冬芽の写真を撮影しようと採集してきたシロダモの花芽にカメラを近付けると枝の一部が膨れていました。何かなとペンの先で押すと弾力性が有ります。何回か押していたらモゾモゾ動き出しました(黄色の矢印部分)・・・
枝にピッタリくっ付いていると虫とは分からない良く出来た擬態ですね。素晴らしい・・・
細長い流線型で伏せの姿勢の時は脚も見えません。よ~く見るとヘラ型の頭の付け根に真ん丸の目が有ります・・・
裏返すと薄っぺらな体で脚をもぞもぞ動かして元の様にひっくり返りました。さらに弄っているとピョ~ンと跳んで逃げました・・・
カメムシの仲間でコミミズクと言うのだそうで初めて見ました。名前は同じですが鳥のミミズクとは違います。(↓野鳥病院で撮影したミミズクの仲間のコノハズク)
昆虫のコミミズクは植物の樹液を吸って生きているのだそうです。今回見たのは幼虫でこのまま越冬し初夏に成虫が出現するようです。一度成虫を見てみたいものです・・・
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