コロナ禍でのステイホームは家庭菜園、テレビ、ゲーム、読書、時々お写ん歩で過ごしている・・・
読書は、自分のルーツに目覚めて叔母二人が書いた本を中心に読んでいる・・・
二人の叔母が共通で書いているのは明治後半から昭和中頃までの軽井沢の事が多く、ともに旧道の様子や避暑客の話が多い!
・・・で気になった文章が「わたしの軽井沢:柚木史子」に出て来る「裏の貸家~通称異人館と呼んでいた二階屋である。夏の間、外国人に貸していたつまり異人館である。 この家にはアルプスを発見したと言われるウェストンが、友人の宣教師が使っていたこの家を足場にアルプスのルートを発見したと言われている。」というくだりだ! いわゆる貸別荘だね!
「そうか、ウェストンは軽井沢をベースに長野県内の山々に登っていたんだよな!」と改めて「登山家W.ウェストンと清蔵:みやま文庫」を読み返した!
ウェストンは北アルプスだけではなく、群馬県内の奇岩・妙義山に魅せられて何度か登山しているんだ!
そして妙義の案内人・根本清蔵に巡り合って外国人として初めて妙義山の筆頭岩や鏡岩に登っている。
1912年(大正元年)9月5日に筆頭岩で日本で初めてザイルを使って登っているので、此処が日本近代登山の発祥の地と言われている由縁なんだ!
ウェストンの登山史は「登山家W.ウェストンと清蔵」で読んでもらうとして・・・
叔母の本に出て来る「ウェストンの友人が使っていた異人館」が今でも残されていた・・・明治時代の建物だから老朽化が激しいね!
此処には、昭和15年の大火で母屋が全焼した時に家族が一時住んでいて、さらに戦後しばらくしてからは叔母たちが住んでいたと書いてあった!
山好きの私にとってウェストンと聞くと心が躍るし、この家に来ていたと思うと不思議な想いが湧いてくるね!
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