しるしのないカレンダー

定年退職した自由人のBLOGです。庶民の目線であんなこと、こんなこと、きままに思ったことを書いてみたい。

厚生年金新試算②

2009年05月26日 | Weblog
25日発表の厚労省の新試算では年金の世代間格差が拡大している。との指摘もある。
厚生年金で来年70歳となるモデル世帯が保険料納付額の6.5倍の年金を受け取れるのに対し、30歳以下では2.3倍にとどまるなど、公的年金の世代間格差が5年前の想定よりも広がっている。との指摘である。

厚生年金については夫が平均賃金で40年加入、妻が専業主婦というモデル世帯。
国民年金は40年間保険料を完納した場合で、平均寿命まで生きる想定で計算。
将来の貨幣価値を現在の価値に換算すると、厚生年金では来年70歳の世代は
約9百万円の保険料納付に対し、約5千6百万円受け取れるが、30歳の世代は約3千万円の納付額に対し、受給額は約7千万円。

国民年金でも、来年70歳の4.5倍に対し、35歳以下は1.5倍となり、04年度時点の4.3倍と1.7倍との想定から格差が拡大した。と評価した。
若い世代ほど給付が抑制されている。

国民年金は納付率の低下傾向が改善されておらないし、いまのままの制度では
維持が困難なことは世間認識と思います。
モデルプランの40年間完納する。ということだってけっこう大きなハードル。
このプラン以下の納付実態が多いことは実感しています。

年金問題は医療.介護.教育.育児.と並び大きな問題です。小生はとりあえず
年金.介護の問題がとりわけ関心があります。

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