かわ遊び・やま遊び雑記

アユ・ワカサギ・ヒメマスなどの釣り情報と自然観察や山菜採りなど自然の中で遊び回った記録や雑記

ムクゲ(槿)の花

2013年08月31日 | 植物

昨日のフヨウの花に続いて、同じアオイ科フヨウ属のムクゲの花です。昔、緑化樹木の生産指導の仕事をしていた時にこの花をある大会で咲かそうということで業者の方々に沢山栽培してもらったことがあり忘れられない樹木です。

樹形は箒状で枝は直線的に伸び、葉は小さく菱形状卵形で切れ込みが多い・・・

花はフヨウと同じように5弁の花弁を持ち紅紫色や白色、桃色などで中心部が赤い(底紅)ものが多いのですが・・・

底紅が無い花もあります・・・

フヨウとの違いは樹形や葉形もありますが、大きな違いは雌蕊の形でムクゲは曲がらずにまっすぐで先端も分裂せずに棍棒状だったり分裂していても小さ目です。

ムクゲは韓国の国花になっています・・・

 

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フヨウ(芙蓉)の花

2013年08月30日 | 植物

この時期になると朝の通勤時に満開のフヨウの植え込みが楽しめます。フヨウの花は朝開いて夕方には萎んでしまう1日限りの花なので朝が見頃となります。フヨウはアオイ科のフヨウ属で他にムクゲやハイビスカスなどがあります。

アオイ科は従来は75属だったのですが、最近のAPG植物分類体系では250属からなる大きな科になってアオギリの仲間やシナノキの仲間まで含められるようになってしまったそうです。(覚えるのが大変・・・)

樹形は何本も株立ちしてこんもりとした丸い形で、葉は大きく五角形・・・フヨウの花は花弁が5枚で紅紫色や白色などで底紅(中心部が紅色になるもの)が多くなっています。

円筒状に沢山付いた雄蕊の中から雌蕊が突き出して上向きに曲がっているのが特徴です。

雌蕊の先端は5つに分かれているのも特徴的ですね・・・

夕方、萎む直前の雌蕊には花粉が一杯ついていました・・・

おまけ、一緒に咲いていたマルバルコウソウ・・・

 

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アユ釣り情報:出た!28cm(碓氷川)・・・

2013年08月29日 | アユ釣り(~2023)

昨日の水曜日は神流川(南甘)に行くつもりでいたのですが、夕方に予定が入ってしまってあまり遅くまで出来ないので地元碓氷川に行ってみました。一昨日に増水し昨日は減りはじめて笹濁りになり、天気は快晴になったので「結構、釣れるかも・・・」と期待して9時半頃に「あまぬま」に入りました。

誰も居なくて独り占め・・・階段前のチャラ瀬から開始して深トロ、岩滑と釣りあがって「かけざか」まで行ってみましたがまるっきり釣れません。元に戻って深トロで粘りますが12時になってしまい、諦めて移動です。中瀬大橋下流に入るとTさんが釣っていて1匹掛けたので、その上流の岩滑の瀬で開始しました。

錘を付けて暫く引き釣りをしていると24cm上の良型が釣れてきました。

直ぐにオトリを付け替えて同じ瀬に入れ少しずつ引き上げて行くと良い当たりがあって目印が上流に跳ね上がります。竿を立てると今度は下流に一気に下り始め、一段下の岩滑まで下られてしまいました。竿を絞ってオトリを浮き上がらせると掛かりアユの魚影が見えかなり大きそうです。水中糸は0.1のメタブリッドだったので抜くのを止めて岸側に寄せて取り込みましたが28cmを超える良型でした。

この良型を使うのは仕掛けが心配なので購入オトリを再度出して下流まで釣り歩きました。下流の岩滑で23cm上の1匹を追加して、その後も少しずつ下りながら釣ってみましたが1匹をバラシただけで釣果無し・・・上流に戻って岩滑の瀬を引き釣りをして葦際で1匹がかかったのですがこれもバラシてしまい、3時になったので納竿しました。釣果は少なかったものの1匹良型が出たので十分満足しました。

アユを釣るのは好きだけど、食べるのはあまり好まないのですが今年の最大の良型だったので塩焼きで一杯! 脂が乗り身もしまっていて美味しかったけど皮が硬かった・・・こんなに硬い皮なのだから切れる針を使わないとね!

8月中なので、まだまだ成長を続け尺アユが釣れるようになるでしょうから太めの仕掛けにして大物を狙いに行くことにします。

碓氷川松井田地区は渓流区間(渓流魚は9月20日まで)ですがアユ釣りは9月一杯出来ます。

 

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虫えい(虫こぶ):ノブドウミフクレフシ(その2)・・・

2013年08月28日 | 虫えい(虫こぶ)

ノブドウミフクレフシの続きですが、たくさんあるノブドウの実の虫えい(虫こぶ)の上部に虫糞のようなものが盛り上がったものがありました。(↓左下の大きい虫えい(虫こぶ)の上部です)

これを割ってみると中に虫糞がいっぱい詰まっていて、激しく動く黄緑色に紫色の帯があるガの幼虫(これが山渓ハンディ図鑑に書いてあったブドウトガリバチなのかな?)がでてきました(↓割った実の左半分の右上にいます)。

これはブドウの害虫であるブドウトリバ(トリバガ科)の幼虫なのですが、この幼虫は実のほかに蕾や花なども食べるので、虫えい(虫こぶ)の形成者ではなく、「えい」を食べる「えい食者」なのでしょうね・・・それもえい食専門ではなく、たまたま実に侵入して内部を食べていたのでしょう。

虫糞が詰まっていればガの幼虫でタマバエの幼虫は糞がないのが特徴です。↓内部に虫糞が詰まっていて、その下に幼虫がいるのが分かりますよね。この虫えい(むしこぶ)の中を食い荒らしていたのはブドウトリバの2匹の幼虫でした。たぶんノブドウミタマバエが虫えい(虫こぶ)を作った後にブドウトリバが侵入してえいの内部を食い荒らし、タマバエの幼虫は死滅してしまったのだろうと思われます。

 

 

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虫えい(虫こぶ):ノブドウミフクレフシ

2013年08月27日 | 虫えい(虫こぶ)

虫えい(虫こぶ)シリーズですが、今回はノブドウの実に作られた虫えい(虫こぶ)の話です。この虫えい(虫こぶ)を割ってみたら2種類の幼虫が出てきたので2回に分けて書かせてもらいます。

ノブドウの果実にはタマバエの幼虫が寄生して虫えい(虫こぶ)を作ることが多いのですが、インターネットで「ノブドウ」や「ノブドウミフクレフシ」で検索すると「ブドウタマバエやブドウトガリバチの幼虫が寄生して虫えいを作ることが多く・・・」という記述が多く見られます。これは山渓ハンディ図鑑の引き写しだろうと思われますが、正確にはブドウタマバエとかブドウトガリバチという虫は存在せず、この虫えい(虫こぶ)はノブドウミタマバエ(ノブドウタマバエ)によって形成されたものがほとんどなのです。

ノブドウミフクレフシは正常な実(↑熟すと白ぽい色をしています)よりも肥大して黄白色~紅色や紫色・碧色(↓)になっています。ノブドウには、このパステルカラーの虫えい(虫こぶ)ばかりで正常の実がほとんどない個体が多く見られます。

正常な実を割ると種子が形成されていますが・・・

ノブドウミタマバエの場合は漿質になって中央に一つの幼虫室があって1匹の橙黄色の幼虫が入っています。

↓こちらは既に蛹になっていました。

本州では2~3世代を繰り返すと言われていて、一世代目はウツギメタマフシを形成するタマバエであるという説もあるようですが不明です・・・

 

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アユ釣り情報:東日本青年部アユ釣り懇親大会(那珂川)2日目・・・

2013年08月26日 | アユ釣り(~2023)

土曜日は朝9時に富岡を出発して昼前に那珂川(黒羽地区)に到着です。川では20数名の釣り人が竿を出していたのですが、竿を絞る人はほとんどいなくて暫く様子を見ていましたが釣れそうもないので、本番に備えて仕掛けづくりをすることにして竿出しは止め、私はビール片手に何種類かの仕掛けの調整をし後は川を見たり昼寝をしたり・・・

夜はホテル花月で前夜祭・・・少し飲み過ぎたかなと思ったのですが寝るのが早かったので比較的すっきりと目覚めました。5時半頃から支度を調えて受付をしましたが気温が低く肌寒い陽気となってしまいました。

懇親大会を当初予定していた「街裏地区」は釣果が芳しくなく、さらに100人規模の別の大会が開催されるとのことで「寒井地区」に変更となり車で移動です。下流と違って渓流区間のような場所ですが魚影は濃いとのことでした・・・

今回は「がまかつ」から竿を貸してくれると言うので以前から使って見たかった「パワースペシャルライト・早瀬9.0m」を使ってみました・・・ちょっと胴調子かな。オトリ配布が終わって早速開始で私は上流の橋付近に陣取って開始しましたが気温も水温も低くてなかなか掛かってくれません。

30分ほど手前から対岸の岸よりまで探り廻ってやっと1匹かけたのですが後が続きません。上流のMさんやYさんたちはチャラを泳がせているようでポツポツ掛けていて焦ります・・・

魚影は見えるので見切れずに前後左右を何回も浚いなおしたのですが、なかなか掛からずに終了時間まで30分でやっと1匹を追加できたのですが時すでに遅く竿じまいです。

釣った人はオトリ込み16匹(やっぱり流石ですね・・・)、青年部員のトップは15匹で青年部員は上位4名で決勝戦です。我が上信越地区本部のN君も決勝戦進出でジャンケンでトップ入川です。ルールは早掛け勝負で1匹をタモ網に取り込んだところで順位決定です。

N君の対岸でカメラを構えて待ちますが、焦っているのか2回ほど根掛かりして、外しに行って仕方なく中央の流れにオトリを投入です。するとオトリに驚いて野アユが抜けて「おお、居るね!」・・・そしてN君がオトリを1m程下流へ操作すると見事に掛かりました!

そしてバッチリ取り込んでトップ通過、N君は喜んで万歳しながら川の中にバシャン・・・「おめでとう、賞品の竿ゲットだね!」

今年の上信越地区本部は凄いです。GFG杯では個人優勝、団体優勝・準優勝、そして今回の優勝とのっていますね!

でも私はトホホの成績・・・しかし、今回は参加賞の他、くじ引きやジャンケン大会でベストやタオルなどを戴き、会費負けだけはしなかった!

 

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アユ釣り情報:東日本青年部アユ釣り懇親大会(那珂川)1日目・・・

2013年08月25日 | アユ釣り(~2023)

青年部とは程遠い老年部なのだけど一般の参加も出来るので上信越地区本部青年部長のHさんや鮎部役員のYさんと那珂川(黒羽地区)に来ています。

地元碓氷川は20cm以上も増水していたのですが、那珂川は数センチの増水だけだったようです。

20名ほど釣っていましたが竿を絞っている人は少なく、ずっと見ていても数名が釣り上げただけ・・・

風も強く、竿を出さずにビール片手に様子見です。さてさて今日の懇親大会はどうなることか・・・

 

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虫えい(虫こぶ):ノブドウの葉と葉茎にできたヤマブドウハグキフクレフシ?

2013年08月24日 | 虫えい(虫こぶ)

先日、妙義山の石門に登った時に見かけたノブドウの葉と葉茎に作られていた虫えい(虫こぶ)ですが、「日本原色虫えい図鑑」で調べてみてもブドウ科に作られる虫えい(虫こぶ)で該当するものが見当たりませんでした。

虫えい(虫こぶ)を切断してみると橙黄色のタマバエの幼虫が1匹入っていたので、強いて近いかなと云えば「ヤマブドウハコブフシ」になるのですが、その形状はほぼ球形で葉裏側の先端はやや尖るのでどうも違うようです。

他に未同定で名前だけの「ノブドウハコブフシ」という虫えい(虫こぶ)名が一覧表に記載されているのですが、それかどうか確認できませんでした。そこで「日本原色虫えい図鑑」の編者であるY先生のところに写真を送って教えを乞うたところ「写真を拝見する限り、ヤマブドウハグキフクレフシのように思えます。このゴールが葉に形成されたものと思われます・・・」とのことでした。

確かに葉茎にも虫えい(虫こぶ)が出来ていたのですが葉(よく見ると太い葉脈)に出来ているものが多かったのでそちらに目が行ってしまいました。そしてY先生にはヤマブドウやエビヅル、ノブドウに作られる虫えい(虫こぶ)を形成するタマバエについての考え方などを色々教えていただきました。まだまだ分からないことが沢山有るのですね・・・

 

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キササゲの実・・・

2013年08月23日 | 植物

以前、花を紹介したキササゲ(木大角豆)ですが、長さ20~30cmもある細長いササゲ(大角豆)のような実をたくさんつけていたので紹介しておきます。

木本でササゲのような実をつけるからキササゲなのですが、ササゲはマメ科、キササゲはノウゼンカズラ科で果実は豆果ではなく果なのです。

果序の軸から10本ほどの果を垂れ下げています。熟すと果が縦に割れて両側に長い毛を持った種子が現れ風に飛ばされていきます。(↑)の熟す前に折れて枯れてしまった枝から取った実(↓)なのでたぶんシイナでしょうが、種子はこんな感じです。

ササゲと名は付いても豆ではないので食べられませんが、緑色のうちに採取して細かく刻み乾燥させて利尿や腎炎の生薬(梓実:しじつ)とするそうです。

そういえば先日行った神流川でも河原に生えていました(↓)。でも、外来種なのであまり増えて欲しくは無いのですが・・・

キササゲは高木になり水分も多いため雷を呼びやすく避雷針がわりに使われたとか・・・くれぐれも雷雨の時にこの木の元(他の大木も)に逃げ込むのは止めましょうね!

 

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アユ釣り情報:南甘神話も終わった・・・

2013年08月22日 | アユ釣り(~2023)

土曜日に引き続きハミアトさんと神流川(南甘)に行ってきました。

我が家をゆっくりと8時ころに出発、天野さんがオトリをやって居ない(どうしちゃったんだろう?)というので何処かで買えるだろうと上野村から下って行くと何時もあるオトリ屋が店じまい。慌てて携帯を取り出して下流から来るハミアトさんにオトリ購入をお願いして29番に車を停めて到着を待っていました・・・

待っている間に河原でノブドウの実に虫えいを見つけて撮影したり、川を見ながら「結構、群れが居るねぇ!」と時間を潰しているとハミアトさんが到着です。「下流もオトリ屋さんが何軒かは閉まっていて、開いていても酷いオトリで選んで買ってきたけど良くないよ・・・」と言われましたが、「オトリが居れば何とか釣れるでしょ!」と早速支度をして開始しますが、やっぱりオトリがこんな状況(↓腹が赤くなってひがいている!)で泳いでくれません・・・

他のオトリに付け替えたらもっと酷くて最初から水面を泳いでいます。「しっかし、こんなオトリを良く売るねぇ(怒!)」・・・それでも背環に替えて何とか騙しだまし泳がせて1匹を掛けたのですが、これが頭掛かりで直ぐに御臨終、これで万事休すです。後はいくら粘っても釣れず、減水で土用隠れ気味もあって縄張りアユが居なくて、釣れないまま昼になってしまいました。

「ハミアトさんは何匹か釣っているのだろうな」と車に戻ると、既に椅子に座って休憩中です。「どうでした?」「×××・・オトリがねぇ~」「やっぱりね・・・」

仕方ないので、お昼を食べながら「前橋育英の試合はどうかな?」と高校野球の状況をを聞いていると、見事勝って決勝進出です。「では、我らも・・・」と出陣ですが、こちらはヒット無しで無得点!

2時過ぎに「我慢にも限度があるよ・・・」と嫌~な思いのまま終了しました。(釣れないのは腕のせいもあるでしょうが、往復百km以上も走ってガソリン代を使い、そして年券代、オトリ代を使うのだから、気持ちよく釣りをしたいなぁ・・・)

「何処でも入れば必ず幾つかは釣れる」「組合の一括購入だから何処のオトリ屋さんに行っても良いオトリが居る」と言う南甘神話は完全に崩れ去りました・・・今後、状況が変わることを願うばかりです。

減水で釣れないときだからこそ元気なオトリが欲しいですね・・・

 

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キツネノカミソリ・ナツズイセン・・・

2013年08月21日 | 植物

葉が無く花だけ咲いていた2種類の植物をのお話です。「葉見ず花見ず」として有名なヒガンバナは彼岸のころに咲くからその名前が付いたのですが、同じヒガンバナ科ヒガンバナ属のキツネノカミソリとナツズイセンは丁度今頃のお盆(旧盆、月遅れ盆)の頃に咲いています。

キツネノカミソリもナツズイセンもヒガンバナと同じく「ハミズハナミズ」で葉が伸びている時期と花の咲く時期が違います。ヒガンバナの葉は晩秋に伸び始めて春には枯れますが、キツネノカミソリとナツズイセンは早春に伸び始めて初夏に枯れます。

キツネノカミソリは在来の多年草で黄赤色の花、良く結実して分球以外に種でも増えますので各所に大群生地がみられたりします・・・

ナツズイセンはヒガンバナと同じ中国原産で淡紅紫色、ヒガンバナもそうですが三倍体のため結実しないので分球で増やしています・・・

ナツズイセンはスイセンと言うよりもユリに花が似ていて葉が無いためハダカユリ(裸百合=葉が無い百合)とも呼ばれています。この淡い紅紫色は清楚さがあって良いですね・・・

今日は南甘の予定ですが、さて何処へ入ろうかな・・・

 

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虫えい(虫こぶ):エゴノキツボミフクレフシ・・・

2013年08月20日 | 虫えい(虫こぶ)

立秋の頃になると大学校の駐車場の植え込みに植えられているエゴノキには実がたわわにみのっていますが、その中に通常の実に較べて異常に小さいものが見られました。

この小さな実に見えるのはタマバエの一種の寄生によって蕾が開かずに子房の部分が膨れ上がったもので、膨れ上がった子房の先端には雌蕊の柱頭の名残が見られます。蕾の異常で子房が膨れるのでエゴノキツボミフクレフシと呼ばれています。↓右上の中心部が白いのは正常な実の切断面です。その下が虫えい(虫こぶ)の切断面です。

虫えい(虫こぶ)を横に切断、拡大してみると内部には空洞となった幼虫室があって、切断面に出てきた乳白色の幼虫が1匹蠢いていました。

↓虫えい(虫こぶ)を縦割りにしたもの・・・やはり乳白色の幼虫が入っていました。

この虫えい(虫こぶ)は8月には落下して幼虫のまま越冬するらしいのですが、タマバエの生活史の大部分が不明なのだそうです。

 

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アユ釣り情報:碓氷川は25cm・・・

2013年08月19日 | アユ釣り(~2023)

一昨日は魚野川、昨日は碓氷川と連荘でアユ釣り・・・碓氷は魚野と変わって渇水気味で青藻が腐ってドロドロ、それが水に溶け込んで薄濁り気味です。

9時過ぎになかやすオトリ店に行ったのですが話し込んで時間を潰し、その後「あまぬま」に入ったのですが此処でも知人と話し込んで時間を潰してしまい開始したのは12時近くです。そして各地で熱中症続出の高温のため私もアユも動きが鈍めで、追いもさらに悪くなっています・・・

階段前の早瀬で開始しますがまるっきり気配がなく、通称、旧「大石」に移動して岩滑で泳がせると直ぐに掛かったのですが痛恨のバラシ、新しいオトリに替えて泳がせると左岸寄りに上って行って掛けてくれました。でもオトリよりも小さ目・・・

オトリ替えをして暫く粘りますが、その後は釣れないので下流の深トロに入って泳がせていると軽い当たりがあって竿を起こすと強い引きです。暫く我慢して寄せると24cm・・・

その後も続けて出て一番大きいのは25cm、でも後が続かず5時までに5匹で終了です。条件が悪い中ではまあまあの釣果だったようです・・・

この二日間、魚野では数を、碓氷川では型を楽しませてもらいました。 

 

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アユ釣り情報:魚野川で30匹・・・

2013年08月18日 | アユ釣り(~2023)

お盆が明けて一週間ぶりでアユ釣りにハミアトさんと一緒に行ってきました。当初は清津川に行く予定だったのですがGFG上信越地区のT本部長が「魚野川が結構釣れているよ」と情報をくれたので「虻や蚋が多い場所よりいいか」と石打ICで降りて坪池川の下流に入りました。

T本部長や海底人さんご家族も到着して思い思いの場所で開始です。私は落ち込みの渕で開始しオトリが昇っていくとクンと当たって抜いてみるとウグイ君「最初からこれかよ・・・」

気を取り直して下流に入れると直ぐに来て・・・「チッチャ~」

それでもオトリに使えるよとベタ竿にして入れていくと良い当たりでまあまあの型・・・

こんな調子で6~7匹目までは順調に循環の釣りだったのですが、2匹を立て続けにバラシてから沈黙・・・結局、昼までに13匹でした。ハミアトさんは上流の瀬頭のダブルスコアの26匹でした。

T部長や海底人さん御家族(キュウリ・ナス・スイカ御馳走様でした!)とゆっくりと昼を食べて1時に同じ場所で再開です。午前と同じように入れると直ぐに釣れて・・・そして上流のハミアトさんを見ると相変わらず入れ掛かりの様子です。

その後もポツポツ釣れて4時半ごろに30匹目が来てオトリを替えようとしたら大粒の雨が音を立てて降ってきて強制終了でした。

 ハミアトさんも午前と同じ場所で入れ掛かりで午後30匹で合計56匹でした。(↓ほぼダブルスコアを喰らってしまいました。腕の差は如何ともしがたいです!)

 

 

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妙義山・石門で見かけた生き物(動物編)・・・

2013年08月17日 | 自然観察

ちょっと日にちが経ってしまいましたが妙義山・石門群で見かけた生き物(動物編)です。まずはミズナラの殻斗に穴を開けていたハイイロチョッキリです。コナラやミズナラの堅果に卵を産みつけた後に枝を切り落として落とすのですが、木が高いのでその様子を見ることがなかなかできませんが、妙義山の岩場に生えているミズナラは背が低いので目前で観察できました。

カメラで追いかけまわしていたら穴だけ開けて何処かへ行ってしまいました。産卵に戻ってくるかな?

次はクモを捕まえて巣穴へ引きずって行く狩りバチ(写真が鮮明でなく名前は不明)・・・

そしてネムノキが好物のオオクモヘリカメムシの合体中の夫婦(大きい方が雌です)・・・

おまけ・・・家に帰ったらセミがバタバタしていると思ったらカマキリに捕まっていました(これを全部食べれば大きくなるだろうな!)・・・

今日は久しぶりに・・・って言っても一週間ぶりですがアユ釣りに行ってきます。新潟方面・多分清津かな~

 

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