いますよ。
光舜堂では、全ての楽器に弓をつけて有ります。
試し引き遠慮なくしてもらうためです。
そこについている弓もいくつかの種類が有りますから、
試してみるのはいつでも出来ます。
いつでも弾きに、来てください。
光舜堂 店主。
使ってみてなんとなくしっくりくるとか、弾きやすいとか、軽いと。。。
結局自分を信じるしかないのだなぁと思うようになった今日この頃でございます。
が、話によると、馬毛の中にナイロンの毛を混ぜたものとか、竹の弾力が部位によって異なるものなどあるようで、避けたほうがいいと言われたことがありますのです。ナイロンなんかは見れば分かりますッ!って言うのですが、私は分かりません。。。(笑
因みにワタクシ、長さ1mのものをオーダー中でございます。なかなか難しいとは言われておりますが、、、
腕の悪さを見た目でカバーする作戦です。
ただ、無節の弓と唄っていても、実は節を削って色を塗っている商品もありました。(これは日本でです)
無節でなくても、手元に節があるものは使いやすいです。
私の最初の弓(最初の二胡に付いてた)は、手元が細かったので、合皮シートを貼って太さを確保しました。
先月買った弓は、反りが気に入らなかったので、コンロであぶって自分好みに加工しました。
友人は、新品の弓の毛を約半分カットしてしまうそうです。
(多すぎるらしいです)
選ぶ際の注意点は、節の位置ぐらいですか…
後は、自分好みの
・太さ
・弾力
・重さのバランス
ですかね?
弓は一期一会と聞きます。
楽器よりも出会う確率は低いかもですね。
いやいや楽しかった、
弓ですか、これ二胡より難しいかも。
なまじっか、選べるだけに。
鋼より弾力ありますから。
竹は凄いですね。
実は、ステンレスでやってみたのです。。
だめでした。
実は、鋼探しています。
って、釣竿なんかそうですよね?
って事は、カーボンなんかはどうですか?
Rつけるの難しいですかね?
プラスティック系、どうしても自然素材に走ります。
多分、良いかも薄い、鋼巻きこんで、
二胡一段落したらやってみますよ。
毛の張替えは日本では出来ない気がします。
バイオリン用の弓を製作しているところならやってくれるかしら???
大御所御用達の職人さんはやってくれるらしいですが、そこのを買わないとね、やはり。。。