人間ウォッチャーになる

今日も午前のロングアワー。2日連続はこたえるのぅ。

相変わらず苦手な早起き。Dを送っていくようになって以前よりは慣れたけど、仕事の日はそれよりも1時間以上早く起きるのでやっぱり辛い。

出社したら昨日とほぼ同じの5名担当。軽からず重からず。まぁまぁ適当かな、という感じ。
現在我が病棟にはベッドから出ちゃダメ!という患者さんが複数名いる。それは手術のせいだったり、骨折のせいだったり。そういう人はひっきりなしにナースコールを押す。そんな感じで、今はどのセクションへ行っても忙しい。
私の5名の患者さんは3名が要介護。昨日シャワーを出来なかった患者さんは、今日はしっかり洗った。シーツも全部換えれたし、そこそこ満足のいく動き。

お昼休憩を挟んで、午後からは7名担当になった。まぁ、似たり寄ったりな感じ。アシスタントさんが付いてくれたので、ナースコールに応えてもらって、私は投薬と看護記録に集中。何度も書いてきたけど、12時間シフトは午後からが忙しい。夜勤スタッフに迷惑をかけないように詰めて作業をしたけど、結局ギリギリになっても最低限のことしかできていなかった。めっちゃくちゃ忙しいってことはなかったけど、暇な時間は全然なかった。終わってやれやれ。

帰宅したら　「家事やっておくね!」といっていたDが食器は洗ってくれていた。だけど片付いていたとはちっと言い難い眺め。そして夕食はというと、冷凍ポテト。うーん…。
休みのDは昼間っからお酒を飲み、コンピュータと戯れ、惰眠を貪るという至福の土曜日を過ごした様子。まぁ休みやねんからそれでいいと思うけど。
私が帰ってからもまだ飲みたいという。私もちょっとそんな気分だったので、近くのバーがあるレストランへ飲みに行った。こんなことをするのは、こちらに引っ越してきてから初めてに等しい。

久々に喧騒にまみれてお酒を飲んでいた。それにしてもオーストラリアのバーってなんであんなにやかましいんやろう。前から不思議やってんけど、こちらの人は酔っ払って興奮するとすぐに奇声をあげる。「イエー」「オー」「フー」など。必要以上にでかい声で。なんでなんやろう?　もちろん全員がそうだとは言わないけど、それらのことをする人々の出没度は非常に高い。

もうおっさんとおばさんの域に入る私たちは、そのエネルギーに押されて、店の端っこでチビチビとモヒートを頂いていた。Dと話をしつつも、久しぶりに人間ウォッチングも楽しんでいた。
今日のウォッチングからいくと、今の女の子の流行の服装は、黒のスキニーパンツに半袖ニットの合わせるのが主流らしい。スキニーパンツは女性の5割以上が着ていたといっても過言ではない。トップスはボトムよりもバラエティーにあふれていたけど、ざっくりとしたニットが人気のようだった。
数年前は、切り込みの入った、もしくは前後で長さが違うロングスカートを猫も杓子も着ていたけれど、そんなものは遠の昔に終わっているらしい。
結局一杯飲んだだけでお店を出た。全然休まらなかったけど、滅多に経験しない雰囲気を味わえてなかなか楽しかった。年に1回ぐらいはしてもいいかも。

帰ってきた後はぼんやりしている。
明日は午後シフトなので、ちょっと夜更かし。Dは酔いが周ったのかすでに寝室へ消えていった。
私もそろそろ目覚ましを解除して寝るとすっかな。