昨日3月26日に新しい河川湖沼の安全検査の発表と同時に「水産物の採捕自粛および再放流について(蚕糸園芸課)」なる新たな方針が発表されました。
新たな方針は、大きく分けて次の2つの考え方に整理されます。
1、新基準値を上回る魚が採捕される可能性の高い水域は「採捕自粛」・・・9河川・1湖沼
2、放射性物質の検査が未実施の水域は採捕魚の「再放流」・・・3河川
と言うこととなり、平成24年4月1日から各漁業協同組合に要請することになったそうです。
私が組合員になっている上州漁協管内では、1の河川がイワナ・ヤマメ・ウグイについて烏川(高崎市川田橋から上流の本支流)となります。
そして、よく渓流釣りに行く吾妻漁協では、イワナ・ヤマメ・ウグイについて1の河川として四万川{(吾妻川合流から上流の本支流(上沢渡川等)}・金井川(吾妻川合流から上流の本支流)・温川{(吾妻川合流から上流の本支流(見城川、今川等)}、ウグイで名久田川(吾妻川から上流の本支流)が指定されました。2の河川が、吾妻川{利根川合流から中之条町竜ヶ鼻橋までの本流および中之条町竜ヶ鼻橋から上流の本支流(熊川と大沢川を除く)}となります。
戻りヤマメが釣れて有名な利根川も検査が未実施のため「再放流」要請河川となります。赤城大沼のワカサギとコイも採捕自粛・・・これでは釣る場所がますます少なくなって、釣り人が安全な河川湖沼に集中してしまいますね。
規制河川の詳細な地図はこちらをご覧ください。
さらに、昨年もかなり高い放射性セシウムが検出された天然アユが遡上した河川では、どの様な事になってしまうのか・・・自主防衛として天然遡上河川には人工アユを放流しないで、遡上できない区域に集中的に放流した方が安全かも知れませんね!
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