華麗なるオーストラリアンライフ

渡豪17年。職業・看護師。
白熊のようなオージーの旦那1人とワンコ2匹で
ニューサウスウェルス州の田舎町で生息中。

“本場”の話

2014年01月11日 21時01分26秒 | Weblog
今日も午前シフト。昨日よりは早起きのつらさもマシ。だけど昼寝のせいか寝入るのに時間がかかり、眠りに落ちたのは結局日付が変わってから。今日も仕事終わりでやっぱり寝てしまった。午前シフトの後は寝るというパターンが出来上がりつつある。アカンと思いつつ、辛抱できんのよねぇ。

今日は、昨日とほぼ同じ患者さんの担当で、比較的静かな一日。婦長のお父さんに加え、ウチの病院の大ボスのお父さんの担当にもなり、しかもボスと婦長が同じ時間帯にお見舞いに来て、なんかだ査定されているような気分になりながら作業。幸いどちらのお父さんもいい人で、お世辞でも「この子は頑張ってるよー」とボスたちに言ってくれた。良かった良かった。大きなドラマもなく、穏やかなシフトだった。
そういえば。お見舞いに来ていた家族が帰ろうとしていたので、「See you later(またね)」と声をかけたら、それを聞いていた先輩が大笑いし始めた。何か言い間違えたかと思ったら、「あんたの“See you later”、完全なオージーアクセントやな!!」とのこと。普段、たどたどしいジャパニーズ・イングリッシュを使っているので、たまにきれいな(!?)英語が私の口からこぼれると逆に笑いを誘うらしい。自分ではまったく自覚はないけど、オーストラリアンイングリッシュを使うようになってきてるんやろうなぁ。
ちなみにウチの兄はシンガポール~マレーシアに住んでいるので、たまにデイヴィッドと話すときに聞こえてくる兄の英語はシンガポールなまり。それを聞いていて面白いと思うんやけど、兄も私の英語を聞いたらオージーなまりやと思うんかも。また、ほぼ独学の父の英語は完璧なジャパニーズ・イングリッシュ。家族で三者三様。まぁ、通じりゃいいのよ、なんでもさ。

帰宅した後は前述の通り爆睡。夜はまたまたDゴハン。私の愛妻料理の出番は少なくとも明日まで持ち越し。

ところで。
昨日Dが修理したコンピュータはインド人夫婦のもの。旦那さんが来たときにインディアンカレーを一緒に持ってきてくれたので、彼が帰った後に食べた。すんごい辛い。3口も食べたら火を吐きそうな勢い。同僚が言うには、オーストラリアで出されている“インディアンカレー”は彼らからしてみたら辛さがまったく足りないらしい。手作りのこのカレーは確かにとても辛かった。
そして今日、お腹の調子が悪かった。仕事中だというのに、トイレが第二の作業場になりそうな勢い。しかも痛みを伴うものだったので、忙しくなかった今日、早退を願い出ようかと思ったぐらい。原因を考えたところ、同僚が差し入れてくれたカレーぐらいしか思い当たらない。香辛料にやられたんだろう。少し口にしていたDに「大丈夫?」と連絡したら、彼もお手洗いには行ったけど痛みはなく、大丈夫とのこと。そして返事に「もう食べないほうがいいよ」とあった。

そこでふと考えた。

食べたらお腹が痛くなるとわかっているカレー、あなたなら食べますか?

答え。

食べます。

今回の不調の原因は十中八九カレー。原因が不明の腹痛なら怖いけど、理由もわかっていれば、その結果もわかっている。要はお腹の痛みさえ覚悟できればカレーはおいしくいただける。おそらく大半の人は、お腹を下すとわかっていたら食べるのをやめるかためらうと思うけど、腹痛と本場のインディアンカレーを楽しむことを天秤にかけたら、迷うことなく後者が勝っていた私。腹痛を問題だと捉えなかった。この思考回路に気がついたとき、「食い意地の勝利やな…」と思わず苦笑いしてしまった。
そして今夜も帰宅してから、Dゴハンを待つ間にお椀に半分ぐらい残っていた昨夜のカレーを食べた。まだお手洗いに駆け込むようなことにはなっていない。明日になったらお腹痛くなるかしらねぇ? でも明日はお休みやから、お腹が痛くなっても大丈夫なのさ。

さて。
今日も夕方寝てしまったので眠くない。そしてコーヒーを飲みたい衝動に駆られている。飲んだらもっと眠れなくなるかしら? 明日一日しか休みじゃないので無駄にしたくないし…ということで葛藤中。どうしようかなぁ。
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