フルール・ダンテルディ

管理人の日常から萌えまで、風の吹くまま気の向くまま

瞬間湯沸かし器

2012年12月02日 | 極めて日常茶飯事
 先日、自分が怒りっぽいことは自覚があるが、いったい一日に何回怒っているのだろうと(そんなに人に言われるほど多いかなー)、客観的な数字が知りたくなったのだ。
 というわけで、金曜朝、家を出たところからカウント開始。・・・道を歩きながら1回、電車に乗るまでに1回、電車に乗って2回・・・ううむ、会社に着くまでにすでに4回イカリング。その後客から届いた書類を見て怒り、電話を取って怒り、昼休み中に同僚と話しながら某団体の担当者に対し怒り・・・と、合計14回。午後からは研修だったので怒る機会はなく、一応14回で終了。・・・だが、午前中だけでこの数字。午後も仕事だったらいったい何回カウントしたのだろうか
 というわけで(どういうわけなのか、意味はない)、今日、のこのこと美術館に行ったのだ。そしたら静かな会場にでかい声が響いている。「ちっ、場所柄もわきまえないいなか親父が」(別に田舎をばかにしているのではなく、要するに芸術通ぶってる浅はか親父か、観光で来たついでに入っただけで興味ないので関係ないことをしゃべってるKY親父か、という意味)、と不快に思いつつ見ていると、内容がどうも係員に注意されてキレて怒鳴っているらしいものに変わっている。そのうち「こんなとこ出て行ってやる」とか言っておさまるかと思ってたが、延々続いておさまる気配なし。こっちは美しい日本画に集中したいっていうのに、ムカムカイライラが募って私はもめている会場入り口に向かった。
 親父は「自分は東京の美術館とかにも何回も行っているのに、ここだけだ、3回のうち2回も注意したのは」「オレは金を払っている客だぞ!オレが来てやらなきゃこんな美術館、すぐ潰れるくせに!」「大きな声を出せば迷惑なことくらいわかっている。なのにお前が人が解説しているのに迷惑だなどと言うからこうやって大きな声を出さなくちゃいけなくなったんじゃないか」「人生経験もないくせに生意気だ、お前はいったい何歳だ」とか係の女性に怒鳴り散らしている。
 こんなドマイナーな美術館(失礼・・・)に3度も来ているなんて、近所に住んでる自称芸術通のアホじじいに違いない。どうせ東京の美術館になんか、行ったことないんじゃないか。行ってもあのくそ人混みで騒がしい特別展(夏に私も東京でマウリッツハイス展とか行ったけどさー、おじちゃんおばちゃん(←お前もな・・・)率高くってミーハー丸出しで、美術館とは思えぬ騒がしさでびっくりだったよ!)とかだろ。だったら注意されないわ。だいたいお前みたいなの、来てくれなくて結構だ。むしろ迷惑。来るな。金払えば何してもいいと思ってるなんて、マナーというものを知らないいなかものめ。それに、人生経験がないのはお前だ!ただ年食っただけの何も人生から学んでいない無駄飯喰らいが!(長い・・・が、この十倍くらい罵詈雑言を心の中で唱えております)と怒りに燃えてそのじじいを睨みつける。正義ぶってるから、係じゃなくて客から冷たい視線を浴びれば少しはトーンダウンするかと思ったが、視線くらいじゃだめらしい。が、少しは気にしていたのか、「すみません、うるさくて迷惑なんですけど」と言ってやったら「うるさい!」と返したもののすぐその場を離れて会場内に入っていったので、一件落着・・・ではあるが、その後続きを見ていたら怒り再燃。
 「うるさい」だと?その時は場を収めることしか考えてなかったが、よくよく考えたら、なんだその口の利き方は?!てめーは見知らぬ他人に対する口の利き方も知らねーのかよ!?と、ふつふつと怒りが湧き上がってきたわけだ。
 くっそー、私が男だったら、そんな捨て台詞など言わなかっただろうよ、ああいう輩は!自分より弱い女性とか子供にしか居丈高に振舞えないに決まっている。もし私が武道とかボクシングなどやっている、或いはアメフトとかハンマー投げ(?)とかやっていてガタイがいい、或いは元ヤンキーで喧嘩上等な男だったら、「すみません、云々」言わずに最初からじじいの襟首掴んで、「ちょいと表に出ろや、じいさん。ここじゃ皆様の迷惑だろ」と美術館の裏側に引きずり込み(いい感じで林があるんだ・・・)、ちょいと撫でてやって、二度と女性に失礼な口を利けないように躾けてやるんだがなあ!!

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