いよいよ9月も最終日、そう云えば今年はヒガンバナの登場が少なかったなぁ・・・と言うことで榛名山とヒガンバナの風景です。
太宰治の「富士には月見草がよく似合う」のフレーズを借りれば「榛名には曼珠沙華がよく似合う」・・・てなことは無いか!
秋の彼岸ごろに咲くからヒガンバナ(彼岸花)、法華経に由来し天上に咲く花と言うことでマンジュシャゲ(曼珠沙華・山口百恵の歌を連想してしまいますが・・・)、縁起の悪い名前では死人花(しびとばな)、地獄花(じごくばな)、幽霊花(ゆうれいばな)などなど・・・雨降り花という呼び名もあったね、何しろいろいろな呼び名のあるる花です。それだけ人々の身近にある花だということです。
これも良く言われることですが日本のヒガンバナは中国から伝来した帰化植物だけど3倍体のため結実しないそうです。3倍体になるには2倍体と4倍体の存在が必要なのですが、4倍体のヒガンバナってどこかに有ったのでしょうかねぇ? そういえば種をつけ発芽する在来種といわれるヒガンバナもあるとかいう話を聞いたような・・・
ヒガンバナ科ヒガンバナ属の花の作りはユリ科の植物と似ていますが、葉のある時期には花は咲かず花の咲いている時期には葉が無いこと(別名:はみずはなみず)、子房が花被よりも下にある子房下位であることなどの特徴があります。
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