華麗なるオーストラリアンライフ

渡豪17年。職業・看護師。
白熊のようなオージーの旦那1人とワンコ2匹で
ニューサウスウェルス州の田舎町で生息中。

瀕死の子豚

2016年04月20日 20時08分36秒 | Weblog
昨夜も夜勤へ。意気揚々(でもないけど)でMed8へ向かったら。

閉まってるし

なぜだー(号泣)と肩を落としたところで始業時間は近づいている。看護事務所に連絡すると「Med6へ行って~」。

認知症病棟やん

誤解のないように言っておくけど、認知症の患者さんのお世話をすることがいやなわけではない。ただやはり認知症患者さんのお世話は楽ではない上に夜間。忙しくなることは火を見るよりも明らか。その忙しさを考えて泣きたくなっただけ。

重い足取りで病棟へ。そしたら予想通り午後スタッフがバタバタしていた。
申し渡しで6名の患者さんを与えられる。そして可能性として2名の新規入院があると告げられる。

うへぇ。

新規入院はまだあまり数をこなしたことがない。そして記入する用紙は同じなのに、病棟によって書き込むことが違うこともある。
患者さんの様子を確認して、ケアプランのアップデートを始めようとしたら「新規入院よ~」。

うそーん。

というわけでそちらにかかりきり。初期処理を済ませてナースステーションに戻って書類を整理しようとしたら「新規入院よ~」。

マジですか!?

この2件の間の時間は1時間もない。

初期処理再び。

もちろんこの間に見回りもやっているし、患者さんをお手洗いに連れて行ったりしている。徘徊癖のある人がいなかったことが幸い。目立って大変だったのは、夕方に新規入院で来たおばあさんはかなり興奮していて「イギリスで大事な会議があるの」と何度もベッドを出ようとしたことぐらい。寝てしまったら後は楽だったけど。

とにかく忙しかった。気が付いたら朝の5時って…みたいな。5時になると一斉にヴァイタルサインのチェックを開始。必然的に患者さんを起こすので「トイレ~」と言われることも多々。8名のチェックが終わったのが6時半。そして必要に応じて看護記録を書き足して7時。もうクタクタでした。

帰路。Dにはあらかじめ今日は駅まで送れないと思うとメッセージしてあった。最寄のバス停で座っているDを発見。拾い上げて駅まで送っていき帰宅。もう頭モーロー。夜勤のせいか忙しかった夜のせいかは知らない。軽くご飯を食べて速攻でベッドへ。しっかり眠りたかったので薬も飲んだ。これで即寝。目をつぶってから記憶なし。

起きたら4時に近かった。よく寝たなー。8時間近く。それでも全然疲れは取れてなかったけど。これは薬のせいかもしれんけどさ。もう一日働かんとあかんのかと思うとマジで気が滅入る感じ。明日婦長に会う機会があれば、夜勤はやるけど4つ連続はやめてくれと訴えるつもり。

先ほどDを迎えに行って、夕食を済ませたところ。今夜は超手抜きでホットドッグ。ソーセージとたまねぎを焼いただけ。ちょっと心苦しかったので野菜ジュースをつけた。明日はお休みやし、Dも在宅勤務らしいので、ちょっとマシな食事をしよう。

さてまもなく出勤時間。どうかどうかMed8が開いていますように。あまり期待できないけどさ。
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