しるしのないカレンダー

定年退職した自由人のBLOGです。庶民の目線であんなこと、こんなこと、きままに思ったことを書いてみたい。

法の盲点

2010年07月17日 | Weblog
元日本赤軍の「重信房子被告」の上告審で最高裁は上告を棄却。
2審の懲役20年が確定した。
驚きは重信が逮捕された時期が2000年11月であり現在2010年まで約10年近い期間刑が確定せず争っていたということ。
更に驚いたことはこの間拘留されていた拘置所での期間が刑期から差し引かれて懲役20年が懲役10年となってしまうことだ。

2022年ごろには娑婆に出られる。仮釈放があればさらに早まる。

凶悪犯こそこの手を用いて刑の軽減を画策する。オームの浅原だって死刑にならなければ
拘置期間が長いからすぐ釈放となるやもしれぬ。

日本の裁判は長すぎる。裁判官がとぼってしまい、結審前にころころ交代する。
日本の3審制の見直しも勿論だが、裁判件数の少なかった時代の遺物が延々と引き継がれ
他国の法制度との乖離に警鐘を鳴らすマスコミも少なかった。
日本のマスコミはこの種の話題に興味が薄いようである。

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