昨日、ある電話をとった。
客「終身保険って書いてあるんだけど、これはワシが死んだらいつでも払ってもらえるのかね」
幸田「終身保険は死亡時にご遺族に保険金を払う保険です。終身保険でしたら途中で保障がなくなることはありませんよ」
客「そうかね。確認したいからそっちへ行きたいんだが、場所はどこにあるの?」
幸田「名古屋の○○にございますが・・・保障内容のご確認でしたら、証券番号をおっしゃっていただければお調べいたしますよ?」(いちいちそんなことで来るなっつーの。電話で済ませてくれ・・・)
客「いや、ちゃんとこの目で確認したいから、明日妻と一緒に行くわ。妻は車椅子なんだが、店は車椅子で行けるかね?」
幸田(おいおい!そこまでして来なくていいっちゅーの!来るなら奥さんは置いてきてくれ・・・)「ビルの1階からはエレベータで来られますが・・・」
客「じゃあ、明日行くから」
幸田「お客様、詳しい内容をお調べしておきますので、証券番号だけお願いできますか?」
しょーがないので契約を確認すると、後輩の担当の団体だったので、「明日来るってさ~。応対頼むよん」と押し付ける・・・。「お年寄りじゃないですか!うわ~、何確認したいんでしょうかね~?苦手だな~;」と叫んでいたので、「ま、がんばれ」と口先だけで言ってみる・・・。
今日、その客はやって来た・・・。妻と娘が同行していた。戻ってきた後輩が言った。「なんか、ほんとうにうちの会社が存在してるかどうか、見たかっただけらしいですよ・・・」
それじゃ何か?昨日電話にでたのは実はどこかの「電話代行業」で、テレビのCMもインターネットのHPも、実は潰れているのを誤魔化してやってるだけだとでも思ったのか?!そのためだけにわざわざ家族3人で、オフィスがあるかどうか見に来たってか?!・・・どうコメントしていいのやら・・・