華麗なるオーストラリアンライフ

渡豪17年。職業・看護師。
白熊のようなオージーの旦那1人とワンコ2匹で
ニューサウスウェルス州の田舎町で生息中。

見たことのないバーゲンシフト

2016年04月24日 20時07分44秒 | Weblog
今日から6連勤。すべて午前。でもいいの。終わったら4連休だもん。

久々の早起き。さすがにちっと辛い。それに今朝は肌寒かった。いよいよ秋も深まってきている。あと一ヶ月もしたら布団から出るのが辛くなるんやろうなぁ。ちなみに6~7月が一番寒い、と私は思う。

今日は日曜日なので少しゆっくり出勤。駐車場争奪戦が週末はマシだからね。さて今日はどこへ行くのやら…とサイコロの旅でもしているような気分で病棟へ。
入り口が見える廊下の角を曲がる。開いてる! でもここでは喜べない。その先にもう一枚扉があるので。しかしそれも開いてる。ちょっとうれしーと思いながら病棟へ入る。

真っ暗

閉まってるなら扉も閉めておいてよ
(うちの病棟の入り口まで防火扉的なものが2つある)。

夜勤スタッフが隠れてるとか…と最後の希望をもってみたけど、見事に誰もいなかった。そしていつもの通り看護事務所に電話をかける。

すると。

「Med8は今日開けるからそのままそこにいてー」

やったー

というわけで今日は我が病棟。嬉しい。落ち着いて働ける。
といっても私はこの病棟での働き方もまだよくわかっていない。そしてシフト表を見るとどうもカジュアルスタッフと働くことになっているよう。この人がもしも経験の浅い人なら私がリーダー。この後新規入院をどっさり抱えることになるのに、私で大丈夫なの…!?と軽くパニック。早く着いていたので、新規入院の資料を読んだり、やることリストを書き上げたり、時間外婦長の電話番号を探したりしていた。
しかしそんなパニックは杞憂に終わり、やってきたのはカジュアルポジションを10年以上も続け、この病院の隅々まで知り尽くした男性看護師。物腰の柔らかい人で、ワタワタしている私にも「だーいじょうぶだって」とニコニコ。こういう人とシフトが一緒だと本当に助かる。

前の病院で新規入院はいくつもこなしたことがあるけど、新しい職場は書類は数があるし、細かいし、何より各病棟によってやることが微妙に違う(例えばヴァイタルサインの頻度とか)。あちらこちらに回されている間に、我が病棟の方針もアヤフヤになっていることも多々。これではいかんのやけど、わたしのせいばかりではないと思う。

最初の新規入院が来たのは9時半だった。それまでは、なんというか、自由時間。こんなんアリ!?っていうぐらい。しかも、2、3件目が来たのはお昼をまわってから。もうこの上ないバーゲンシフト。嬉しい。この間ペアの看護師さんに他の病棟の様子を尋ねたり、私の希望の条件でどんなことができるか可能性について教えてもらったり、オンライン上の義務付けられている課題に取り組んだりと、とてもいい時間を過ごした。給料泥棒的な気分にもなったけど、新規入院がすぐに来なかったのは私のせいではないのでヨシとする。

今日来た患者さんで退院は早くて火曜日という人がいた。ということは明日も明後日も我が病棟は開いているはず(他に大量に空きベッドが出てそちらにまわされない限り)。6つのうち3つを自分の病棟で過ごせたら御の字やわ~。本音を言ったらこれでも不満やけど、ここ一ヶ月を振り返ると良い方だと思わざるをえない。

何をしたのかわからないうちに今日は終了。万歩計が示す数字も2000歩強。たまにはいいよ、こういうのもさ。

帰宅。
Dはソファでブランケットに包まって寝ていた。明日は祝日でDもお休みらしく「掃除機とモップがけは明日ね」。しゃーねーなー。毎日片道2時間かけて通っているし、新しい職場で疲れているはずなので、私の糾弾も少し甘い。ただ夕食まで私に作らせようとしたときは「それは違う」と却下したけどさ。今夜のメニューはむね肉とお野菜の炒め物。Dがいろんな調味料を混ぜてソースを作った。やや甘め。だけどおいしかった。

夕食の後は母とスカイプで話したりしつつ、ソファの住民と化していた。体内時計がまだ多少狂っている中での早起きはやっぱりつらい。今8時過ぎやけど、多分このあと片づけをしてシャワーを浴びて寝る。
明日は祝日。新規入院はあるかもしれないけど、すごく忙しくなるということはないと思う。そして自分の病棟へいけると思うとだいぶリラックスしている(昨夜は3回ぐらい起きた。小心者)。
今夜はぐっすり眠れますように。
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