私の虫こぶ熱がうつってしまったFB友達のKさんが散策で見つけた虫えい(虫こぶ)の写真を送ってくれた中に?的なものが有ったので確かめに行ってきた(↑)
一枚の葉の葉表にできた赤い球形のものと葉裏にできた白い球形のものの2種類があって、ともに虫えい図鑑には載っていなかった!
標本として数枚の葉を採集してきて、細部の撮影をしてから九州大・鹿児島大の名誉教授:湯川先生に送って判定して戴いた!
結果を聞いて驚愕・・・葉表の赤い球形のものは新種、葉裏の白い球形のものは数県でしか見つかっていない珍しい虫えい(虫こぶ)だった!
・・・で、まずは新種のハクウンボクハオモテマルケフシ(白雲木・葉表・丸毛・附子)の紹介!
湯川先生からの回答は「おめでとうございます。新発見虫えいのようです。虫えい図鑑のリストにありますハクウンボクハコタマフシは、コバチの虫えいかも知れないと言われています。しかし、今回、お送り頂いだ虫えい15個のうち14個には、胸骨を持ったタマバエの3齢幼虫(乳白色)が入っていました。葉表にこのような毛の生えた小さな丸い虫えいは、ハクウンボクでは、これまで、見つかっていませんでした。幼虫は、これから、虫えいを脱出するようです。虫えい名は、少し長いですが、ハクウンボクハオモテマルケフシ D-0103 としましょうか。」と言うものだった!
葉表・・・赤紫色を帯びた直径3mmほどの球形で白毛が生えている!
葉裏・・・赤みを帯びて少し盛り上がって中央が白くなっている!
切断すると乳白色のタマバエの幼虫が這い出してきた!
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