かわ遊び・やま遊び雑記

アユ・ワカサギ・ヒメマスなどの釣り情報と自然観察や山菜採りなど自然の中で遊び回った記録や雑記

冬芽と葉痕:カジノキ

2025年01月27日 | 冬芽と葉痕

今回の冬芽と葉痕はクワ科コウゾ属のカジノキ・・・ビロード状の毛が密生していて短毛で毛が少ないヒメコウゾやコウゾと区別できる。

枝先は枯れて頂芽は仮頂芽となる・・・

冬芽は三角形で有毛の芽鱗2枚に包まれ、葉痕は扁円形で維管束痕も葉痕の内側に沿って多数並ぶ。 葉痕の両肩には明らかな托葉痕が見られる。

時に葉痕両脇にある托葉が落ちずに残って面白い顔に見えてくる・・・

樹皮は灰褐色で黄褐色の皮目が見られる・・・

かわ遊び・やま遊び雑記(since2009.2.15)_6426話目

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冬芽と葉痕:オニグルミ

2025年01月23日 | 冬芽と葉痕

今回の冬芽と葉痕はオニグルミ・・・冬芽は裸出する裸芽が多いけど有隣のものもある。 葉痕はT字型で3カ所群生する維管束痕と相まってヒツジの顔に見える!

頂芽は側芽に較べて大きい・・・毛が密生してビロード状に見える。

側芽と葉痕・・・

かわ遊び・やま遊び雑記(since2009.2.15)_6422話目

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冬芽と葉痕:モクゲンジ

2025年01月17日 | 冬芽と葉痕

今回の冬芽と葉痕はモクゲンジ・・・冬芽は鱗芽で円錐形、葉痕は心形~円形で維管束痕は多数見られる。

モクゲンジは本州(日本海側)・長野・宮城に自生すると云われるムクロジ科モクゲンジ属の落葉高木・・・

モクゲンジの名前の由来はムクロジの中国名:木患子を間違えて付けたのだとか・・・木患子の日本語読みモクゲンジになったんだね!

花は円錐花序、色の花弁で雄花と雌花(両性花)を混生させている。

果実は蒴果で風船状に膨らみ、中に黒褐色の種子がある。 硬くなった種子は数珠に使われたのだそうでお寺での植栽が多い。

樹皮は灰褐色で縦に割れ目が入る・・・

かわ遊び・やま遊び雑記(since2009.2.15)_6416話目

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冬芽と葉痕:アカメガシワ

2025年01月12日 | 冬芽と葉痕

アカメガシワはトウダイグサ科アカメガシワ属の落葉高木で、伐採跡地などに最初に生えてくるパイオニア(先駆)植物・・・

冬芽は厚い星状毛に覆われた裸芽で頂芽は特に大きく円形の葉痕と相まって独特の風貌を持ってるね!

維管束痕は葉痕の縁に沿って円形にたくさん並んでいる・・・

かわ遊び・やま遊び雑記(since2009.2.15)_6411話目

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冬芽と葉痕:キササゲ

2025年01月07日 | 冬芽と葉痕

ウォーキングで見かけた冬芽と葉痕・・・昨日アップしたセンダンの隣に生えていた中国原産のキササゲ(ノウゼンカズラ科キササゲ属の落葉高木)

キササゲはマメ科のササゲに似た角果を吊り下げるが、マメ科では無い証拠に莢の中には両端に毛が付いた膜質の種子が入っていて風散布される。

樹皮は灰褐色で縦に浅く裂ける・・・センダンと同じような樹皮で実がついていないと間違えてしまうようだった!

冬芽は球形で対生~3輪生して葉痕の上に付き、楕円形の葉痕は盛り上がって維管束痕が環状に並んでいる。

枝の先端には仮頂芽(↓)が数個付き、芽鱗の先が開いてくるのでバラの花のように見える。 冬芽群の両側にある円形の部分は落ちた枝の痕(枝痕)だね・・・

下方に冬芽(側芽)と葉痕があって面白い顔に見えてしまう・・・

かわ遊び・やま遊び雑記(since2009.2.15)_6406話目

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冬芽と葉痕:センダン

2025年01月06日 | 冬芽と葉痕

ほぼ毎日ウォーキングしているのだけど、ただ歩いているだけではつまらないので樹木や鳥の観察をしている・・・

この時期は樹木の冬芽と葉痕などの冬姿が主体となる。 今回はセンダン(センダン科センダン属)・・・

センダンは「栴檀は双葉より芳し」という諺で有名な栴檀(ビャクダン科)とはまるっきり違う植物だよ・・・

果実は冬も残って、その様子が小さな団子をたくさん付けたように見えるので「千団子」となり、これが略されてセンダンという名前になったのだと言われている・・・

芽鱗に星状毛を密生させた冬芽、その下にT字形の葉痕があり、維管束痕は3個確認できる。

維管束痕を目と鼻・口に見立ててサル・タヌキ・カマキリなどの顔に見えると云われているけど・・・独特の冬芽の葉痕で覚えやすいよね!

樹皮は黒褐色で縦に裂ける。

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冬芽写ん歩・・・

2024年01月10日 | 冬芽と葉痕

松の内も終わって、飲み過ぎ・食べ過ぎ・運動不足で鈍った体を引き締めなくちゃとカメラ片手に川見と冬芽写ん歩を兼ねて散歩してきた!

冬枯れで水位が下がった碓氷川を見て回ると、昨年の増水で河道が大分変ってしまったね・・・釣り場も大きく変わりそうだな!

冬芽写ん歩・・・まずは中国や朝鮮半島原産のモクゲンジ(木患子:ムクロジ科モクゲンジ属) 円錐形の大きな鱗芽、葉痕はハート形~三角形、維管束痕は多数・・・

次はセンダン(センダン科センダン属) 冬芽は星状毛が密生した球形、葉痕は倒松形、維管束痕は3個・・・何となくサル顔?

次は中国原産のキササゲ(ノウゼンカズラ科のキササゲ属) 冬芽は芽鱗の先が開いた球形で対生~3輪生、葉痕は楕円形で維管束痕は環状に並ぶ。

先端が開いた冬芽は王冠のように見えるね・・・葉痕と合わせてみると冠を被った王様に見えるね!

最後はサネカズラ(別名:ビナンカズラ) 冬芽は長卵形、葉痕は半円形、維管束痕は3個・・・

サネカズラは常緑の蔓植物で実(サナ)が目立つ蔓植物だからサナカズラ・・・それが転訛してサネカズラになったそうだ! イクラが球状に付いたように見える実が残っていた!

わ遊び・やま遊び雑記(since2009.2.15)_6012話目

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小春日和の冬芽写ん歩(その7)

2023年12月20日 | 冬芽と葉痕

小春日和の冬芽写ん歩もやっと在庫一掃で今回で終わり! まずは三大美芽(さんだいびが)の一つと云われるコクサギ(ミカン科コクサギ属)の冬芽と葉痕・・・

冬芽はやや長い赤紫色~緑色で縁が白い芽鱗に包まれる。 葉痕は半円形~ハート形、維管束痕は弧を描いて一個・・・

(↓)はクサギでシソ科(以前はクマツヅラ科)クサギ属・・・冬芽は裸芽で対生、葉痕は半円形~ハート形、維管束痕は7~9個がU字形に並ぶ!

アカメガシワ(トウダイグサ科アカメガシワ属)の冬芽も裸芽で褐色の星状毛が密生、葉痕は円形~半円形で維管束痕は多数。 ヤマウルシと間違われやすいよね・・・

つやつやした大きな冬芽はトチノキでベトベトした樹脂に包まれている。葉痕はハート形~腎形で維管束痕は5~9個・・・樹脂を舐めるとほろ苦い味がするよ!

春先まで枯葉が落ちないヤマコウバシ(クスノキ科クロモジ属)、冬芽は赤みを帯びた紡錘形・・・枝を折るとクスノキの仲間の独特な匂いがするのが名前の由来だね!

蔓性のマタタビの冬芽と葉痕・・・冬芽は枝の中に半分埋もれた半陰芽(この画像は下が枝先)で膨らんだ部分を葉枕(ようちん)と呼ぶ。 葉痕は円形で凹み維管束痕は1個・・・

わ遊び・やま遊び雑記(since2009.2.15)_5995話目

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小春日和の冬芽写ん歩(その6)

2023年12月19日 | 冬芽と葉痕

最強寒波が来ていると云うのに・・・「小春日和の冬芽写ん歩」という題名も時期的に合わないのだけど在庫があるので、あと2回続けるよ!

今回はミズキ科ミズキ属(ミズキ・クマノミズキ・ヤマボウシ)の3種・・・

一枚目・二枚目はミズキで冬芽の付き方は互生! 冬芽は艶のある赤い紡錘形、葉痕は半円形、維管束痕は3個・・・

同じミズキの名前を持つクマノミズキは冬芽が対生、頂芽は一つで、黒っぽい毛が密生した裸芽。 花も一ヶ月ほど遅いのがミズキとの区別点だね!

葉痕は半円形~三日月型で維管束痕は3個・・・

ミズキ科ミズキ属だけどヤマボウシ亜属のヤマボウシ・・・冬芽は対生で頂芽は1つで短毛に覆われた鱗芽!

葉痕はV字形~三日月型で葉柄の基部が残って隆起する。 維管束痕は3個・・・

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小春日和の冬芽写ん歩(その5)

2023年12月16日 | 冬芽と葉痕

もう「小春日和」を使えない時期になっちゃったけど、まだ在庫が有るので・・・小春日和の冬芽写ん歩(その5)は葉芽(ようが)と花芽(かが)が分かれている樹木をアップ!

先ずはアブラチャン・・・葉芽は紡錘形、花芽は柄のある球形。 私はボクサーを連想してしまう!

ハナズオウの花芽・・・小さな楕円形の花芽が房状に付いている。

ハナズオウの葉芽・・・葉痕は半円形~円形、維管束痕は3個。 下の維管束痕が横に長く湾曲してニコちゃんマークみたいだね!

これからが花の時期のロウバイの球形の花芽・・・

葉芽は枝先に多く付いて紡錘形、よく痕は半円形で維管束痕は1つ・・・冬芽は対生~疑似対生だね!

雄花序と雌花序が別々のツノハシバミの雄花序(裸芽)・・・枝の途中に付く!

ツノハシバミの葉芽・・・先端の芽は雌花の場合もある!

ツノハシバミと同じくカバノキ科のミズメ(別名:アズサ・ヨグソミネバリ)も雄花序は穂状の裸芽だけど若い樹だったので花芽の写真は無し・・・

葉芽は4枚の芽鱗に包まれる紡錘形で、葉痕は半円形~三角形、維管束痕は3個・・・

かわ遊び・やま遊び雑記(since2009.2.15)_5990話目

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小春日和の冬芽写ん歩(その4)

2023年12月15日 | 冬芽と葉痕

小春日和の冬芽写ん歩(その4)はクワ科・・・

まずはヤマグワ(クワ属)・・・(↑)枝先がジグザグに曲がるのが特徴かな! 

(↓)葉痕は半円形~円形、維管束痕は輪状に多数並ぶ。冬芽は幅の広い卵状の三角形、芽鱗は4~7枚。枝は無毛・・・

(↓)は養蚕に使われる中国原産のマグワ・・・

(↓)側芽・・・葉痕は半円形~円形、維管束痕は輪状で多数並ぶ。冬芽は卵状三角形、芽鱗は4~7枚。枝は無毛。  

ヤマグワとマグワは冬芽と葉痕での判別は無理かな? マグワの方が枝が太く皮目も大きいかな!

クワ科コウゾ属のヒメコウゾ・・・葉痕は半円形~円形、維管束痕は輪状に多数並ぶ。 冬芽は卵状の三角形、クワよりも芽鱗が少なく2~4枚。 枝に微毛がある。

クワ科イチジク属のイチジク・・・葉痕は半円形~円形、維管束痕は輪状に多数並ぶ。 冬芽は頂芽は大きな円錐形、側芽は半球形。 托葉痕が枝を一周する。 

太い枝に尖がり帽子が特徴だね!

かわ遊び・やま遊び雑記(since2009.2.15)_5988話目

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小春日和の冬芽写ん歩(その3)

2023年12月14日 | 冬芽と葉痕

小春日和の冬芽写ん歩(その3)はガマズミ科とアジサイ科・・・ともに葉痕の中の維管束痕が3個!

1枚目と(↓)はガマズミ(ガマズミ属)・・・葉痕は浅く細いV字形、維管束痕は3個。冬芽は卵形で先端がやや尖り赤みを帯び短毛が密生する!

同じくガマズミ属のコバノガマズミ・・・葉痕はV字形~三角形、維管束痕は3個。冬芽は卵形で先端がやや尖り赤みを帯び星状毛を密生する。 

冬芽だけでの判別は難しいけど・・・ガマズミよりも毛が短く、外側2枚の芽鱗がやや短いかな?

(↓)同じくガマズミ属のヤブデマリ・・・葉痕は三日月型で維管束痕は3個。冬芽は紡錘形で先が尖り芽鱗は2枚、短い星状毛が密生する。

同じガマズミ科でニワトコ属のニワトコ・・・葉痕は腎形~ハート形、維管束痕は3~5個。 冬芽は球形で大きいのが混芽、紡錘形で細いのが葉芽だね!

葉痕が三日月型や腎形で維管束痕が3個あってガマズミ科と紛らわしいアジサイ科・・・

(↓)ガクアジサイ・・・葉痕はハート形で維管束痕は3個、冬芽は頂芽は裸芽、側芽は紡錘形の鱗芽。

同じくアジサイ科のカシワバアジサイ・・・葉痕は三日月型で維管束痕は3~9個。 冬芽は裸芽で厚い毛に覆われる。 外国産なので国産のアジサイとは雰囲気が違うね!

かわ遊び・やま遊び雑記(since2009.2.15)_5987話目

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小春日和の冬芽写ん歩(その2)

2023年12月13日 | 冬芽と葉痕

暫く暖かい日が続き、昨日も雨が上がった後は20℃以上まで暖かくなったので冬芽写ん歩・・・撮り溜めた「冬芽と葉痕」を「小春日和の冬芽写ん歩」として数回でアップ!

今回はクルミやウルシなど葉が出ている間は羽状複葉で似ていて紛らわしいけど、葉が落ちて「冬芽と葉痕」を較べると分かりやすい樹木をアップ・・・

(↓)1枚目はヒツジの顔に見えるオニグルミの冬芽と葉痕!

(↓)はヤマウルシの冬芽と葉痕・・・葉痕はハート形で維管束痕はⅤ字形に5~15個並ぶ、冬芽は裸芽で毛が密生する!

ヤマウルシと良く間違われるヌルデの葉痕はV字形~U字形で維管束痕は多数、冬芽は鱗芽で毛に覆われる。

シンジュ(ニワウルシ)も偶にウルシと間違われるけれど葉痕は大きなハート形で全面に多数の維管束痕がある。 冬芽は半球形で無毛または毛が少ない!

羽状複葉で高木になるキハダ(ミカン科)・・・葉痕はO型で維管束痕は3個、冬芽は葉柄の中に隠されている葉柄内芽で、葉が落ちた後に半球形で赤みを帯びた芽が現れる。 

冬芽と葉痕をよく見ると、赤い鼻のピエロの顔に見えるよね・・・

キハダと同じくミカン科のカラスザンショウ・・・葉痕はハート形~腎形、維管束痕は3個、冬芽は半球形の鱗芽、若い枝は緑色で多数の刺がある。

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小春日和の冬芽写ん歩(その1)

2023年12月11日 | 冬芽と葉痕

小春日和に誘われて「冬芽と葉痕」写ん歩・・・道路わきの木にツルウメモドキが絡みつき蒴果が割れて赤い実が目立っていた!

葉痕と冬芽の間に果柄があるんだね・・・冬芽は球形で葉痕は半円形、維管束痕は1個で弧を描いてい

果柄が落ちると冬芽と葉痕がはっきり見える・・・冬芽は球形で葉痕は半円形、維管束痕は1個で弧を描いている。

冬芽と葉痕の他に刺も重要な特徴だね・・・ニセアカシアは托葉が変化したもので、冬芽は葉痕の中に隠れている! 何か動物の顔のようだね・・・

サンショウの冬芽と葉痕・刺も特徴的で、両手を広げた人が何か語りかけてくるようだね! 頭の毛に見えるのが冬芽、半円形の葉痕の中に目と口に見えるのは維管束痕・・・

両手のように見える棘は対生で、似ているイヌザンショウは対生ではないので判別点だね!

山菜の王様と云われるタラノキにも棘が有る・・・この刺は樹皮が不規則に刺になる刺状突起なんだね! 葉痕は細いV字型でネックレスのように多数の維管束痕が並んでいる!

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冬芽と葉痕:オオイタヤメイゲツ

2023年02月14日 | 冬芽と葉痕

約一年ぶりの冬芽と葉痕シリーズ・・・今回はオオイタヤメイゲツ(ムクロジ科カエデ属)

葉は特徴的な掌状で9~11裂する葉団扇型・・・似たものに本種の他にコハウチワカエデやハウチワカエデが有る!

本種は葉柄が葉身の2/3以上と長く無毛、コハウチワカエデの葉柄は2/3以上だが有毛、ハウチワカエデの葉柄は葉身の1/2以下で有毛という点で区別できる!

冬芽は短い円錐形の仮頂芽が枝先に2個並び、下部半分くらいは膜質の鱗片に包まれ内側に長い毛が見られる。 葉痕は細い三日月形で維管束痕は3個有るが不明瞭・・・

オオイタヤメイゲツとコハウチワカエデの冬芽はよく似ているがコハウチワカエデの枝は無毛の点で判別する。

ハウチワカエデの冬芽は前2種より長い円錐形で下部を覆う膜質鱗片が冬芽の半分以下で短い。枝は無毛・・・

本ブログ掲載288種類目

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