かわ遊び・やま遊び雑記

アユ・ワカサギ・ヒメマスなどの釣り情報と自然観察や山菜採りなど自然の中で遊び回った記録や雑記

アユの密漁者が捕らわる・・・

2010年05月31日 | アユ釣り(~2023)


先日(5月28日)の日刊スポーツ産経新聞の記事に多摩川でアユの密漁者が捕まったとの記事がありました。
これは、ほんの氷山の一角だと思います。私が知っている限りでも、江戸川水閘門や多摩川、利根大堰下流、利根川と烏川の合流付近、下久保ダムなどで昔から密漁され続けているです。こう言う輩が横行しているから釣りという行為の地位が何時までたっても上がらないのではないでしょうか~。

以前、江戸川水閘門に視察に行ったときは凄い密猟者の数でした(一枚目の写真)・・・。禁止看板は掲示して有るのですがね~
下の写真は密漁された稚アユですが、注意しても人数が多すぎて完全に無視されてしまいます。

そして掲示板やブログに「チアニュ入れ掛り・・・」とか「稚ア○大漁・・」とか堂々と書いている輩もいたり、放流したアユを毛ばりや川虫で釣ったりとやりたい放題・・・自分だけ良ければ良いのかなぁ???
まあ、こういう人たちは釣り人としては分類されないのでしょうけどね。


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アケビ・ミツバアケビ・ゴヨウアケビ考

2010年05月30日 | 植物

2週間前になりますが、小根山森林公園で行われた「ぐんま自然観察指導員会」の研修観察会でテーマとなった一つにゴヨウアケビ(1枚目の写真)の話がありました。

ご存知とおりアケビは小葉が5枚で全円、つまり鋸歯がありません。花は淡い紫色です。

ミツバアケビは名前のとおり小葉が3枚で波打つ鋸歯があります。花はアケビよりも濃くて黒紫色です。

テーマとなったゴヨウアケビは3~5枚の小葉で波打つ鋸歯が見られます。花はアケビよりも濃いのですがミツバアケビよりは淡く、両者の間で天然に出来た雑種だと多くの本に書いてあります。

そして、私はゴヨウアケビの大きく育ったものは見たことがありません。地面を這っているものばかり・・・文献によっては果実が出来ないとも書いてあるのですが・・・

そして、ある先生が両種を掛け合わせて出来た種をたくさん蒔いてみたけれどゴヨウアケビが出現しなかったと言うのです。そこで、文献には天然雑種と書いてあるけれど本当にそうなのかと疑問が沸いてきたのだそうです。
誰か雑種と言うことを確かめた人はいるのでしょうか・・・そして、どのような条件なら雑種が出来るのでしょうか?


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アユ釣り情報:釣行携行品チェックリスト

2010年05月29日 | アユ釣り(~2023)
6月1日からは群馬県内でもアユの友釣りが解禁になります。1日は坂東漁協の吾妻川、5日は南甘漁協、12日は上野漁協、19日は上州漁協と続きます。
皆さん、準備は整いましたか? そして釣行携行品の忘れ物はありませんか?

アユ釣行携行品チェックリストです。皆さんお役立てください!



・・・(ここをクリックすると大画面になります


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ヤマフジとイヌブナの虫えい(虫こぶ)

2010年05月28日 | 虫えい(虫こぶ)

先日のぐんま自然観察指導員会の研修観察会では虫えい(虫こぶ)も何種類か見られました。ナラメリンゴフシなどもあったのですが、今回は今まで撮影できずに私のホームページに載せていなかったものを2種類アップしておきます。

ヤマフジハフクレフシ

フジの新葉に作られていた虫えい(虫こぶ)です。葉の表裏両方に丸く盛り上がった球形のものがたくさん出来ていました。

えい形成生物はタマバエの一種なのですが、生活史は解明されていないようです。
最初は緑色で、成熟すると褐変します。この写真は褐変してきたので、もうじき成熟した幼虫が出てくるのでしょう。その後は地中で過ごし、サナギとなって新芽の時期に羽化し産卵するのだと言われています。


ブナハツノフシ

これはイヌブナの葉表に作られていたものです。すこしピンボケ。

葉脈と葉脈の間に細長い円錐形の虫えい(虫こぶ)を直立させます。えい形成生物はタマバエの一種だそうです。
5~6月に目立つようになって、落葉よりも早く落下して虫えいの中でサナギになって越冬するそうです。春に羽化して新芽に卵を産むそうです。


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動物ネタが続きますが・・・

2010年05月27日 | 動物


小根山の研修会や昼の散歩で結構ブログネタが貯まってきました。動物ネタが続きますが・・・釣りに行っていないので釣りネタ無しが暫く続きます。
小根山の研修会では植物のほかにも幾つかの動物が見られました。最初は切り株に残されたクマの痕跡です。シロアリを食べたのでしょうか爪の跡も見られます。

次は、お昼にベンチの傍らに居たアカスジキンカメムシの幼虫です。成虫になると、とても綺麗なカメムシです。

・・・と思っていたら、成虫になったばかりでアカスジがまだ目立たない成虫がいました。

そして、こちらも光り輝いて綺麗なアカガネサルハムシです。

さらに3羽で絡み合っていたウスバシロチョウです。このチョウも多情な生き物なのかな・・・?


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釣り情報:ぐんまの魚の生息環境を考える(7)

2010年05月26日 | 釣り一般


日本一のアユを取り戻す会のホームページ
「ぐんまの魚の生息環境を考える」(7)をアップしました。

今回は前回の「瀬と渕」に続いて「瀬と渕を取り戻す」です。

河川改修(改悪?)や採石によって単調になってしまった川に瀬と渕を取り戻すことに取り組んだ話です。

もちろん、これらの計画・設計に携わったのは「ぐんまの魚道を考えるページ」「ぐんまの魚の生息環境を考える」の筆者の福田氏です。

興味のある方は日本一のアユを取り戻す会のホームページを是非お読みください。


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傷ついた鳥たち(野鳥病院)

2010年05月26日 | 動物


群馬県林業試験場の中には野鳥病院があります。

ここは何かの原因で傷つき飛べなくなった鳥たちが運び込まれてくるのですが、貴重種も多く現在も50羽以上の鳥たちが収容されています。ここで治って自然界に戻れるのは6割弱・・・

この野鳥病院ですが春から初夏にかけては少し忙しくなってきます。

それは鳥たちの繁殖期に入ってヒナ鳥が運び込まれることが多くなるからなのです。

「巣から雛が落ちていた」「巣ごとツバメが落ちていた」「地面でパタパタしていた」と・・・
確かにかわいそうに見えますし、猫やイタチ類に襲われたら大変です・・・でも、その前に確かめてもらいたいのです。「巣立ちの練習ではないか」「親鳥はそばにいないか」などを・・・親鳥は雛を上手く誘導して物陰に隠し、餌を与えていることが多いのです。

人間が保護したつもりでいても、親鳥にすれば可愛い子供を誘拐されてしまったと思っているかもしれませんよ!


雛に人間が触ってしまうと匂いが付いてしまい親鳥は子育てを放棄してしまうのです。いくら野鳥病院といっても食欲旺盛な雛に餌をやって育てるのは大変な作業で、多くの雛はうまく育たず幼い命を落としてしまうのです。

そして、何とか育ったとしても自然界の厳しさを知らずに育つため、自然界に戻しても上手く生きて行くことが出来ないのです。

雛が落ちていても傷ついていたり襲われたりする危険がない場合は、拾わないでそっと見守ってやることが必要ですよね!


こんな詩があります。
【金子みすゞ「雀のかあさん」】

子供が子雀つかまえた。
その子のかあさん笑つてた。
雀のかあさんそれみてた。
お屋根で鳴かずにそれ見てた。


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ナラなのにカシワって?

2010年05月25日 | 植物

ナラの仲間というとコナラやミズナラを思い浮かべますが、先日の小根山森林公園と碓氷湖で行われた「ぐんま自然観察指導員会」の研修観察会では、あまり普通に見られないナラガシワとアオナラガシワを見ることが出来ました。それも
大木で参加者の皆さんは心から満足していたようです。

ナラガシワ

葉が長さ10~25cmと大きく鋸歯も大きくカシワのような形をしています。ミズナラと違って葉柄が長さ2~3cmあります。葉質は硬く裏面に星状毛があって灰白色をしています。残念ながら今回は木が高いため落ち葉だけですが革質で葉表がテカテカしているのが分かるでしょうか?

どんぐりはミズナラやコナラのように細長いのに葉はカシワのような形なのでナラガシワと付いたようです。


アオナラガシワ(アオミズナラ)

ナラガシワにそっくりですが、葉裏に星状毛がなく緑色をしているので「アオ+ナラガシワ」でアオナラガシワと付いたようです。ナラガシワの変種で葉の大きさはナラガシワと同じく10~25cm、葉柄も2~3cmになります。
ナラの仲間は種類が多く、亜種・変種も多いので分類が今一上手くできないで私には不得意の分野です。

タチガシワ

そしてアオナラガシワの近くに生えていたタチガシワです。名前はカシワが付いていますが、こちらは草本でガガイモ科カモメヅル属の多年草です。花も目立たない地味な色です。葉が大きくカシワに喩えられたのでしょうがあまり似ていないと思います。仲間のツルガシワは先端がツル状に伸びますがこちらはツル性でなく立っているだけだから「タチガシワ」なのでしょう?


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第64回群馬県植樹祭

2010年05月24日 | 農林業

22日の土曜日は「第64回群馬県植樹祭」でした。開催場所は高崎市の観音山ファミリーパークで約1500人が参加したそうです。

天気が良くて厚くなり、着ていた作業着の上着を脱いでも汗が出てきました。
東京農大二高吹奏楽部のマーチングドリルのあと開会です。知事や高崎市長の挨拶・・・

標語やポスターの入賞者、緑化功労者の表彰

今年の10月3日に群馬県で行われる「第34回全国育樹祭」に使用する苗木の育成依頼・・・

メッセージや大会宣言など一通りの式典が終り植樹です。植栽本数は1000本とか・・・。

緑の少年団は草花を植え、大人達は緑化木を植えていたけど、遠くの植樹場所は植え残っていたみたい・・・


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多情な花? キランソウ属の花たち・・・

2010年05月23日 | 植物

先日の小根山森林公園での研修観察会で観察された植物に群落で咲いていたジュウニヒトエ(写真下)が有りました。

そして、その群落の傍にジュウニキランソウ(一枚目と写真下)が咲いていました。名前が示すとおりシソ科キランソウ属のジュウニヒトエと同じ属のキランソウとの交雑種です。人によってはキランジュウニヒトエと言っているようです。

形状的にはジュウニヒトエに近いものからキランソウに近いものまでバラエティに富んでいるので近い方の名前が前に来るのでもいいのかも・・・。


キランソウ(写真下)はニシキゴロモとも交雑するそうで、けっこう多情な花なのかも・・・


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ムササビの昼寝:何とも微笑ましい・・・

2010年05月22日 | 動物


昨日は真夏日・・・昼休みにカメラ片手に散歩していても汗が噴出してきました。
サクラの木でイカルが大きな声で囀っているので近づくと、さーっと遠くへ飛んで行ってしまいます。

そしてサクラの木の下には核果の破片がビッシリと落ちていました。あの大きな嘴で上手に割って仁を食べているのでしょうね。

イカルの写真は撮れなかったのですが、ちょっとした発見がありました。それは・・・ヒガンザクラやシダレザクラ(ヒガンの品種)の下には食べかすがビッシリ落ちているのにソメイヨシノやサトザクラの下には何も落ちていないのです。実は着いているのですがねぇ・・・不味いのか、シイナなのか・・・後で調べてみよう!

そして隣の柳を見上げると・・・

今日はむし暑くって寝苦しかったのでしょう・・・ムササビ君が巣穴から身をのり出して昼寝をしていました。でも、よく見ると薄目を開いているようにも・・・近づいてシャッターをパシャパシャ切っても身動きしません。無防備すぎますが、なんとも愛くるしい姿ですね!


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アユ釣り情報:碓氷川アユ稚魚放流地図

2010年05月21日 | アユ釣り(~2023)

碓氷川・松井田地区のアユ稚魚放流地図を作成してみました。大きい地図を見たい方はここをクリックしてください。

松井田地区の地図と箇所ごとの放流kg数を入れました。アユ稚魚は色々な条件で移動するため、放流時と同じ場所に居ついているわけはありませんので、あくまでも参考です。

南甘や上野、群馬、坂東などの漁協はこのような放流地図を出しているのですがねぇ・・・。
せめて松井田地区だけでもと思って作成してみました。詳しい情報は「なかやすオトリ店」に聞いてくださいね!


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釣り情報:ぐんまの魚の生息環境を考える(6)

2010年05月20日 | 釣り一般


日本一のアユを取り戻す会のホームページ「ぐんまの魚の生息環境を考える」(6)をアップしました。

今回は瀬と渕についてです。

最近は河川改修(改悪?)によって単調な川が増えてきてしまいました。真っ直ぐに流れ、変化が無いため、さかな達にとっては非常に棲みづらくなってしまいました。

興味のある方は是非お読みください。日本一のアユを取り戻す会のホームページ


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アユ釣り情報:上州漁協と南甘漁協のアユ解禁日決定

2010年05月19日 | アユ釣り(~2023)

本日の理事会で上州漁協のアユ友釣りの解禁日が決定したそうです。

解禁日は6月19日(土)未明だそうです。放流量等の詳細は後日掲載いたします。

そして南甘漁協も本日の総代会で6月5日(土)未明に決定したそうです。

さあ! 皆さん準備に取り掛かりましょう! (ん~もう出来ているって・・・)


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アユ釣り情報:碓氷川・松井田地区の生育状況

2010年05月19日 | アユ釣り(~2023)

南甘の試し釣り情報を聞いて、碓氷川(松井田地区)のアユの成育状況が気になったので見に行ってきました。

今年も水温が上がる4月中旬まで待っての放流、それも温度差を無くす水温馴致と言う作業を行い、さらに案山子立てや笹流しを行うなど出来る限りのことを行ってきましたので良い結果が出ないとね~

そして川見をして歩けば、碓氷川の松井田地区は何処へ行っても石が真っ黒に磨かれ、アチコチでキラキラと彩を織っているアユが見られるようになりました。

昨年と同じような場所で同じような大きさとなっているので、今年もおおいに期待できそうです。このまま水質汚濁や病気などが無いことを祈っています。

写真では分かりづらいのですが黒光りする岩、そして魚影を掲載しておきましたが自分の目で確かめるのが一番ですね。上州漁協も今日が理事会です。試し釣りや解禁日の案が検討されるようです。

そうそう、センサーにゴミが付着してクリーニングに出していた一眼が戻ってきたので、試し撮りをしようと昨日の夕方に外へ出ると綺麗な夕焼けと太陽の暈がみられました。・・・今日か明日は雨かな!

・・・って書いていたら雨が降り始めました。暫く降っていなかったから恵みの雨ですね。


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