先日FB友達のKさんが送ってくれ画像の確認しに行ったハクウンボクの2種類の虫えい(虫こぶ)・・・
2つ目は葉裏に作られた白い球形のものでハクウンボクハウラケタマフシだった!
日本原色虫えい図鑑にはリスト表に名前が載っているだけで写真や解説文が無くて確信が持てないので、湯川先生にお送りして鑑定して戴いた!
湯川先生からの回答には「この虫えいは ハクウンボクハウラケタマフシ D-0176a です。 お送り頂いた1枚目の葉の虫えいは14個あり、一つはからでしたが、残りの虫えいには、それぞれ中空の幼虫室があり、1匹の乳白色の3齢幼虫が入っていました。幼虫には胸骨が見られました。 お送り頂いた2枚目と3枚目の葉の虫えい(3琴17個)は、幼虫の脱出が済んでおり空でした。
この虫えいは青森県と秋田県・宮崎県で見つかっており長野県は初めてでした。 幼虫が虫えいから脱出するものですから成虫は未だ得られていません」とあった!
ハクウンボクハウラケタマフシは、葉裏に白色で毛が生えた球状に膨らんだ虫えい(虫こぶ)が作られる・・・
葉表は白っぽく斑点状になっているだけ・・・
虫えい(虫こぶ)を切断すると1個の幼虫室がつくられていた・・・残念ながら幼虫は確認できなかった!
ハクウンボクハウラケタマフシは長野県が4県目の確認県なんだね! 今回は新種発見と長野県初記録ということが1枚の葉で出来てしまった!
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