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華麗なるオーストラリアンライフ

渡豪17年。職業・看護師。
白熊のようなオージーの旦那1人とワンコ2匹で
ニューサウスウェルス州の田舎町で生息中。

牛歩、でも一歩

2014年01月16日 23時34分38秒 | Weblog
今日も午後シフト。
午前中は家でゴソゴソ。昨日よく走って、筋トレも重さを上げて頑張ったので今日はお休み。Dとブランチを食べて、片付けてから調べ物などを少々。久しぶりにゆっくりとした気がする。

さて。
お仕事は2日ぶりに一般病棟へ復活。妊娠している同僚が精神科へまわされていた。私じゃなくてよかったー。なんかもう本当に精神科はしばらく遠慮したい。
担当は9名とやや多め。だけどアシスタントさんが付いてくれたのと、6名は介助要らずだったのでそこまで大変ではなかった。順調に作業をこなして時間内に作業も終わらせて、さぁ申し渡し!と気合いを入れたらアシスタントがやってきて「患者さんが呼吸困難を訴えている」。

さよかー。

というわけでチェックしに行ってみると、確かに息苦しそうにしていて、軽くパニックを起こしている。体内酸素量は77%(95%以上であることが理想)。酸素吸入器を着けても数値改善せず。とはいえ、この患者さんは肺感染症、慢性肺疾患、アスベストーシス等をわずらっており、肺がしっかり機能していない。なので酸素吸入量をうーんと上げて様子を見た。そしたら数値は改善。患者さんも落ち着きを取り戻して一件落着。でもこのおかげで申し渡しを始めたのがすでに10時前だった。やでやで。
それにしても。
以前だったら、パニックを起こした患者さんを見て私も一緒にパニックになっていたけど、今日は少しマシな対応ができた、ように思う。まずは酸素吸入、ヴァイタルサインのチェック。そして「どないしたん? 何か特別なことしたん?」と患者さんを和ませる会話。パニックと呼吸困難はセットみたいなものなので、患者さんを落ち着かせることはとても大切。ドクターに連絡して患者さんの容態と病歴を伝えて指示を仰ぎ、それを実行。そして患者さんの容態を安定させる。書いたらとても簡単なことなんだけど、前は目の前でゼーゼーいってる人を見たら「死んでしまう!!」と焦りに焦っていた(人は窒息しても一分ぐらいは大丈夫)。そして逆に患者さんの不安をあおることもしばしば。そんなことを考えると、自分も少しは成長したのかな、と思う。
とはいえ、そんなにたいしたことができたわけでもない。まだまだ精進せねばな。

これにて4連勤務終了。全部午後だったので疲れ方がマシ。つくづく朝型ではないと実感。かといって夜型でもないけど。
明日はお休み。外出予定。とっても楽しみな外出予定。早く寝ようと思っていたのだけどまたテニス観戦中。日付けかわってもーた。

たった今、オーストラリアとフランス選手の男子シングルスの試合が終わった。なんというか、本当に欲求不満の溜まる試合だった。オージーの選手の態度も相変わらず好きじゃなかったけど(でも先日の選手よりずいぶんマシ)、何よりも観客の態度が最悪。オージーが得点すると盛り上がるのはまだわかるけど、フランスが失策してもボードをドンドン叩いて盛り上がる。観ているとイライラしたので、途中から音消にしたぐらい。品という言葉はオーストラリアに存在しないのかしらねぇ?
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