先日の鬼怒川で行われたこども・初心者鮎釣り教室で訪れた石井地区の河原にはフジウツギ(ブッドレア:ゴマノハグサ科フジウツギ属)の株が彼方此方にあった・・・
花は終わりに近づいていて見頃の枝だけ撮ってみた。 綺麗な花なのだけど有毒なんだよね・・・
川縁の草にはハグロトンボが婚活中だった・・・(↓)は腹部が黒いから♀
(↓)は緑色を帯びた腹部だから♂だね。
かわ遊び・やま遊び雑記(since2009.2.15)_6259話目
先日の鬼怒川で行われたこども・初心者鮎釣り教室で訪れた石井地区の河原にはフジウツギ(ブッドレア:ゴマノハグサ科フジウツギ属)の株が彼方此方にあった・・・
花は終わりに近づいていて見頃の枝だけ撮ってみた。 綺麗な花なのだけど有毒なんだよね・・・
川縁の草にはハグロトンボが婚活中だった・・・(↓)は腹部が黒いから♀
(↓)は緑色を帯びた腹部だから♂だね。
かわ遊び・やま遊び雑記(since2009.2.15)_6259話目
松原湖ドーム桟橋でのワカサギ釣りを早めに切り上げて湖畔の遊歩道を散策・・・風花が舞って風が強く寒かったので途中で切り上げちゃったけどね!
湖は凍る気配が無く、湖面には冬の水鳥がたくさん来ていた・・・キンクロハジロの群れ! スマホ撮影なので画像は悪いよ!
こちらはカルガモかな! 遠くにはカワアイサの群れも見られたけど・・・一眼を持ってくればよかった!
冬芽を撮り始めたけどマイクロレンズでないのでダメダメ・・・ホウノキ
アオダモ・・・
ハクウンボク・・・
早々に切り上げて釣り友のとこやさんへ行って散髪して貰ってから軽井沢の発地市庭に行って浅間山を撮って帰ってきた!
かわ遊び・やま遊び雑記(since2009.2.15)_5993話目
春先から通っている高原の林床写ん歩・・・ニリンソウ→ヤマブキソウ→ルリソウと時期ごとに主が変わってきたけど、この時期の主はレイジンソウになった!
何時も花情報を下さるKさんが「今年ほどレイジンソウ(キンポウゲ科トリカブト属)が林立している年は初めてだよ!」と言っていたけど、確かにたくさん咲き誇っていた!
名前の由来は、雅楽の演奏者「伶人」が被る冠に花が似ているからだとか・・・とは云ってもどんな冠か全然想像がつかない(笑)
同じキンポウゲ科トリカブト属のトリカブトも咲いていた!
傍ではキバナアキギリが咲いていた! 先日アップしたシナノアキギリと較べ仮雄しべの先端が赤紫色なんだね!
林縁部ではサラシナショウマ(キンポウゲ科サラシナショウマ属)が純白の花を咲かせていた!
林床の一角ではトチバニンジン(ウコギ科トチバニンジン属)の果実が出来始めていた・・・
かわ遊び・やま遊び雑記(since2009.2.15)_5886話目
昨日に続いて松原湖畔の散策で見られた果実(草本編)のアップ・・・まずは放射状に伸びたそう果が特徴的なノブキの果実!
マメ科ヌズビトハギ属のヌスビトハギ・・・ピンクの小さな花、そして1~2個付いた節果、この2個の節果が泥棒さんの抜き足差し足の足跡に似ているのだとか?
楕円形の翼果がたくさん並んだウチワドコロ(ヤマノイモ科ヤマノイモ属)・・・
膨らみかけた球状果序に着いたウド(ウコギ科タラノキ属)の実
黒く熟したチゴユリ(イヌサフラン科チゴユリ属)の液果
ユリ科ウバユリ属の楕円形の実、中には翼を持った種子がたくさん入っている!
松原湖畔ではないのだけど内山峠沿いの湿地で見かけたクサレダマ(サクラソウ科オカトラノオ属)の果実・・・
クサレダマと同じ場所に生えていたオオダイコンソウ(バラ科ダイコンソウ属)の楕円形の集合果(多数の痩果が集まったもの)・・・
かわ遊び・やま遊び雑記(since2009.2.15)_5885話目
白露を過ぎたとはいえ、まだまだ暑い日が続いている・・・それでも季節は着実に進み樹々や草花は秋の実りをつけ始めた!
ヘラブナ釣りが行われている松原湖畔の遊歩道脇でも樹々の果実がいくつか見られた・・・
葉がコナラ(別名:ハハソ)に似ているので名前が付いたミヤマハハソ(アワブキ科アワブキ属)には黒く熟した実が付いていた!
隣ではツリバナ(ニシキギ科ニシキギ属)の実がたくさん吊り下がっていた・・・ツリバナの実は心皮が5裂、マユミは4裂だね!
同じように心皮が5裂しているけど枝が緑のサワダツ(ニシキギ科ニシキギ属)・・・
お写ん歩をしている最中に樹上から大きな音を立てて何か落ちて来た・・・探したらトチの実だった! トチの実爆弾にやられないように避難したよ!
ハナイカダ(ハナイカダ科ハナイカダ属:雌雄異株)の黒い実・・・別名:ヨメノナミダだって! 何とも悲しい別名だな!
遊歩道沿いには何株かツクバネ(ビャクダン科ツクバネ属)が見られるけど雌雄異株で、独特の果実をつけている雌株は1本だけだった!
かわ遊び・やま遊び雑記(since2009.2.15)_5884話目
松原湖のシナノアキギリを見た後は湖畔の遊歩道を一周して花写んぽ・・・初秋の花たちや結実を始めた果実などが見られた!
まずは、シナノアキギリアキギリを覆いつくしていたツリフネソウ科ツリフネソウ属のツリフネソウとキツリフネ・・・
キツリフネ・・・
リンドウ科ハナイカリ属のハナイカリ・・・
刺の長いナンブアザミ(キク科アザミ属)・・・
この時期に至る所で咲いているノハラアザミ(キク科アザミ属)・・・総苞が粘らない!
ちょっとボケちゃったけど・・・セイタカトウヒレン(キク科トウヒレン属) 茎に翼が付くのが特徴だね!
同じくキク科トウヒレン属のアサマヒゴタイ・・・
キク科コウヤボウキ属のカシワバハグマ・・・今年は同じ仲間のモミジバハグマには行き合えなかったな!
かわ遊び・やま遊び雑記(since2009.2.15)_5883話目
10日も前の事だけど、峠を登って高原へシキンカラマツを求めて花写ん歩・・・シキンカラマツ以外の花も撮ったので備忘録的にアップしておくね!
途中の水路には(↑)バイカモがびっしりと生え小さな白い花を咲かせていた・・・
ノハラアザミにはハチが訪れていた・・・
総苞片が反り返って刺針が太く長いトネアザミ(キク科アザミ属)・・・
白い花のオトコエシ(オミナエシ科オミナエシ属)・・・
黄色い花のキンミズヒキ(バラ科キンミズヒキ属)・・・
キツリフネ(ツリフネソウ科ツリフネソウ属)は黄色い花で距が丸まらない・・・
同じくツリフネソウ属のツリフネソウは赤紫色の花で距が巻いている・・・
ゴマの葉に似ているのが由来と言われるゴマナ(キク科シオン属)・・・
黄色い花のオトギリソウ(オトギリソウ科オトギリソウ属)
毛が密生した淡紫色の花を咲かせているガガイモ(キョウチクトウ科ガガイモ属)・・・
かわ遊び・やま遊び雑記(since2009.2.15)_5861話目
先日シキンカラマツを撮影に行ったとき案内して下さったK岡さんのお宅で植えられているキレンゲショウマ(アジサイ科キレンゲショウマ属)を撮影させていただいた!
現在、放送されている「らんまん」の今週の週タイトルは「キレンゲショウマ」であることを思い出して撮影させていただいた!
キレンゲショウマはドラマ内で田邊教授が発見し命名するのだけど・・・実際でも田邊教授のモデルである矢田部良吉教授が日本人として初めて命名し発表した高等植物なんだね!
このキレンゲショウマを発見したのは、ドラマで山元虎鉄のモデルとなった「山本一と吉永虎馬の二人を合わせた名前」の吉永虎馬だったんだね!
実話だと、矢田部教授は1890年にキレンゲショウマを発表したのだけど、一年後の1891年には教授を非職となり1894年には免官となってしまうんだね!
その後、松村仁三教授(ドラマでは徳永教授)に代わって、牧野富太郎は東大に戻れて助手となれるんだね!
キレンゲショウマは矢田部教授がレンゲショウマに似て黄色いからキレンゲショウマと名付けたのだけどレンゲショウマ(↓)はキンポウゲ科レンゲショウマ属だったんだ!
キレンゲショウマは当時の分類ではユキノシタ科であることが分かり、当時ウマノアシガタ科だったレンゲショウマと遠く離れた種であったことが判明した!
それなのに矢田部教授が訂正しないことを牧野博士が痛烈に批判していたらしい・・・ここにもかなりの確執が有ったらしいんだね!
さて、ドラマではどんなシナリオになるのかな?
かわ遊び・やま遊び雑記(since2009.2.15)_5853話目
久しぶりで高原へ花写ん歩・・・「雲?」って思ったら浅間の噴煙がやけに多いんだよね!
高原と云っても日差しが強くて日陰を歩かないと汗びっしょり・・・紫色が濃く見えるコバギボウシが随所で開花中!
この地域では最近減ってしまったユウスゲ・・・
日当たりの良い原野に生える蔓植物のガガイモ・・・
釣り鐘型の花のヤマホタルブクロ
カンパニュラ属の園芸種が最近は自生化していて紛らわしんだよね!
同じく釣り鐘型の花のツリガネニンジン・・・
ツリガネニンジンは個体差が多く(↓)は茎などに毛が多いもの・・・
ナデシコの仲間のフシグロセンノウ・・・
花写ん歩の目的の一つだったシキンカラマツは株数が減ってしまい1株しか見つからず、しかも未開花だった・・・
かわ遊び・やま遊び雑記(since2009.2.15)_5844話目
日にちが経ってしまったのだけど、今週初めに浅間山を眺めながら入山峠に「虫こぶ写ん歩」に行った。 ところが、お目当ての虫こぶが見つからず「花写ん歩」に切り替え・・・
山の彼方此方でノリウツギ(アジサイ科アジサイ属)が満開・・・
円錐花序にたくさんの花をつける・・・しべが退化した装飾花と花弁を持たない両性花が見られる!
リョウブもいたるところで咲いていた・・・
リョウブは1科1属1種(リョウブ科リョウブ属)で花は両性花・・・
オオバギボウシも沢山咲いていた・・・
白色~淡紫色の漏斗形の両性花を複数咲かせる・・・
ヒヨドリバナ(キク科ヒヨドリバナ属)も咲き始めていた・・・フジバカマに似ているのだけど葉が3裂しないのが判別点だね!
薄紅色のシモツケソウ(バラ科シモツケソウ属)・・・本格的な夏になって、高原なら涼しいと思ったけど日向は汗びっしょり!
かわ遊び・やま遊び雑記(since2009.2.15)_5830話目
ハナヒョウタンボクの花が見頃という情報を戴いたので、さっそく花写ん歩に行ってきた!
ハナヒョウタンボクは青森・岩手・群馬・長野の一部にまれにみられるスイカズラ科スイカズラ属の落葉低木・・・
白色の唇型の花を短い花柄に2個ずつ付ける・・・花が綺麗で秋に瓢箪のように見える赤い実を2個付けることから名前が付いた!
この地域にはハナヒョウタンボクと同じく分布が限られる(群馬・長野・広島・島根などの一部)オニヒョウタンボクが自生している。
オニヒョウタンボクの花はハナヒョウタンボクよりも1か月ほど早く咲く・・・(↓)5月初めに撮影したもので花柄が長いのが分かるね!
現在は緑の若い実が出来始めていた・・・
かわ遊び・やま遊び雑記(since2009.2.15)_5777話目
林床の花写ん歩の序に、前々から訪れたいと思っていた「小さな美術館 軽井沢草花館」に立ち寄ってきた!
故・石川功一さんと写真家の栗岩竜雄さんの「軽井沢の花と蝶展」が開催されていた・・・
栗岩さんの蝶の写真と石川さんのその蝶に合わせた食草や吸蜜植物の水彩スケッチのコラボ企画で必見の価値がある!
偶々、私たちだけだったので館長の石川寛さんにご案内して戴けた・・・
かわ遊び・やま遊び雑記(since2009.2.15)_5772話目
林床の花写ん歩のアップも10回目になった・・・(↑)サワフタギの花が満開だった!
林床ではヤマブキソウやルリソウの群生地の間にフタバアオイの小さな群生地もあった・・・
そっと葉をかき分けると地味な花を咲かせていた!
林縁部に多いツボスミレ・・・
葉2~3対が対生するフタリシズカはまだ蕾・・・
ヒトリシズカも蕾・・・4枚の葉が輪生状につき、葉の照りもちがうのでフタリシズカと見分けられる。
葉がトチノキに似ているトチバニンジン・・・実がついてみないとソウシシヨウニンジンかどうかは見分けられない。
虫たちも幾つか撮影できた・・・昼行性の蛾でヒメマダラエダシャク
マメ科植物が食草のコミスジ・・・
ササ類が食草のヤマキマダラヒカゲ・・・
マムシグサの葉にいたヤマトシリアゲ(♀)・・・
かわ遊び・やま遊び雑記(since2009.2.15)_5771話目
林床の花写ん歩(その9)・・・ヤマブキソウ、そしてルリソウを追いかけた後は色々な花たちを撮ってきた!
ミズナラの根元で群れて咲くユキザサ・・・
枯れ木の割れ目から顔を出したど根性ヤマオダマキ・・・
林縁部が好きなヤマハタザオ・・・名前の通り硬い茎が旗竿のように伸びているんだね!
葉が逆三角形のオオヤマカタバミのロケットのような実が出来ていた!
小さい白い花のチゴユリ・・・今年はあちこちで見かける気がする!
目立たないけど、よく見ると綺麗なクワガタソウ・・・
崑崙山脈の白い雪に花を例えたというコンロンソウ・・・
葉の先端が長くのびるヒメウワバミソウ・・・ウワバミソウの小型版!
葉がボタンに似ているルイヨウボタン(類葉牡丹)・・・
かわ遊び・やま遊び雑記(since2009.2.15)_5770話目
サンデンフォレストで開催された自然観察研修会の続きで、今回は動物編・・・
まずはエゴノキで見られたエゴツルクビオトシブミ・・・偶然、玉ボケで撮れた!
葉を筒状に丸めてその中に卵を産むのだそうだ!
エゴノキは虫えい(虫こぶ)のデパートでもある・・・エゴノキハウラケタマフシが出来た葉が落ちていた。 残念ながら幼虫は脱出してしまったようだ! 本ブログ掲載181種類目
エノキの葉にいたナナフシモドキ・・・
樹液に集まるヨツボシケシキスイ・・・赤い4つの星が有る小さな木吸いが名前の由来かな?
ニホンカワトンボ?・・・
ムラサキケマンなどを食草にするウスバシロチョウがたくさん飛んでいた!
昼間に羽根を立てて花に吸蜜に来ているので、よく蝶と間違えられるイカリモンガ・・・
サンデンフォレスト自然観察研修会の記録は以上で終わり・・・
かわ遊び・やま遊び雑記(since2009.2.15)_5769話目