6角形に組み上げて、1,2ヶ月待ちます、それから、皮を張る部分を削り上げます。
この時にスタンダードと、プロ用が決まります。
スタンダードは、初心者にもたやすく音が出て、最初から良い音色になるように、皮を張る部分の口のところを2mmぐらいまで削り落します。
薄いですから、皮の振動にすぐ反応します。
プロ用は、4,5年以上二胡を弾いてきた方達が、思い切りウェートを乗せて、引き出した時に初めて鳴りだす木の振動を引き出すために、多少厚く削ります。
また、内部だけが丸くなるようにも削ります、外側は12角形なのですが内部は丸いのです。
その為に12角形は普通の二胡が14ミリの厚みで済むところ、16ミリに製材してあります。
もちろんスタンダードも、プロ用も、後から切り込むバフリングとのバランスは取れるようにはなっています。
また棹から後ろへかけては、6角形なのです。
棹から後ろに掛けては、倍音の数と、音色の伸びが決まるところでもあり高音部を司るところでもあります。ここに十分な厚みが無いのが、今の中国製の二胡の特徴とも言えます。
その為に高音が出にくい物が多いのです。
今の楽器で、高音は出ても音色にならないとお悩みの方は多いと思います。
6角形に組み上がり、皮を張る部分も削り上がり、次に外側を削ります。
大まかに、内部の削りに合わせて、7ミリぐらいの厚みになるように削っておきます。
本来は6ミリ前後なのですが、木が動いて狂うことを想定して、少し余分を取っておきます。
これはバイオリンなども同じことで仕上がりは、3,5ミリだとしても、5ミリぐらいで削って、しばらく置いておきます。
木工の場合、全てにおいてこの待つというのが大変重要なのです。
輪島塗の木のお椀などにしても、木の塊から大まかに鉈などで削りそのまま半年以上置いておきます。
それから内部をまた大きく削って、仕上がりよりだいぶ厚く残して削り、また半年くらい待っています。
内部の湿度と外側の湿度が違いますから一遍に削ると、いきなり木が動くからです。
なだめすかして待って待って、木の動きに合わせて、というのが仕事なのです。
この時にスタンダードと、プロ用が決まります。
スタンダードは、初心者にもたやすく音が出て、最初から良い音色になるように、皮を張る部分の口のところを2mmぐらいまで削り落します。
薄いですから、皮の振動にすぐ反応します。
プロ用は、4,5年以上二胡を弾いてきた方達が、思い切りウェートを乗せて、引き出した時に初めて鳴りだす木の振動を引き出すために、多少厚く削ります。
また、内部だけが丸くなるようにも削ります、外側は12角形なのですが内部は丸いのです。
その為に12角形は普通の二胡が14ミリの厚みで済むところ、16ミリに製材してあります。
もちろんスタンダードも、プロ用も、後から切り込むバフリングとのバランスは取れるようにはなっています。
また棹から後ろへかけては、6角形なのです。
棹から後ろに掛けては、倍音の数と、音色の伸びが決まるところでもあり高音部を司るところでもあります。ここに十分な厚みが無いのが、今の中国製の二胡の特徴とも言えます。
その為に高音が出にくい物が多いのです。
今の楽器で、高音は出ても音色にならないとお悩みの方は多いと思います。
6角形に組み上がり、皮を張る部分も削り上がり、次に外側を削ります。
大まかに、内部の削りに合わせて、7ミリぐらいの厚みになるように削っておきます。
本来は6ミリ前後なのですが、木が動いて狂うことを想定して、少し余分を取っておきます。
これはバイオリンなども同じことで仕上がりは、3,5ミリだとしても、5ミリぐらいで削って、しばらく置いておきます。
木工の場合、全てにおいてこの待つというのが大変重要なのです。
輪島塗の木のお椀などにしても、木の塊から大まかに鉈などで削りそのまま半年以上置いておきます。
それから内部をまた大きく削って、仕上がりよりだいぶ厚く残して削り、また半年くらい待っています。
内部の湿度と外側の湿度が違いますから一遍に削ると、いきなり木が動くからです。
なだめすかして待って待って、木の動きに合わせて、というのが仕事なのです。