フルール・ダンテルディ

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コータ闘病日記2022.1.20発病~

2022年02月24日 | 猫ばか日記
 書くと宣言しておいて、なかなか手をつけられない状態で申し訳ないです。コータが抗がん剤の副作用で、毎日看護や通院しなければならず、まとまった時間が取れないのだ。始めたばかりなのにしばらく間が空くかもしれませんが、気長にお待ちください。

 2022年1月20日。始まりは朝からの頻繁な嘔吐だった。もともと空腹すぎると吐く癖があり、朝起きてきたときに床に白い泡混じりの胃液があちこちにあるのは日常茶飯事だったので、この日もまたか、と思いいつも通り朝ご飯を4匹の猫たちにあげた。が、少したってコータが食べたエサを全リバース。これも猫あるあるで、一気食いすると吐き戻すことはどの猫もするので、このときも「あらあら、気分良くなったら追加で食べな」と餌の残りを置いたままにしておいた。
 夫を送り出して後片付けをし、トイレに行って、コータ愛用のトイレにうんちがしてあるのに気付いた。コータはいつも固くて黒いコロコロウンチ。しかしこの日はやや軟便で、色も赤茶色。日頃、下痢体質のムギの血便(病院に何度か行ったが原因不明。ストレス性じゃないかと言われる・・・)を見慣れた私は、はっきり血がついていたり赤色も強いわけじゃないが、何となく血便じゃないかと嫌な感じがした。その後コータはご飯を食べずに胃液ばかり2度吐いたので、近所のU病院の午後の診察へ連れて行った。
 医者はお腹の触診をして「固いものが触る」と言って血液検査、超音波検査とX線検査をした。血液検査は異常なし。過去に尿路結石を患ったことがあるが、数値は問題なく、多少の異常も年齢なりだとのこと。X線ではよくわからなかったが、超音波検査では「腸がからみついたようになって、巻きこむように腫瘍か何かがあるようだ。悪性かどうかを調べる穿刺検査はここではできないので、別の病院に行ってくれ」と言われる。この日の診察代、検査代しめて21,170円。
 コータは夕ご飯に口をつけず、いつものようにコタツの中に籠っていた。その夜8時頃、コータのトイレにしてあったのは、トマトを潰したような血便だった。これは悪性腫瘍に間違いない、腫瘍が腸内に浸潤してしまったのではないか?と危惧する。この日は私は寝室ではなく、コタツの横に布団を敷いて寝た。いつもはコタツの中で寝るコータだが(新入りのメイが来て以来、メイが私のベッドで眠るようになったので、メイがうざいコータはリビングで寝るようになっていたのだ)、この日は私の布団の上で寝た。やっぱり本当は私と寝たいんだな、と申し訳なく思った。
 翌日21日の朝、U病院に電話し、血便をしたことと私の危惧を話すが、「血便は昨日の検査のストレスじゃないかなあ」とのんびりしたことを言われ(もしかしたら私を落ち着かせるためにそう言ったのかもしれないが・・・)、こりゃだめだ、と電話を切る。かかりつけのC病院はコロナ禍になってから完全予約制になっている。電話で病状を説明し、できるだけ早く診てほしいと頼んだが、1月28日しか空いてないという。しかも、その日は検査のための診察だけで、実際の治療はできないと思うとのこと。仕方なく予約だけはしたが、どうしよう、とおろおろしていたところに、夫から「どうなった?」というメールが届いたので経過を返信すると、H病院へ連れていけ、とのこと。H病院は、夫が結婚前から飼っている柴犬が、検診や予防注射のために通っていたが、駐車場が少なく、診てもらおうとしても車を止められなかったりするので、今は猫ともども駐車場の広いC病院へ通うようになっていたのだ。
 結果、H病院へコータを連れて行くことにした。C病院もH病院も長岡市にあり、車で片道30分かかる。冬は雪が積もって更に時間がかかってしまうのが辛いところだ。
 H病院にU病院の血液検査結果を渡し、経過を説明。触診した医者は、やはり固いものに触る、とりあえず対症療法をしましょう、と吐き気止めとインターフェロン(免疫を高める効果があると言われている)を注射、食べられないので点滴をした。この日の会計は5,335円。
 翌22日もH病院にて吐き気止めとインターフェロン注射、点滴をして5,335円。
 日曜をはさみ、再びH病院へ行き、同じ処置をしてもらう。5,335円。「腫瘍の大きさも症状も変化ないね。積極治療をするにしても緩和を選択するにしても、悪性かどうかはっきりさせたいよね。精密検査しましょうか?」と訊かれる。お金がかかるから、とあらかじめ意思確認をされた。以前、コータの兄弟も名古屋の動物高度治療センターで検査を受けたことがあるので、だいたいの予想はついていた。お願いします、と医師がその場で新潟動物画像診断センターに電話を入れ、明日が空いている、とのことで予約してもらった。


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