華麗なるオーストラリアンライフ

渡豪17年。職業・看護師。
白熊のようなオージーの旦那1人とワンコ2匹で
ニューサウスウェルス州の田舎町で生息中。

いきなりフルスロットル

2015年06月12日 21時58分43秒 | Weblog
今日から本格復帰。
いきなりの午前シフト&ロングアワー。目覚ましは5時半に合わせており、スヌーズを繰り返してベッドから出るのはだいたい6時過ぎ。しかしどうやったのか、アラームを止めており、「あれ、おかしい」と思ったときはすでに6時20分。一気に目が覚めて、大急ぎで準備して家を飛び出した。Dはバスで行くとのことで、置いて出た。

午前中は7名担当。アシスタントナースになる勉強をしている学生さんが付いてくれた。とはいえ、他の正看と共有。そしてなぜかこの学生さんはもう一人の正看を助けてばかりで、私の方にはあまり来てくれず、ナースコールにも全部応えていたら、投薬にはとんでもなく長い時間がかかった。
幸い、介助がいる患者さんは「今日は身体を拭くだけでいい」と言ってくれたので、シャワーはせずに済んだ。
それでもいきなりの退院やドクターの予定外の回診等、いくつかの予想できないことがあり、時間は飛ぶように過ぎていった。お昼前になってようやく学生さんが「何かしようか?」と来てくれたので、ヴァイタルサインのチェックをお願いした。この学生さんは私を手伝いたくなかったとかではなく、もう一人の正看が担当する患者さんにヘビーは人が多く、おそらく彼らに時間を取られていたんだと思う。

お昼からも、やっと遅れを取り戻せる…と思っていたら、これまた予期せぬ傷口の手当。VAC療法という、やや特殊な機械を使ってするもの。うちの病院ではあまり見かけない療法なので、今日は専門家が来て説明してくれるという。
私はこれまでやったことがなかったんだけど、手当てが必要な患者さんの担当看護師は派遣さんで、彼女にやってもらうより正社員にやってもらう方が後々教育等もし安いとのことで、私にお鉢が回ってきた。
経験を積ませてもらうのは大変ありがたい。その間、自分の仕事は後回しになるけど。
結局説明もありながらだったので、30分ほどとられ、自分の担当場所に戻ったら午後の投薬、予期せぬ退院、連絡なしの術後患者さんが待っていた。忙しかったー。
こんな感じだったので、お昼ご飯にいけたのは2時半。3時から申し渡しなので、かきこむように食べてすぐに病棟へ。

午後からはアシスタントなしで6名。シフトを始めてすぐに別の手術を終えた患者さんが戻ってきた。午前中の遅れを取り戻すべく、シャキシャキ働いた。とはいえなかなか遅々として進まず。その理由のひとつはナースコールがたくさん鳴ったことやな。たてた予定も簡単にくずれていくからさ。

看護記録に手をつけたのは申し渡しの15分前。ヒーコラと書き上げて、残りの仕事をロングアワーの夜勤スタッフにお任せした。あぁ、しんどかった。確かに天気のいい日ではあったけど、しっとり汗をかくほど忙しかった。

すべての作業を終えた頃に先日執刀してくれたドクターの部屋から電話。今日は先日受けた手術の経過チェックの日。本来午後1時のアポだったんだけど、忙しいのでラストにまわしてくれと伝えておいたら、うまい具合に帰る頃に連絡があった。
まずは抜糸。傷口はとてもきれいだった。あとはゆっくり治っていくのを待つばかり。そして手の指の感覚が戻らないことを告げた。そしたらドクターは「何らかの理由で神経が傷ついている可能性がある。しかしそれは手術によるものではない。なぜなら神経が走っているような深い場所までメスは入っていないから。他の原因が考えられる」と言った。

他の理由って何よ?

手術そのものによるダメージではなくても、手術の後にマヒが残っているんだから、やっぱりそれが関連しているのでは?と思うのだけどなぁ。ドクターいわく、とにかくしっかりマッサージをしろ、抜糸によって何かが変わるかも、とのこと。あまり満足のいく回答ではなくて、少々がっかりしている。
次の経過報告は6週間後。それまでによくなっているといいねんけど。治らんかったらどうしたらええんやろうなぁ? うちの病院を訴えるのか??

そんなこんなで帰宅したのは8時過ぎ。夕食がなかったので、近所のスーパーで軽くつまめるものを購入(Dは自分のゴハンだけ買って食べていた!)。9時前に夕食。無性に飲みたくなってビールも一本。明日、顔むくむんやろうなぁ。

明日も午前シフト&ロングアワー。おそらく同じ患者さんたちを担当。今日、シャワーをしなかった分、明日忙しくなりそうやなぁ。あぁ。頑張って働かにゃー。
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