華麗なるオーストラリアンライフ

渡豪17年。職業・看護師。
白熊のようなオージーの旦那1人とワンコ2匹で
ニューサウスウェルス州の田舎町で生息中。

キラーシフトどした

2015年06月29日 22時06分56秒 | Weblog
本日キラーシフト(午後から午前)。朝は相変わらず辛かったけど、今日頑張ったらまたお休みだと思うと頑張れた。

昨日と同じ重た目セクション担当。しかし5名のみ。さらに看護学生さんが付いたので、軽めの2名を自分で面倒みるように、とお任せ。今日の学生さんは先週すでに同じ患者さんたちを看ていた上に、今日は学校からちゃんと監督が来ていたのでベッタリ指導する必要はなく、事実上3名のお世話で済んだ。

3名のうち、1名はフルケア。1名は軽い認知症。最後の1人は介助要らずやけど、傷口の手当が必要なおばあさん。皆、それぞれに何かがあったけど、無事に済んだので何も言いますまい。

作業の合い間に、今日は陰圧閉鎖療法を受けているおじいさんの傷口の手当もやってきた。
この陰圧閉鎖療法は、詳しく書くには私の頭では無理なんだけど、治りにくいとされる傷口に適用される治療のひとつ。うちの病院では滅多にやる機会がないのだけど、現在、その治療が必要なおじいさんが入院中。たまたま専門家が特別な資材と機械を持って我が病院に来た際に、指導を受けられる立場にいたのが婦長と私しかおらず、適用の仕方を教えてもらった私はそれ以来、ガーゼ(という言葉も適切ではないんだけど)を交換する際の指導係のようになっている。
今日で4回目。
毎回すったもんだ。傷口にスポンジを押し込み、それをぴっちりカバーして、機械を使って吸引するという作業なんだけど、一回でバッチリ!ということはほぼない。やっていることは間違いないのにうまくいかず、何枚もカバーを重ねて空気漏れを防ぐ努力をしていたら、今日の失敗はなんと機械と吸引装置のチューブがしっかりつながっていないという大変初歩的なミスやった。やれやれ。

ちなみにこの傷口はちょうどお尻の穴の少し上あたりにある。カバーをぴったり貼り付けるために、毎回2~3人がかりでおじいさんのお尻をこれでもかと広げ、みんなでガン見、そしてカバー素材を貼る際にお尻をぎゅうぎゅうと指で押す。幸いおじいさんはあきらめているのかなんなのか、恥じらいも見せることもなく、それどころか豪快におならをしてくるぐらいなのでこちらも忘れてしまっているが、結構ひどいことしてるのよね。スッと一度でうまくできるように頑張らないと。
それにしても。
私は今までの人生で、人様の肛門をこんなに間近で、長い時間、何度も眺めたことはこれが初めてやわ。

そんな感じで無事にシフトを終えて帰宅。このところ午前シフトはいつもロングアワーだったので、8時間で帰れるとなんか得した気分。明日から休みやしさ。
今日はDが体調不良で会社を休んでいた。私も眠たかったので2人でゴロゴロ。こういう時間ってやっぱり必要よねぇ。
明日はちゃんと仕事に行くというDは9時過ぎにベッドへ向かった。
日付が変わった今、私は開幕したばかりのウィンブルドンテニスを観戦中。でもそろそろ寝ようかな。

全然関係ないけど、今日、お昼ご飯はインスタントのスープやった。それがすごく熱くて、でも冷ますのが面倒で飲み続けていたら、なんと喉を火傷した模様。今頃ちょっと腫れを感じている。口内のケガは治りやすいというけど、この火傷も治ってくれるかしら? あほなことしてもうたわー。
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